Day1727 2018.8.1 カイアファール3日目
ドンドンドン…!!
外はまだ真っ暗。
日が明ける前にガイドに起こされた。
今日はこれからエチオピア南部に住んでいる少数民族のムルシ族の村へ行く予定になっている。
今日はさすがにトゥクトゥクじゃなくて、四駆で行くよね…
と思ったら、ボロいハイエースがやってきた。
うん、まぁトゥクトゥクよりマシ。うん。
車に乗り込むとすぐに眠りに落ちてしまった。
眠くてあまり覚えていないけど、こんな山道をクネクネ。
ムルシ族の村は国立公園の中に入っているらしい。
車が止まり、起こされて車の外に出るとそこにはムルシ族!!
寝て起きて目の前にムルシ族とか夢か…!!
コレが現実なのか夢なのか分からないくらいに強烈な眠気に襲われていたが、目の前にムルシ族がいると思ったら、眠気も吹っ飛んだ。
次の言葉で。
「マネマネマネマネマネー。」
車を降りて速攻でお金を要求してくるムルシ族。
「フォトフォトフォトフォトフォトー。」と言って腕を掴んでくる。
もちろんフォトと言えば写真のコトだけど、ココでは“フォト=お金”でもあるのだ。
彼らはココに来る観光客が落とすお金で生計を立てている。
観光客が落としていくのは”彼らの作る民芸品”もしくは”写真撮影に対するチップ”。
観光客を見るなりお金を要求してくるという話は聞いていたけど、まさかココまでとは…
ボケッとしている間に取り巻きが出来てしまい、収集できない事態に。。
見兼ねたガイドが追い払ってくれたけど…
こりゃ、自力で来てたら大変なコトになってたかもな。。
ガイドがムルシ族について説明をしてくれたのでざっくりと載せておきます〜。
現在ムルシ族は全体で3,500人ほど。
しかし、その数は年々減少しているんだそう。
その理由は同じ民族、ムルシ族同士でしか結婚しないからだそう。
男の人は狩りをして、女の人が家などを全部作っているそう。
ちなみに狩りには銃を使う。
そんな説明のあと、村の中を見て回った。
ムルシの戦士たち。
この棒で戦うんだって。
男の人は18〜19歳になると1箇所に集められて1人の女のために戦うそう。
そこで勝った人が女の人と結婚できるシステムになってるらしい。
この村で1番大きなお皿をはめている女性。
ムルシ族はお皿をはめているコトで有名なんだけど、その理由は他の部族から醜く見せるため。
その昔、他の部族から誘拐される事案が多発したため、お皿をはめちゃえばブサイクに見えるから、そうしちゃおうってコトでお皿をはめるようになったんだけど、それがいつの間にかムルシ族の中では大きなお皿をはめている人が美人みたいな風潮になってしまったらしい。
ちなみにお皿をはめているのは既婚者だけなんだそう。
若い子の方が誘拐されそうなのになぁ。。
ゆるい感じでイイね。
自由。
ようやくこんな感じの緩いシーンが見れたけど、ムルシ族は本当に笑顔が少ない。
とにかく、みんなムスッとしていて怖い雰囲気。
何とか溶け込めないかと顔にペイントを施してもらうコトに。
女の子にこんな感じで泥でペイントをしてもらいました!!
「どう??イイ感じ??」
「金。」
あ、あう…と戸惑っていると別の女性が腕を引っ張って来て、写真を撮れと。
何か疲れる村だな。。
ちょっと疲れて来てしまったので、最後に戦士たちと写真を撮るコトに。
「コレでオレもムルシの戦士だ!!」って言ったら、ようやく笑いが生まれてよかった。
それにしても疲れた。。
色んな旅行友達から「ムルシとかの民族系は最近テーマパーク化してる」とは聞いてたけど、確かにその言い分理解出来るな。。
とにかく「金、金、フォト、フォト…」うるさい!!
もういっぺんに何人もの人が腕を引っ張ってくるから、全然観光に集中出来ないし、やかましい…!!
とにかく我々観光客をATMとしか思っていないようで、写真撮影の時に「赤ん坊も写ってるから、その分お金を上乗せしろ!!」とか子供が写り込んできて「俺も入ってるから金くれ!!」とか…
正直言って、辟易としてしまった。。
ムルシ族笑わないから見た目怖いし。
近年、外国人観光客が増えてきたので、そのイメージを変えようと頑張っているらしいけど…
正直に言っちゃうと…これじゃ、観光客が減る一方かなと…
誰かにオススメしたいかって言われたら、難しいなぁ。。
ん〜動物園とかサファリ行って写真撮る方が楽しいもん。。残念だけどね。。
でも、政府が身体を傷付ける行為を禁止し始めたらしく、近い将来ムルシ族のお皿文化が消滅するかもしれないので、どうしても見てみたいって人は今の内に相応の覚悟を持っていけばイイと思います。
疲れ切って車に戻ると山道を進んでいった。
いくつかのカーブを曲がった所で叫び声が聞こえて、急に車の前に人が飛び出してきた。
無理やり車を止めたかと思うと「金よこせ〜!!金〜!!」とこんな小さい子たちなのに金を取りあげようと必死になっている。
はぁ…本当に疲れるとこだなぁ。。
ガイドとドライバーがブチ切れて、子供を追い払って再発進。
こりゃ大変だわ。。
本当に自力で来てたら大変なコトになってたんだろうなぁ。。
今回のツアーではガイドが写真撮影のチップも込みにしてくれるから、自由に写真撮影出来るけど、いなかったらいくら持ってても足りなかっただろうな。。
それでも今回追加で自腹で支払ったし。。
逆に考えれば大金チラつかせれば、何でもしてくれそうな雰囲気はあったな。
ポーズ指定の写真撮影とか笑顔とか。
うん、ありゃ金で買ったな。。
とりあえず、車で近くの街まで行ってATMに行くコトに。
銀行を数軒回って、ようやく動いているATM発見。我々のコトではなく…!!
エチオピアは使えるATMが少ないので注意。
お金を下ろしてガイドにツアー代金の半分をお支払い。
今回、心配になるコトもあったので分割払いにしたのです。
久々のカレー風味のランチを食べたら、小さいけどマーケットやってるらしいので、行ってみるコトに。
何か出ちゃってる。。
着いて早々イスラム系のおじいちゃんに手を引かれコーヒーをご馳走になってしまい、全然マーケット自体見れなかったんだけどね…!!
宿に引き上げたら本日は終了。
夜になり、ガイドがメシに行こうと誘ってくれて地元民御用達のお店に連れて行ってくれた。
出てくるのは、もちろんインジェラ。
ガイドの友達も一緒に行ったんだけど、エチオピア人は本当に食べるのが早くて追いつけない…!!
そのあとも飲みに行こうと近所のバーに連れて行ってくれた。
裸電球が1つだけあるほぼ真っ暗なバーでは地元の人が集まっているようで、陽気なおじさんが踊り狂っていた。
コレはエチオピアのお酒でタッジと呼ばれるもの。
ハチミツのお酒(ハニーワイン)で、はるか昔は高価なものだったんだって。
クレオパトラも愛していたとか。
またこのタッジがお酒を感じさせないくらい甘くて飲みやすくて、美味しい!!
ついつい飲み過ぎちゃったみたいで、気付かない内に酔っ払ってしまった〜。
To Be Continued →
SIMチャージ…215ブル
チップ…20ブル
昼ゴハン…105ブル
合計…340ブル(約1,360円)
【民族巡り】ムルシ族の村に潜入したらATMとしか見られなかった!!
2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!

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