Day107 2014.2.23 ロンドン21日目〜マドリード
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※ハードディスク急逝のため、写真が無いです。泣
この写真だけ残ってて良かった。泣
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あぁ、このまま眠ってしまいたい…
今日は長い日だ。
色んなコトがいっぺんに起きて、処理し切れてない。
しかも、これからまだ大きなイベントが残っている。
疲労し切った身体にムチを打って、1:30に宿を後にした。
7:30の飛行機に乗るため、5:00には空港に居なくては…
少しでも節約しようとローカルバスで空港に向かうように下調べをした。
最寄りのバス停からローカルバスに乗り込み、空港を目指す。
Gorlden Green駅でバスを乗り換える。
なんだか、バス停の雰囲気がローカルじゃない。。
そうか…空港行きというコトで高いのか……
やってきたバスに乗り込むと案の定、ドライバーに15ポンド払えと言われる。
オイオイオイオイ……いくら何でも高過ぎだろう。。
15ポンドて…¥2,550だぞ……
まぁ、高いだけあって車内はキレイだったけど…
一瞬で眠りに落ちたから、そんなものは関係ない。
空港に着くと飛行機待ちの難民がたくさんいた。
寝れそうなスペースは彼らが既に占領しているので、寝られそうなスペースは無かった。
というか、そもそも今寝たら起きられない。
確実!そう、コーラを飲んだらゲップが出るっていうくらい確実じゃッ!!
幸い、空いているベンチを見つけたので、そこで改めて荷造りをした。
というのも、今回乗るeasy jetは預け荷物が20キロまでと制限があるから。
もし、20キロを超えると追加料金を払う仕組みになっているッ!!
しかも、その追加料金の高いコトといったら…
追加料金だけは避けたい。
なにせ、もう1つ大きな問題を抱えているから。。
問題は俺の生命線とも言えるギター。
こいつの扱いが預け荷物になるのか、手荷物になるか……
もし手荷物でいければ、0。
預け荷物になれば40ポンド(¥6,800)。
0 or 40。
この差は大き過ぎる。
そもそも、このギター¥12,000だったし。。
バックパックを20キロ以下にしつつ、ギターを含めて手荷物を1つにしなければならない。
ギターケースにパソコン、各種充電器、三脚、小物を無理やり詰め込む。
デイバッグはバックパックに詰め込む。
さて、これでバックパックは何キロになったか…
空港に備え付けてある計量器にバックパックを乗せた。
【19.8キロ】
俺は天才かッ!!
ドンピシャじゃん!!
これで1つ問題はクリア。
あとはギターに関して何もツッコまれないコトを祈るのみ。。
ハッ……何時だ??
4:30。
いつの間にかベンチで寝てしまった。
良かった。
まだチェックインは始まってない。
荷物の最終チェックをし、華麗にスルーするためにイメージトレーニングをする。
「お前、何だそれは??」
「こ、これはギターという楽器でして、木製の本体に6本の弦を張りまして、空気を振動させるコトによって…振動といっても決して怪しい用途に使うモノでは…」
よし、イケる!!
チェックインが始まったので、列に並んだ。
こういう時はお決まりの優しそうな受付の人の所にならーぶだ。
順番が来る。
バックパックを預ける。
何も言われない…
よし…!!
第一関門突破!!
次は手荷物検査。
ここでもお決まりの優しそうな受付の人の所にならーぶ。
順番が来る。
オバちゃんが何か言っている。
「これは預かるわね。」
う、うそ……
持ってかれた……
ギターケースに入っていたパソコンや小物をX線に通し、通過。
オバちゃんを探す。
「す、スミませェん。。」
「あぁ、コレね。」
良かった…無事に戻ってきた。
第二関門突破!!
あとは機内のキャビンアテンドさえクリアすれば…
搭乗ゲートへ行き、機内へ入る。
「ようこそ。」
何も言われないぞ…!!
頭上のロッカーにギターをブチ込む。
う、上手く入らない…!!
そっちは違う…!?
え、え…!!
違う方入れちゃった??ご、ゴメン…!!は、初めてだから…
あ、入った…!!
CAが近付いてくる。
やべぇ…何か言われるッ!!
俺のシートに足を乗せ、頭上のロッカーを見て何か言ってる。
「上着を荷物の上に置いて。」
はへ…それだけ…??
