Day109 ばぁちゃんを見送り、25時間の移動へ〜キンタマとは別れません〜

Day109 2014.2.25 マドリード３日目〜マラケシュ
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外付けHDD急逝のため、しばらく写真が無い日が続きます。泣

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5:00起床。

窓の外は、まだ暗い。

う〜ん…この３日ロクに寝れてないなぁ。。

ばぁちゃんたちが6:00には出発してしまうから、パリッと起きて仕度しないと…

眠い目をこすり、シャワーを浴びて仕度を始めた。

「あんた、次はドコへ行くんだい？？」

「う〜ん…決めてないけど、今日の夜モロッコでも行こうかな〜。」

「はぁ、あんたヘンなモノ取りに行くんじゃないよ…！」

「大丈夫だよ(笑)」

「ヘンなモノって何だい、そりゃ？？」

「キンタマだよ！有名じゃないかぃ、美川憲一とかカルーセル麻紀と誰だっけ…」

「そういやぁ、そうだったねぇ。」

「日本帰ってきた時に付いてなかった…なんてコトになったら大変だからねぇ!!」

「ご心配なく(笑)」

そんな心配をされながら、荷物をまとめてロビーへと降りる。

「それじゃ、無事に行ってくるんだよ。」

「ばぁちゃんたちも気を付けて帰ってね！」

バタバタとツアー参加者たちを乗せて、バスは慌ただしい朝の街並に溶けていった。

あぁ、俺も日本帰りたくなっちゃったなぁ。。

さて、今日の行き先を決めるか。

ホテルのロビーに残り、調べ物と作業。

モロッコについて調べるとジワジワと興味が涌いてきた。

結構、面白そうだなぁ。

ホントにモロッコ行っちゃおうかな！

勢いでオンラインでバスのチケットを購入。

25時間の移動決定!!

22:00発のバスまで時間があったので、作業を終わらせてホテルの裏にあるショッピングモールへ行くコトにした。

ギターの弦とノートを買いに行こう！

…と思ってたのだけど、お昼ゴハンと安くて良い感じの靴下を発見したコトで満足して、すっかりギターの弦とノートのコトを忘れてしまった。

気付いた時には、時既に遅し。。

出発する時間になってしまった。

しかも、店の外に出てから気付いたという。。

だって、なかなか気に入る靴下が無いんだよぉぉ。。

長さは、クルブシよりも上(スネまで行くとアウト)で薄すぎず、厚すぎず、座った時にズボンの裾と靴下の間から肌が見えない感じのヤツがよぉぉぉぉぉ。。

しかも、３足で３ユーロ！

さすが、PRIMARK!!

戻ってたら、間に合わない…仕方ない…バスターミナルへ行くか。

バスターミナル周辺でノートだけでも…と期待はせずにお店を回ってみたが、案の定ノートの置いてある店は無かった。

22:00発のバスに乗り、25時間の移動。

バスでこんな長時間の移動は初めてだな。

手元にあるチケットを確認すると、“カサブランカ乗り換えのマラケシュ行き”と書いてあったので、バスの運ちゃんらしきおっちゃんに行き先を確認する。

ややこしいコトにカサブランカ行きとマラケシュ行きのバスが隣同士で並んでいる。

「これ、マラケシュ行き？？」

「マラケシ、マラケシ!!」

「カサブランカ止まりじゃないよね？？」

「カサブランカ、カサブランカ!!」

「え、俺マラケシュ行きたいんだけど。」

「マラケシ、マラケシ!!」

「カサブランカじゃ…」

「カサブランカ、カサブランカ!!」

わ、ワケが分からん…と思ってると、おっちゃんが荷物を掴んでトランクに放り込んだ。

オイオイオイオイ……大丈夫かなぁ。。

不安しか無いぞ…

もう、なるようにしかならん!!

流れに身を委ねるコトにした。

スーパーで買ったビールを１本飲むと連日の寝不足のせいで一瞬で眠りに落ちた。

３時間後、バスはレストランに止まった。

乗客全員降りなければいけないらしい。

うぅ〜…寝てたいのに。。

仕方なくバスを降りて、時間を潰す。

1:00だというのに、みんなゴハンをモリモリ食べてる。

ラマダン明けでもないのに、みんな良く食べるなぁ。。

１時間弱、特にやるコトもなく、みんながゴハンを食べる様子を眺めて過ごした。

パソコン持って降りれば良かったなぁ。

まったく、無駄な時間だよ。。

無駄はキラいなんだよ。

無駄なコトは……

乗客を乗せ、バスは再び暗闇の中を経由地カサブランカを目指して出発した。

To be continued→