Day7 2013.11.15 ロシア国内
目が覚めると俺たちが騒いでる間、ずっとイビキをかいて寝ていたおばさんは消えていた。
ずっと腋毛ハミ出してたなぁ。。
ハミ出し過ぎて、もはやムーミンのニョロニョロかリゾット・ネエロのスタンド メタリカに見えてたもん。
セルーガとジェノアに挨拶しようと思ったら、2人は既に降りていたらしい。
爆睡でお別れの挨拶も出来なかった。残念。。
ボケっとしていると初老の夫婦とその息子が3人入ってきた。
今日は4人部屋かぁ。
本を読んでいると食事のお誘いを受けた。ありがたい。
チキン、牛スジ煮込み風の何か、パン、チーズ。
特に牛スジ煮込みが美味しかったので、もっと食べたかったけど、お呼ばれの身としてガッツくのもみっともないので、そこそこにしておいた。
食後のティータイム。
ゆっくりとした時間が流れる。
このクーペのためだけに窓枠の中の俳優たちがお芝居をしてくれる。
リアル人間劇場。
字だけで見ると優雅だけど、実際は風呂にも入れず寝間着のまま布団の上で紅茶啜ってるんですがね。
列車に乗っていて不便なコトの1つがトイレである。
自由にトイレに行けないのがツラい。
というのも、体内から排出した便をそのまま車外に排出、垂れ流す形式を採用しているからだ。
この形式、駅周辺を汚さないためか、駅の前後のある程度の範囲ではトイレにカギをかけて、おトイレ出来ないようにしてしまうのである。
何時にどこの駅に着くかわからないので、計算して行くコトもできない。
まさに運。
列車の中には時刻表も地図もないから、完全に現在地を見失ってしまった。
車内の表記は全てキリル文字だから、全く読めない。
もちろん添乗員も英語は話せない。
改めて少しくらい予習するべきだったと思う…
同室の親子の名が判明。
父”アレクサンドル”、子”アレクサンドル”、母”ジーナ”というらしい。
ここで物売り初登場。
もっと頻繁に登場するのかと思ってたが、そうでもないのかな。
ベリーを売る人、3Dに見える下敷きみたいなのを売る人。
乗車4日目にして、ようやくトイレの正しい使い方を発見!
便器の下に踏むタイプのレバーがあるじゃないか!
今まで無駄にお湯の元栓を開け閉めしてたんだなぁ。。
これを踏めばオレのヒトシくんという名の便が没シュートされる仕組みだったのか…
何やら親子3人、話が盛り上がってるんだけど、所々で「”ガマンジル カピタン!!”アハハハ!!」って何回も言って笑ってるんだけど、どういう意味なんだろう…
お昼に続き、夕食までご馳走になってしまった。
メニューはお昼と同じ。
気を使って頂いて、恐縮でござい。
列車が止まり、ウラン・ウデという駅に到着した。
バイカル湖の少し手前らしい。
数分間の停車の内に駅建物に近付いてwi-fiをキャッチ。
グーグルマップで地図が手に入ったのは心理的に大きい。
現在地が分かるのと分かっていないとでは、心の負担が違う。
晩ゴハンには、バイカル湖で獲れた魚も食べた。
一夜干し的な薫製のような…皮を剥いで食べるらしい。
“オームリ”という名前らしい。
身がレアな感じと塩加減が絶妙で美味しかった!
To Be Continued →
Day7 チラリ…というレベルではない
2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
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