Day231 2014.6.27 ローマ三度23日目
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METAL HAMMERという知ってる人は知っているイギリスの有名雑誌の企画で日本代表のBABY METALが優勝したそうな…!
激ロックの記事→BABYMETAL、日本代表として”ヘヴィ・メタル・ワールドカップ”で優勝!Metal Hammer誌主催の全世界的ネット投票企画でMACHINE HEAD、GOJIRAらを撃破!
サッカーのワールドカップでは残念な結果にはなってしまったけど、こういった企画で優勝するとは嬉しい限り。
正直、BABY METALについては、あんま知らない。
確か14歳くらいの女のコ3人組のユニットで、メタル調の曲に合わせて歌って踊ってる…ホントそのくらい。
というワケで気になってyoutubeで楽曲を漁ってみた。
アメリカ代表のMACHINE HEADやブラジル代表のSEPULTURA、フランス代表のGOJIRAを抑えて優勝ってんだから気にならないワケにはいかないでしょう。
BABYMETAL – ギミチョコ!!- Gimme chocolate!! – Live Music Video
うん……何から切り出そうか……
メタル不毛の地、日本で良くこれだけの人数をライブ会場に足を運ばせてるってのがスゴい!!
溢れんばかりの人、人、人!!
みんなノリノリ!!
もうこれだけで人気の高さが伺える。
楽曲に関しては、すごくキャッチー。分かり易いしノリ易い。
真ん中のボーカルのコが無表情でクールなのが良い(んだと思う)。
それと対照的に両サイドの女のコたちのハツラツとしたアクションがコントラストを生んで良い。
ボーカルが初音ミクみたいに、あんまり抑揚が無いんだけど、それも計算されてるんだと思う。
両サイドの2人の合いの手が安いホストの合いの手よりも安い!!(良い意味でね!こういうの好きだし。)
何より、アイドルとメタルという異色の素材が融合したコトが良いんじゃないかな。
バックの音楽も熱い。
調べたら、大村孝佳、Leda(元DELUHI)、藤岡幹大がサポートメンバーとして演奏してるというでは無いか…!
これは熱い!!(知らない人には何の話か分からんね。スマン!!とにかくスゴい人。)
過去にはIKUO(BULL ZEICHEN 88)、小林信一(地獄カルテット)もやってたというではないか!(これもとにかくスゴい人)
楽曲に関してはアツいのは間違いない。
ガンガン、メタルっていう楽曲もあれば、ポップでキャッチーな曲もあってレンジが広い。
歌詞はというと…うん、何だか良く分かんない(笑)
個人的な印象としては、言葉遊び系が多いかなって思った。擬音系の。
特に意味は無いんだけど、キャッチーで耳に残りやすいような。
C!I!O! チョコレート チョコレート チョ!チョ!チョ!いいかな?
でもね ちょっとWeight ちょっと最近 心配なんです
だけど チョコレート チョコレート チョ!チョ!チョ!いいかな?
でもね ちょっとWait ちょっと待って チョ!チョ!チョ!
調べてみたけど(調べないでテキトーなコト言うとファンの人に怒られちゃうからさ。テヘ)、やっぱ意味無いな(笑)
こう考えると歌詞の重要さや曲に置ける意味合いってどうなってくるのかなと思う。
特に日本人は歌詞に重きを置いて、曲に浸ってる人が多いように思う。
それで洋楽を聞く人が少ない。日本に居る時はそんな話を良く聞いた。
実際、俺はそれに疑問を持っていた。
じゃあ、自分は音楽の何に重きを置いているのか。
自己分析の結果、メロディに重きを置いているコトが分かった。
90年代のJ-popで育ったせいかな。
それでも、最近聞くような音楽は歌にメロディが無いものも多い。
じゃあ、何でだ??
ギターが歌ってる(メロディを奏でている)曲が好きなんだというのに気付いた。
こういう曲とかボーカルが歌ってても何言ってるか分かんないでしょ??笑
俺も分かんない。歌詞知らない曲も多いし。
ARCH ENEMY – NEMESIS (LIVE IN TOKYO!)