やったッ!!
無事にギターを手荷物として、機内に持って入るコトが出来た!!
これで旅の幅も広がるぞッ!!
一人の人間にとっては小さな一歩だが、ヤッケンにとっては大きな一歩だッ!!
飛行機も無事にロンドンの地から飛び立った。
それを確認し、安心した所で一瞬にして眠りに落ちた。
起きた時には既にマドリードに着陸していた。
預け荷物を回収しにレーンに行ったが、全然見当たらない。
英語がロクに通じないスタッフばかりで、かなり困った。
そうか…ココはもうスペイン語圏なのか。
空港内をあっちこっち行ったり来たり…
ようやく英語の通じるスタッフが案内をしてくれた。
無理やり荷物を詰め込んだギターケースが手に食い込む。
更にあちらこちら連れ回され、ようやくポツンと取り残されたバックパックを無事回収。
ベンチで荷物を詰め直し、wi-fiにつないで、ばぁちゃんお泊まるホテルの住所を確認し、インフォで宿までの道を聞くと空港かたシャトルバスが出てるとスペイン語で教えてくれた。
もちろん、俺はスペイン語がほとんど分からないので推測だが。
上手くいくなら、それに乗って行ってしまおう。
教えてもらった場所へ行くとホテルの名前を関したシャトルバスがやってきた。
最初は訝しげに見ていたドライバーだったが、ホテルの名前を確認した途端、笑顔になった。
バスに乗せてもらい、ホテルに向かう。
歩いて行ったら、たどり着けなかっただろうな〜。。
立派な建て構えのホテルに入る。
やっぱ俺が泊まってるような所とは違うな〜。
ロビーからしてキレイだ。。
ロビーでwi-fiを捕まえ、作業をする。
14:30。
ばぁちゃんが来るまで、あと8時間はある。
長いなぁ。。
22:30まで保つかなぁ。。
会えなかった時のコトも考えて、自分の宿も一応取っておくか。
ネットでマドリード中心地のホステルを確保。
17:00まで作業をしたが、ついに飽きてしまい、一旦ホステルへ向かうコトにした。
ホステルでシャワーを浴びる。
ココでまさかの問題発生…!!
ノゾミちゃんにもらったシャンプーが切れたので、自分の使おうと思ったら、まさかのコンディショナー×コンディショナー。
シャンプーだと思ってたら、コンディショナーだった。。
やっちまった。。
昨日からまともに食べてなかったので、3ユーロでケバブ購入。
スーパーでビールも。0.9ユーロ、安く感じるッ!!
再び、ばぁちゃんのホテルへ。
1時間程、待ったと所でようやく姿を捉えた!!
「ばぁちゃん、ばぁちゃん!!」
「はぁ〜あれ〜どおうしたよ??こんな所で〜??」
「マドリード来るって言うから、会いに来たよ!イヒヒ♪」
「びっくりしたや〜!部屋のカギもらってくるから、ちょっと待ってな。」
ばぁちゃんの旅仲間のベルさんと3人で部屋に向かった。
「ちょうどドコほっつき歩いてるだかねーって話してたのよ。」
「そうよー何も言わんで出てっちまうから、ドコにいるだか知らん!ってね。でも、もしかしたら、ひょっこり現れるんじゃないかと思ったら本当に現れてビックリしちまったよ。」
「そうそう、ゴメンよ。出発する前に鳥取から電話しようと思ったら公衆電話が無くてさ。結局、ロクに挨拶もせずに出て来ちゃったから、今回会いに来ようと思ってさ!」
「今夜はココに泊まっていきなぃ。」
「そうねぇ、ソファで寝てけば??」
「そうだねぇ、ホステルまで1時間半はかかるから、泊まってっちゃおうかな。」
小学生の頃、長期休みの度にじぃちゃんとばぁちゃんに日本各地に連れて行ってもらったコトを思い出しながら、ビールを飲んで、これまでの旅の話をした。
ばぁちゃんと一緒に旅先で寝る懐かしさと、帰る場所というワケにはいかないが、ばぁちゃんがいるおかげで久々に安心感に包まれて眠るコトが出来た。
To be continued→
Day107 【ミッション発生!!】ばぁちゃんに会いに行け!!
2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!
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