Day114 モロッコの日常。〜モロッコ人には気をつけろ〜

Day114 2014.3.2 マラケシュ５日目

昨夜会ったジェリルとその彼女のジャンヌと朝食を一緒にする約束をしていたので、ジェリルの泊まっているホテルへ向かった。

14DHで最高の朝食があるらしい。

ジェリルとジャンヌ、昨夜ホテル巡りした時に知り合った日本人のお姉さんと合流した。

フナ広場を来た方向に戻り、今泊まっているRiad Diaから、すぐ近くのカフェに入った。

ふむ、ジェリルたちが迎えに来てくれれば良かったのになぁ…ﾎﾞｿｯ

オレンジジュース、コーヒー、ベルベルパン。

宿の無料の朝食の方が…

もう何も言うまい。。

４人で朝食を摂った後、女性陣は帰るコトになり、ジェリルが「ヒマだからドコかへ行こう！」と誘ってくれた。

しかし、俺も作業とバスのチケットを買いに行きたかったので、断ろうとしたけど無視されて、俺の泊まってるホステルを見たい！と言って付いてきてしまった。

「ココは観光客向けだ。宿泊料を安くして他のオプションで儲けるつもりだ。」

「大丈夫だよ。もし、そうだとしても気をつければ良い。」

それからも、ちょくちょく毒を吐くジェリル。

基本、人の話を聞いてくれない。

作業したいと言ってるのに、出掛けようと言う彼を何とか送り出し、部屋に戻ろうとするとハジャに呼び止められた。

「彼、色々と写真撮ってたけど、無断で部屋の中まで摂られると困るわ。」

「すまなかった、そんなに色々撮ってたんだ。」

何だか、どっと疲れてしまった。

テラスに上がり、ビールを飲みながら作業を進めた。

誰にもペースを崩されずに自分のテンポで進められるこの時間が好きだ。

作業を終え、日が傾く頃にバスのチケットを買いに新市街へ向かった。

歩くとなかなかの距離があって、思ったより時間がかかってしまった。

Supr@ Toursのカウンターへ行き、明日のメルズーガ行きのチケットを頼んだ。

今日でマラケシュも最後か…

「明日のメルズーガ行きのチケットを１枚くれ。離れるのが寂しいけれd…」

「Full。(満席でございます。)」

何、その光の速さでの回答はッ！

「ウソだ…!!え、明日のだよ？？」

「Full。(満席でございます。)」

「もう１回ちゃんと調べようよ〜！」

ドンッ!!

無愛想にチケットが置かれた。

日付を見ると３月３日、明日の日付だ。

「え？？これ明日じゃん、席あったの？？」

コクリ……

「なんだ、じゃあそれちょうだい！」

マラケシュ〜メルズーガのバス250DHで無事購入。

焦らしてくれるなぁ。。

フナ広場から見えるサンセットが見たくて、急いでフナ広場まで戻った。

何とかギリギリで夕陽を拝むコトが出来た。

キレイだなぁ。。

最後となる屋台メシを堪能するべく、屋台を見て回った。

客引きに無理やり相席にさせられ、日本人女子３人組のテーブルにおジャマするコトになった。

ケイちゃん、マリちゃん、アヤちゃん。

最近、日本人と一緒になるとベラベラベラベラしゃべっちゃうなぁ…!!

俺、こんなにおしゃべりだったかな…と反省。

暖かく迎えてくれた３人に感謝です！

宿に戻ろうとした時に２人組のモロッコ人に声を掛けられた。

「あのースミマセぇン。」

「あー何ー？？」

「ちょっと、お話してくれませんか？？」

最初、客引きかと思って、冷たくしてしまったが、話を聞くとモロッコのラバトの大学で日本語を勉強しているらしく、更に今月末に日本へ行くので練習がてら話をして欲しいとのコトだった。

そういうコトなら喜んで！

やっぱり日本人は警戒する人が多くて、全然相手してくれないらしい。

残念だねぇ。

「そうだ、これ俺の名前！昨日の夜いきなり腕掴まれたと思ったら、ヘナタトゥー入れてきた女が居てさ〜、これでアラビア語でYakkenって読むんだって言ってたけど、ホント？？」

「えぇ〜とアブドゥルって書いてありマスね、」

「あぶどぅるぅぅぅ！？やっぱ、違ったか!!てか、アブドゥルって!!笑　神が降りたわ！笑」

「どうかしたんでスカ？？」

「何でもない！笑」

ちなみにこの女

「マラケシュのオススメスポットとか知ってるー？？」

「そうデスね〜…色々ありマス。お土産屋さんに行きまショウ！」

お土産屋さんに連れていかれて、いわゆる“そういうパターン”か。

と思ったら、「ココに行った方がイイです！」とポストカードを見せながら、色々紹介してくれた。

更にイチオシの場所のポストカードをくれたり、これがモロッカンスタイルだ！とゴハンもご馳走してくれたりとホントに日本好きのイイ人たちだった！

疑ってスマンかった…!!

宿に戻り、パッキング。

明日の朝早いから、今の内に仕度しておかねば…

その後、ドイツ人バックパッカー３人組とおしゃべりして、明日の出発に備えてベッドに入った。

To be continued→