Day108 2014.2.24 マドリード2日目
————————————————————————————————————
ハードディスク急逝のため、写真が無いです…泣
————————————————————————————————————
朝早く目を覚まし、仕度をする。
9:00には、ばぁちゃんたちのツアーが始まるというので、それに合わせて俺も行動を始める。
今夜もココ、ばぁちゃんたちの部屋に泊まるコトにした。
久しぶりの家族、帰る場所があるというのは素晴らしい。
要らない荷物はそのまま置いて、ホステルに荷物を取りに行った。
ホステルでマドリード観光について調べると、今日は月曜日というコトもあり、美術館の無料開放日に当ったらしい。
逆に月曜日は閉館っていう所も多いんだけど…
今日は美術館めぐりの1日にしよう。
まずはティッセン・ボルネミッサ美術館。
初めてダリの絵を生で鑑賞。
面白い…
他にもカルパッチョ(Vittore Carpaccio)、デューラー(Albrecht Dürer)、カラバッジョ(Caravaggio)、ルーベンス(Peter Paul Rubens)、フランス・ハルス(Frans Hals)、ゴーギャン(Eugène Henri Paul Gauguin)、ヴァン・ゴッホ(Vincent van Gogh)、クレー(Paul Klee)、ホッパー(Edward Hopper)、キルヒナ(Ernst Ludwig Kirchner)の作品を見るコトが出来る。
それぞれジャンル毎に分けられてるし、館内マップも分かり易くて、見やすかった。
なかなか好きな美術館。
お昼も過ぎていたので、近くの公園で持って来たパンとハムを食べて、お昼休憩を挟んだ。
まだ次の美術館の開館時間まで時間があったので、マイヨール広場へ行ってみるコトにした。
う〜ん…思ってたより、大したコトがないというか…
何が良いのだろうか………
ただの広場じゃ…
とか思ってたら、雨が降ってきた。
マイヨール広場、怒らせたか…??
雨宿りをしにバルへ飛び込んだ。
生ビール、ジョッキ1杯1.5ユーロ。
日記を書きつつ、天気のご機嫌が回復するのを待つ。
石畳に叩き付けられる雨粒が川のように流れて行く。
う〜ん…こりゃ待ってても、止みそうにないなぁ。。
いつまでも待っていても仕方ないので、雨の中を行くコトに。。
パリで買った靴も気付かないフリをしてたけど、買って2週間で靴底に穴が開いてしまったんだよな。
その穴が段々広がって、そこから雨が染み込んで、靴の中はグッショグショ…
気持ち悪い。
また新しい靴買うのかぁ。。
今度は少し高くても良いヤツ買わないとなぁ。。
2つめの美術館、プラド美術館に着くと雨の中行列が出来上がっていた。
思ったよりも列は早く消化され、すんなりと中に入るコトが出来た。
ココは宗教画がたくさんあって、興味深かった。
1つずつ絵に散りばめられた、要素を読み取って意味を紡いでいく。
美術史勉強してよかったなぁと思った。
本日3つ目の美術館、ソフィア美術館へ。。
閉館時間が迫っていたので、急いでプラド美術館の残りを見て、ソフィア美術館へ向かった。
ソフィア美術館はかなりの上級者向けで難易度が高過ぎた。
映像身体の教授たちが好きそうな作品ばかり。
常人に『理解不能ッ!』な作品ばかり。
まぁ、ワタシの専門といえば専門なのですが…
1日に3つも美術館を回ったせいで、頭はパンク寸前。
完全なる消化不良。
エネルギーを使い果たし、いつの間にかソファで本気で寝てしまった。
美術館は1日1つにしよう。
消化する時間が欲しい…!
それでも、ピカソのゲルニカだけは…と思い、ゲルニカだけはしっかり見て退館。
宿に荷物を取りに行って、メトロに乗ろうとするも、現金がない…
カードも5ユーロ以上じゃないと使えない…
ATMと換金所を探し、あちこち奔走する。
ようやくの思いで換金所を見つけ、換金するが、レートが悪過ぎて鼻血が出そうになった。
5ポンド出して、4.71ユーロとか…
何とかお金をゲットして、電車に乗ろうと地下鉄のホームへ向かう。
すると、階段の下の方から人々が叫んでいる。
俺もついに名を知られるようになったか。。
サインぐらいだったら……
めちゃくちゃな勢いで駆け上がってくる人たち。
みんな血相を変えて、目玉が飛び出そうな程。
何何何何何何何何何何?????
まさか爆弾とか、そういう系ですかぁぁぁ????
警備員が叫びながら、1人の女を追いかけている。
あぁ、コイツ悪いヤツか。
エイッ☆
バックパックをササッとそいつの進路に出したら、見事なまでに引っかかってくれて、俺の目の前でキレイに縦に1回転していった。
そして、お縄にかかった。
てか、今考えればホントに爆弾魔だったら、目の前でボカン!!してたよなぁ。。
あな、おそろしや。
人だかりを抜け、電車に乗りホテルへ向かう。
電車を降りて、バスに乗り換えようとするとなぜかスペイン語で乗車拒否されて、バスに乗れなかった…
なんでだよぉぉぉぉ!!!!!!
30分余分に待って、ようやく次のバスが来た。
ホテルに着く頃には日付が変わっていた。
今日は疲れた。
最後の移動が疲れさせてくれた。。
それでも、帰れば暖かく迎えてくれる人がいるというのは精神的にかなり大きい。
「これ持っていきな。」とばぁちゃんが腕時計をくれた。
「現地時間用に買ったけど、もう使わないからくれてやる。」
おぉ、なんというブルジョワ発言!!
「それとこれね。」と言って、軍資金をくれた。
「助かりますぅぅぅ!!」
ビールは期待してたけど、まさか軍資金まで頂けるとは…
「あんたドバイは行くかい??」
「アジアに向かう時に行こうと思ってます。」
「なら、これ持ってきなぃ。」
そう言って、ベルさんもドバイのお金をくれた。
「あと、これとこれとこれね。」と言って、日用品やお菓子をくれた。
「明日も早いから寝るよ。」
「俺も日記書いたら寝るよ。」
俺も明日、マドリードを離れてドコかへ行こう。
To be continued→
Day108 爆弾魔を捕まえろ!!〜マドリード無料で美術館巡り〜
2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!
この記事が気に入ったら
いいねしよう!
最新記事をお届けします。
コメントを残す