Day251 ドラえもん、欲しいのはそれじゃないよ…

Day251 2014.7.17 フィレンツェ17日目

20:00からウフィツィ広場で開始。

唄い始めてから30分くらいすると１台の車が目の前に止まった。

４人組の男の人たちがチラチラとこっちを見ている。

ウフィツィ広場と言えば、車の通れる道は狭い路地に繋がるものが１本あるだけなので、観光客が迷い込んだのかなと思ったくらいで気にせずに続けた。

車が止まってから、３曲ほど続けていると４人の内の１人が降りてきた。

ジーンズの後ろポケットから何か取り出した。

わざわざ降りて来て、チップ入れてくれるなんてありがたいな〜！申し訳ないす！ちゅっす！

「あ〜英語分かる？？コレね。」

そういって見せてきたのは黒革の手帳に大きなバッジ。

うぉぉぉぉぉぉ、覆面(パトカー)だったのかぁぁぁぁっぁっぁ……

ジャン・レノ似の私服警官は俺に向かって、こう言った。

「次見つけたら、140ユーロの罰金とギター没収だからね。」と言われてしまった。。

はぁぁぁぁ……何てこったい……

ポケットから何か出すなら警察手帳じゃなくて、どこでもドアとか、そういうの欲しいよ。。

というワケで、路上中断。

はてさて、どうしたもんか…

諦めるという選択肢は無し。

ホントは諦めて、家に帰ってyoutubeでも見ながらビール飲みたいけど。

今日は中心部でやるのをやめて、サン・スピリトへ行き、路上再開。

近くのジェラート屋の店員さんたちも見てくれて、声をかけてくれて、やりやすかった。

のだが、如何せん人通りは多く無く、反応も渋々。

１時間ほどやった所で日本人と日本人×イタリア人のハーフに声をかけられた。

どういった話の流れだったか、この世界には見えない力が働いてると思わない？？ちょっとこのビデオを見て欲しいんだけど…

と言われて、ビデオを見るコトに。。

３分で終わるとか言ってたけど、全っ然終わらねぇ!!!!

結局トータル30分以上話が終わらず、結果彼らはエホバの証人だった。

本当にどこにでも居るよな。。

残念ながら俺には俺の価値観というか宗教観があって、彼らの言うコトはあまりね…

俺の持ってる価値観とは違うので、ご遠慮願いますわ。

ピークタイムにビデオまで見せられて、まじカンベン。

人も結構通ってたのに、彼らが居なくなるのと同時に人の流れも捌けてしまった。。

路上あるあるの１つだな。

大事な時に長話になる〜♪

その後、いつものカブール通りへ行くもパトカーが多い。

Kさんと少し話して、レパブリカ広場を抜けた所で始めると１曲もしない内にアイツが来た。

でぶっちょサックス吹き。

また何か早口で行き切らしながら、捲し立ててくるが１ミリも分からん。

何言ってるか、全然分からん。

イタリア語とスペイン語しか話せないらしく、会話成り立たず。

もう１ミリも意思の疎通が出来ないから、移動するコトに。

でぶっちょ、面倒。

その後、でぶっちょがあっちに居るならとサンタ・トリニタ橋の近くの広場でやるも反応はほぼ無し。

あぁ、今日は全然ダメダメじゃないか……

もう何かね…こういう時って開き直っちゃうよね。

気付いた時にはジェラート屋の列に並んでたよね。

うん……

やけ食いでジェラート屋に行って、幸せな気分になりました。

あがりは9.22€

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