Day6 2013.11.14 ロシア国内
何をやるにしても自信を持たなければいけない。
自信の無いモノには誰も付いてこない。
さて、自信とはどう持つべきか。
自信の付け方とは…
俺にとっての自信とは何だろうか。
一番は人から評価される事だろう。
人に認めてもらう事が一番満足感を得る事が出来て、次への活力へとなる。
この活力が俺の自信といった所だろうか。
“人”や”彼女”が目に見えた場合の自信と言っても言いだろう。
もう一つ思うのは”金”だ。
しかし、金というのは間接的なモノだ。
人が評価してくれたくれた気持ちやモノを数字に置き換えただけだからだ。
人が支持してくれれば、金は後からついてくる。
もちろん、先に金があれば出来る事、可能性も広がり、人の心をつかむような事もしやすくなる。
さて、今の現状でどう自信をを持つべきか。
お金も彼女も見た目も…俺にはない。
でも、少なくとも俺の事を応援してくれる人たちがいる。彼らを心の支えにするのはどうだろうか。
他人事だから何とでも言えるのかもしれない。けど、興味を持ってくれているコトも事実だ。
そんな彼らに俺の冒険を見せて、シェアして感じてもらって、楽しんでもらえば、もっと多くの人の元へ俺の気持ちが飛んで行くかもしれない。
そうすれば、もっと強い自信を持つコトが出来るだろう。
なーんて、ヒマ人があれやこれやと考えていたら、同室の無口なおっさんが「お前も食え」とゴハンをくれた。
パン、ゆで卵、ハンバーグ…お腹は空いてなかったが、せっかくのご好意、ありがたく頂いた。
何かお礼をしたいが、こういう時って、どうすればいいんだろう…言葉以外にも何かお返ししたいな。
旅に出て5日目。
初めて大便が出た。
ここで、まさかの問題発生。
紙を使い過ぎたせいか流れない。
仕方なしに備え付けのブラシで押し込んで流したのだが…
一難去って、また一難。
まさにこの言葉の通りである。
ブラシがハマって抜けないッ!!
便器の流れる所が下に開く弁タイプの便器で弁と便器の間にハマってしまった…
否応無しに弁を素手で押さえて抜いたが、ブラシの先っぼの部分が消えていた。
線路という亜空間に飲み込まれてしまったのだ。。ガオンッ
幸い、弁に便は付いてなくて良かった。必死に手を洗った。
これでもかッ…というくらいに。
車窓を流れて行く風景は相変わらず針葉樹と積もった雪から顔を出す茶色い草ばかりだ。
どこの駅だろうか…16時頃到着した場所では雪が降っていた。今シーズン初の雪だ。
列車の中を探検。
後ろから2等車、食堂、3等車、貨物…こんな感じだった。
1等車はドコにあるんだろう??貨物の先かな??
3等車は完全にアジアな雰囲気。
中央から南な感じ。
3等車に乗るのは勇気がいるな。
インドとかよりは全然マシだと思うけど、ビギナーにはキツそう。。
ガラも良くない感じだったしね。
食堂車。
休憩中らしい。
20:00くらいになると同室のロシア人が降りて行って、入れ替わりでロシア人のおばさんが入って来た。
相変わらず、ロシア人というのは英語を話さない。
俺がロシア語を話せないと分かるとすぐに相手にしようという気はなくなったらしい。
部屋の横にはコンセントがあり、電子機器が使えるようになっているのだが、Macが充電出来なくなった。
電車というコトで電圧の問題だろうか。。充電器、まさかの故障か…??
カンベンしてくれよ。。
あと4日もこの列車の中に居るのに何も出来なくなるのか。。
さて、この先のプランはどうしようか。
ロシアに長居する気は最初から無いのだが、首都モスクワといえど、あまり見所はないらしく人もあまり良い印象では無いらしい。
正直、あんまり居心地は良くないよと道中会ったロシア人は皆、口を揃えてそう言っていた。
どうせなら、モスクワよりもサンクトペテルブルクの方が面白いらしいので、モスクワをササッと切り上げてサンクトペテルブルクかヘルシンキへ抜けてしまおう。
色々と物品の破損が目立ってきたので、物価の安い国へ抜けるのもありだなぁ。。
深夜油断してたら2人乗り込んできて、一気に4人部屋に。
“セルーガ”と”ジェノア”。めっちゃ面倒くさいヤツらだなぁと思ったら、いつの間にか打ち解けて大盛り上がり!
“ジェノア”と”セルーガ”。
セルーガなんて、めっちゃ俺のコト気にかけてくれて、すごく居心地が良かった。
ビールもどんどん持って来てくれるし、お前はこれからも旅を続けて、色々と大変だろうから、コレを持って行け!とナイフや懐中電灯、ドミノをくれました。
ナイフはありがたかった!ボタンを押すとビュッと出るタイプでいざという時にね……
懐中電灯は持っていたコトとめっちゃデカかったので、丁重にお返ししました^^;
ドミノはルールがよくわからないので、わらしべ長者的に誰かと物品交換の旅に出させて頂きたいと思います。
これもこれで面白い旅のスパイスになりそうだし!
お返しにコレ持って行ってと自分の使ってた箸(もちろん洗浄済み)をプレゼントしたら、すごく喜んでくれて嬉しかった。
最初はちょっと…と思ったけど、めっちゃ世話焼きおじさんでした。ホントにありがとう!
交換といえば、アンドレと交換したペンだが、なかなか書き心地が良い。
交換したペンは出発時、急いで手にして持ってきたのだったが、よく見たら前の彼女が使ってたペンだったなぁ。
こうやって1つずつ過去を手放していくコトで自由になれるのかもしれない。
俺は過去に捕われ過ぎる傾向にある。
過去の栄光(果たしてあったか分からないが)、学歴、人間関係、行為、後悔の念…
リセット世代と言われようが、リセットしてみたいと思う。
こう書いていると、この旅が現実逃避の旅と思われるな。
そう言わせないために、未来の俺がリセットしたいと言いたくならないような旅を、未来を作っていこう。
To Be Continued →
Day6 おれぁ,おせっかい焼きの…
2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!
この記事が気に入ったら
いいねしよう!
最新記事をお届けします。
コメントを残す