Day16 ロシア人+ウォッカ=ハーレム

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Day16 2013.11.24 サンクトペテルブルク
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リアルタイムはコペンハーゲンからベルリンに移動開始!!
移動続きでまともに寝られない!!

ようやく、明日から写真載せられる!!
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朝起きると10:00を回っていた。


昨日は遅くまで作業してたしなぁ。

夜中、女の子たちうるさかったし…

もうちょっと寝ようかなと思ったけど、身体を起こして昨日の続きに手を着けた。


昼過ぎまでやって、この旅初となる洗濯をして、宿を出た。



まず最初に向かうのはツーリストインフォだ。

旅人向けの分からない情報はココで聞くのが1番だ。

Google大先生にお願いするのもアリなのだが、いかんせん検索しても出てくるのは古い情報だったり、中途半端だったりする。



やはり情報はナマが1番である。


特に現地での情報は質が違う。



一昨日いたお姉さんたちはいるかなぁ。昨日通った時にいたから、今日もいるかもな。

彼女たちがいれば、必要以上に情報を教えてくれるから助かる。




インフォに着くと、そこにいたのはケント・デリカット。

メガネのせいで目が大きいよ…!


今日はハズレか…と思うと、あの2人とは別のキレイなお姉さんが奥から出てきた。

デリカットは英語が堪能じゃないらしく、お姉さんが対応してくれた。


「フェリーかバスでヘルシンキまで行こうと思ってるんだけど、どっちがいいかな??」


「どれ乗るか…?バスでしょ!」


どうやら、800ルーブル(¥2,400)くらいで行けるらしい。思ったよりも安く済みそうだ。


チケット売り場までの道順を丁寧に教えてくれ、パブリックバスで売り場まで行くコトを勧められた。

時間の節約にもなるしね!


かくして、チケット売り場まで向かうコトになったのである。



道中、駅前で死体を見ながら。


むむ、むむむ…



そう、なんと生の死体を見てしまったのである。


死体はナマじゃなくていいよ。


駅前を通る際に出入り口の前で横たわってる人がいて、最初は何かのパフォーマーなのかなと思った。

というのも、パフォーマーや物乞いの姿をあちこちで見るし。


でも、すぐ横を通った時に何か異様な雰囲気を感じた。


顔に掛けられた青いシート、手や首など露出している部分の肌の色が明らかに常人より白く、黄みがかっていた。


周りを見ると3人の警官もいた。


あぁ、こりゃ本物だなと思うと同時に反射的にこっそりカメラを向けている自分がいた。


婦警が勘付いたのか、こちらに近付いてきたので撮るのを諦めた。(実際は1枚撮れたが、見れたものじゃないので削除した。)

※この行為に対して不快に思う人がいるだろうけど、そこに”リアル”があったから、誰かに伝えたくて、そうした。メディアでは偽りの情報や、リアルが隠されていることが多いから。自分はそういったものに疑念を抱いているから、世の中にはこういったリアルが存在するんだと多くの人に知ってもらいたいと思った。




バス停に着くとちょうど76番バスが着いたので飛び乗った。

前後のドアが開き、後ろのドアから乗ると運賃回収係がやってきたので、25ルーブル(¥75)を支払い、小さな乗車券を受け取った。


4つ先のバス停で降りた。

どうやら降りる時にチケットを渡したりする必要がないらしい。

あれ、インフォのお姉さんにロシア語で書いてもらった紙がない!

危うくバスの中に忘れる所だった。


それから、チケット売り場を探すと、どうやらバスターミナルらしき建物を発見したので、そこに入ってみるコトに…


中のインフォメーションでチケットを買えるかか聞いてみると、難波 湾もといNo.1の窓口へ行けと言われた。



俺は何でもナンバー1がイイんだよぉぉ!



列に並んでいると無情にも途中でブラインドが閉じられた。

『15:00〜16:00は休憩也。』と書いてある。


そう、ココはロシア。

外国特有のアレである。


仕方ないから違う窓口で聞いてみるもNo1の窓口へ行けと言われる。

インフォメーションでダメもとで聞いてみるも、15:00〜16:00は休憩だから、1時間待ちなさいと。。



えぇ〜せっかくバスに乗って時間節約して来たのに、まさかココで1時間待たされるなんて…

こんな不幸な話あるかよ…> <



しゃーないから日記書いて1時間待って、ようやく窓口で購入…出来ず。

サンクトペテルブルク〜ヘルシンキしめて、バス代1,830ルーブル(約5,490円)也。


手持ち1,500ルーブル(約4,500円)。

微妙に足りないから、カードで!

出来ない。

げ、現金のみだとぉぉッッ!!


列の1つ前にいたモルドバ人のお姉さんが見かねて助けてくれた。

ロシア語で通訳してくれたり、ターミナルには電話が無いからと電話貸してくれたり、ターミナルにはお金を換える場所が無いからと一緒に銀行を探してくれたり…泣


ホントありがとう…刈り上げ、ワッショイ!!



仕方ない、銀行が見つからないならATMでキャッシングじゃい!

近くのデパートで海外初のクレジットカードでのキャッシング from ATM。


すんなり成功。


金が湯水のように出てくるぞォォォ!!フハハハッッッ!!



