Day92 2014.2.8 ロンドン6日目
ベッドの中で目を覚まし、昨日の事を思い出す。
まるで夢だったかのように感じる。
月並みな表現だけど、夢なら醒めないで欲しいと心から思った。
昨日はまるで1日を2回過ごしたかのように感じられるくらい長く、濃く、素晴らしい1日だった。
今日もそんな1日を過ごせるといいな。
パリにいる時からずっとSt.Cristoherに泊まっていて、毎日同じ内容の朝食を摂っている。
パンにチーズにハム。
少し変化が欲しいなぁ。。
贅沢を言える立場では無いコトは重々承知しているつもりだけど、人間というものは恐ろしいもので、慣れると不満が募ってくる。
ちなみに昼と夜は、朝食で出たものを余分にもらって回している感じ。
昨夜の疲れと寝不足のせいで、どうも力が入らない。
窓の外に目をやると雨が降っている。
風に煽られて窓に叩き付けられる雨と一緒に俺のやる気も垂れ流れていく。
ダラダラとしているワケではないが、作業が捗らない。
そんな所に大学の大先輩から激励のメッセージが届く。
なかなか、ヌルい内容ではないので背筋が伸びるような気持ちになった。
自分のコトを思って、文章を考え、メッセージを送ってくれるなんて、頭が下がる。
色々と提案して頂き、考えが頭を巡る。
最近は自分のライフスタイルがルーティン化されつつあるので、新しいスパイスを投入する良いキッカケかもしれない。
試してみよう。
天気の様子を見つつ作業をしていると時刻は既に16:00を過ぎていた。
いささか仕度をして出る準備をしないとな……と考えているとまた新たにメッセージ届いた。
今度はパリのスタバで会ったノゾミちゃんだ。
【その時の様子はコチラ】
『急遽、引っ越す事になったので、食料要りませんか??』
おぉ、ちょうど食べるモノについて考えてた時にこのメッセージ、タイミング!!
『もらえるモノがあれば頂きたいっす!』
彼女はロンドンに1年留学中で、もう少しでロンドンを離れて日本へ戻るとのコトだ。
『他に欲しいものはありますか??』
『う〜ん…あり過ぎて、逆に思い浮かばないなぁ。。あ、ちょうどシャンプーが切れるところなのですが…笑』
『分かりました!使いかけでよかったら、ありますよ!持ってきますね!』
『おぉ、ありがとう!!』
『それじゃ、18:00にピカデリーサーカスの前で!』
仕度をしてピカデリーサーカスへ向かった。
18:00に到着すると既にノゾミちゃんが待っていた。
「待たせてゴメンね!」
「大丈夫ですよー!」
「ドコ行きます??」
「ロンドンならパブでしょ!!」
「じゃあ、行きつけのお店に案内します!」
ノゾミちゃんオススメの“The Montagu Pyke”へ連れて行ってもらった。
中は思ってた以上に広く、人がたくさんいた。
ビールの種類も豊富で迷ってしまう…!
まずはホブ・ゴブリンをチョイス。
乾杯して話し始める。
「忘れない内にコレ!」
日本食の詰め合わせだ!!!
米に味噌汁、ツナ缶まで!
その他、生活用品も!
「ありがとう!助かるよ〜!!」
なぜ旅に出たのか。
なぜ留学しに来たのか。
お互いの話を聞き合った。
まぁ、結局の所、ほぼ俺のターンになってしまったけど…!!
お互いにやりたいコトや目標があって、刺激になった。
目標や夢を持ってる人は素敵だと思う。
どんな小さな夢でも持ってるコト自体が素敵だと思うから、みんな恥ずかしがらずに人に話せばいいと思う。
人に知ってもらうと意外と叶ったりするしね。
周りの人は俺たちのような夢ややりたいコトを追っかけて、いわゆる”普通の道”から外れた人間に対して、好き放題言うかもしれないけど、自分の中に信じられるモノがあれば、気にしなくてイイと思うんだよね。
あ、ちなみに俺とノゾミちゃんは同い年だった!
お互い”イイ年”と感じるコトもあるだろうけど、年齢なんて気にした者負けだよ!
そう自分にも言い聞かせてる!
お互い夢に向かって、将来に向かって、やっていくぞー!!
エネルギッシュなノゾミちゃんにパワーをもらって、パブを出た足でそのまま、いつものチャイナタウンへ。
気付けば21:00。
通りは活気で溢れている。
グリニッジなんかに宿を取ってしまったから、タイムリミットの23:00まで、あと2時間。
やれるだけやったるぞ!
と意気込んだはイイものの、人通りが多過ぎて逆に反応がイマイチ。。
足を止めてくれる人がいない。
うぅ…土曜日にこればマズいぞ……
人が多いから張り上げないと声が通らない、そうするとノドがやられて声が出なくなる。。
この負のループ。。
落ち込んだ所に見慣れた風貌の2人がこちらに向かって歩いてくる。
ウソだろ…
タカとユミだ。
「おーい、何やってんだよう!!」
「やっけん大先生!! うは、まさか本当に合えるとは!」
「道歩いてたら、会うんじゃない?って言ってたんだよね!」
「オイオイオイオイ、ロンドン来てたのかよ!連絡してくれよ〜!驚いたわ!!」
2人の顔を見たら、すっかり気が緩んでしまった。
締めに2曲唄わせてもらって、終了。
この1週間の近況報告がてら、ゴハンを食べに行くコトにした。
俺がアイスランドを離れてた後も2人は1週間アイスランドに残り青の洞窟へ行ったり、オーロラを見たりしたらしい。
青の洞窟はホント羨ましいなぁ。。
でも、入るのに15,000円くらいするらしいから、今の俺には到底ムリだな。。
あっという間に終電の時間になってしまったので、店を出るコトに。
明後日まで2人はロンドンにいるらしいので、「また会おう!」と言って駅へ急いだ。
何とか終電に乗り込み、帰宿。
今夜もバーはクラブと化している。
欧米人たちがこれでもかと言わんばかりに騒ぎ狂っている。
ヒェェアアアアア!!!!フヒョォォォォ!!!!
フヒィンフヒィン!!!!パパウパウパウ!!!!
……もう付いていけない。。
今日も華麗に騒ぎ狂う彼らをすりかわし、部屋へ戻った。
今日のあがりの計算と日記を書いて、本日も終了。
と思ったら、酔っ払いたちに絡まれ、少し飲むコトに。。
Queenの大合唱の中、ササッと抜け出し、ベッドへ入った。
To be continued→
Day92 再会〜年齢なんて気にした者負け!〜
2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!
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