冷静に手数料っていくらなんだろうか…
とりあえず1,000ルーブル(約3,000円)引き出す。



引き出したお金を握りしめ、バスターミナルに戻り、ようやくチケット購入。

列の後ろの人に絡まれたけど、話題はやっぱりHONDA、NISSAN、TOYOTAだなぁ。

車産業の海外進出がやっぱり目立つのか。個人的にはモスクワで見たユニクロの海外進出の方が、気になるんだけどなぁ。



帰りしな、バスターミナルの建物内で見つけてしまった……

刈り上げ姉さん、バスターミナルにはATMも電話も無いと思うわって言ったけど、両方ありました。




チケット購入後、そのまま帰るか寄り道するか迷って、寄り道を選択。

この寄り道が大正解!!

Peter and Paul Fortless Musiumに寄ったんだけど、ここの景色がホント最高だった!

景色でこんなに興奮するのは久しぶりな気がする。


石畳の道から見える橋のライトアップ、曇り空の向こうの空はまだ明るい。

なんとも幻想的な空に人間造った建造物。


言葉では表現出来ない感じ…


ディズニーシーみたいな感じだけど、もっとリッチな感じをイメージして頂きたい!


もちろん周りはカップルだらけ。

そりゃそうだ。こんなキレイな風景のご馳走、1人で見るのはもったいない。


もちろん俺は1人で頂きましたけどね!! 


こういう景色を好きな人に見せてあげたいなぁ。


真の「幸せ」それは、「思い出」を誰かと共有する事。


思い出っていうのは誰かと共有してこそ意味のあるものだと思うんだよな。

自分1人だったら、ウソでも通るしね。




帰り道、最近の自分の見た目のだらしなさに反省しました。


「人間見た目じゃない、中身が重要なんだ。」と言い聞かせ、素の自分をさらけ出そうと着飾ることを避けていました。


しかし、あまりにもまんま過ぎて帰ってこれなくなりそうなので、Peter and Paul Fortless Musiumの美しい景色に感化されたオイラはちょっと盛ってみるコトにした。


これが大正解だったわ!


地下鉄の中で出会った女子3人組がチラチラこっち見て、コソコソ話してるなと思ったら、わざとぶつかるように隣に座ってきて、話しかけてくる。

残念ながら次の駅で降りるし隣は2人分しか席空いてなかったから、席譲ってあげたらご機嫌になってた。

降りる時にバイバイって手を振ると返してくれるし、降りた後もずっと手降ってくれて、もうニヤニヤが止まらない(笑)

あぁ、こういうのを幸せっていうのかな…

久々に幸福感ってのを味わった気がするなぁ。



目的の駅で降りて買い出しを済ませ、何だかバーに行ってみたい気分になった。

今夜でロシア最後だし。

色々、見て回って、Old Flat Hostelの近くのバーへ。

バーは何とも言えない微妙な空気だったけど、店員の”ナターリェ”が一生懸命対応してくれたおかげで、居心地が良かった。

途中、ダンスホールを見に行った時にオバサンにシッシッてやられてムカついたのも吹き飛んだね!


一杯だけ飲んで、その後はサンクトペテルブルクに到着した時から気になっていたユーロバーへ寄ってみた。


カウンター座ってビールを注文するとカウンターの並びにいた女の子か店員の兄さんか分からないけど、キャンディをシューっと転がしてきた。


あの、”アチラのお客さんからです。”的なヤツみたいに。


俺も持ってたラムネキャンディをお返しにシューってやってみた。

それから話が弾み、遅くまで居着いてしまった。


宿に帰り、今日は朝食べたシリアルしか食べていなかったので、寝る前に少し腹に入れておくかと思い、キッチンへ行くと5人くらいたむろしていた。

皆、女子で話しかけられ輪に入ると、これからウォッカ飲もうという話になった。


俺がロシアにいる間、ロシア人がウォッカ飲んでるのを見たコトが無いと言ったのが原因なんだけど。


ここの宿も飲酒禁止なので、外へ飲みに出る。

外にあったベンチは凍っていたけど、そこで飲んだ。


激寒だったけど、女の子が両サイドから挟んでくれて、寒さも吹っ飛んだ。


俺が持っていたウォッカが底をついてしまった。

新しいのを買いに行こうと誘うので街中へ繰り出す。


時間的に酒類販売禁止の時間らしく、ウォッカ探しの旅は難航した。


何とかウォッカを手に入れ、ベンチに戻り、飲み直す。

うむ、ハーレム状態である。


このまま俺のJapanese Bullet Trainをぉぉぉ…


と行きたかったが、俺のトンネルから進行方向とは逆にBullet Trainが出そうだったのと寒さに耐えられず、中に戻った。


エナジードリンクのお酒を飲んだんだけど、それが悪酔いをもたらした。

リポビタンDみたいな味で悪くないんだけど、見事、爆弾だった。

To be continued→

公共バス
値段:どこまで乗っても1回25ルーブル(¥75)

国際バス サンクトペテルブルク〜ヘルシンキ
値段:1,830ルーブル(¥5,490)

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