ちなみにコレ歌ってるの女の人。
もう1コちなみにサビの歌詞は”One for all, All for one(1人はみんなのために、みんなは1人のために)”って歌ってる。笑
小学校の学級目標で無かった??笑
上に挙げた曲はギターが歌ってる印象なんだけど、分かってもらえたかな??
メタルの中でもこういう曲が好きなんです。
メタルって言うとKISSとかデトロイトメタルシティみたいな白塗りでトゲトゲなんてイメージがあると思うんだけど…こういうの。
こういうのって、ほとんど居ないよ。
てか、KISSもこんな格好してるけど、めっちゃポップで明るい曲やバラードも多いし、デトロイトメタルシティはねぇ…マンガだもの。
まぁ、こういう人たちも中には居るけど。
もうココまで来たらLADY GAGAと変わらんよ。
そうそう話はBABY METALに戻して、今月末からはLADY GAGAのアメリカ公演にサポート・アクトとして出演するってんだから、ホント人気なんだよね。
しかも海外で!
あのMETALLICAやIRON MAIDENともSonisphere Festival UKで共演してるってんだから、大したもんだよ。
海外の人から見る目ってのもまた違うんだろうなぁ。
若干ボクたち日本人がKISSみたいな白塗りやビジュアル系をイロモノ扱いするように”日本のアイドル”(一種の文化)としてイロモノ扱い(この場合は良い意味で)して熱狂してる人がいるようにも思える。
そう考えると音楽とは何ぞやという部分にも陥ってくるんだよなぁ。。
結局はキャラクター作りがキーになって、その人が面白いか、可愛いか、カッコいいかで決まってくるような気がする。
ビジュアル系も見た目で好きになってもらって、自分たちのやりたい音楽を受け入れてもらうというスタイルが主流だし。(俺の知ってる時代は)
メタルって言うと、あからさまに嫌な顔する人が居るんだけど、そういう人に限ってジャンル分けにはうるさいくせに、偏ったジャンルしか聞いてなかったりするんだよね。
そもそも、音楽のジャンルってたくさんあるけど、ジャズやブルース、ロック、R&B、ポップス、ヒップホップ、メタル…更に細かく見るともっとジャンルがあるんだよね…
(メタルの場合)パワーメタル、ニューウェイブオブブリティッシュヘビーメタル、スピードメタル、ブラックメタルプログレッシブメタル…
こんなジャンル分けするの日本人くらいのもんらしいよ。
細かい所にこだわるのに、本質の部分には目を向けて無い所が日本人にはあるよね。
海外に出て、そういう部分も良く感じるようになったなぁ。
“旅人美容師の1000人ヘアカット世界一周の旅”のジュンさんも書いてたけど、カンボジアに学校建てるという目標を持ってきた若者が居たらしいんだけど、建てるだけでなく、その後学校を維持させていくコトや就学率について考えたりしているのか…
彼らの場合は目的が最悪、結局は自分たちのためだったのだけど。。
海外に出ると、そういう話を実際に目の当たりにしたり、耳にする機会も増えるワケで…日本人はエゴイスティックでガラパゴスな人種なんだなというのを感じるようになってきた。
そうは言っても自分が日本人に生まれてきたコトに誇りを持っているし、自分の国が好きだって胸を張って言える。
だから、今回実際のワールドカップじゃないけど、日本代表が勝ったコトが嬉しい。
BAYBE METALを知るコトも出来たしね。
え…??
今日はネタが無いだって??
そんなコトあるワケ…
どうせ、ローマで稼げませんでしたって話じゃないかって??
え…??いやいや、本文はこの後始まりますから…!!
まぁま…その前に1曲、唄わせて頂きます!!
曲は『ギミポイ!!』
作詞:YAKKEN-METAL
あたたたたた ずっきゅん! わたたたたた どっきゅん!
ずきゅん!どきゅん!ずきゅん!どきゅん!
ヤダ!ヤダ!ヤダ!ヤダ! NEVER ! NEVER ! NEVER !
ヤバい 超!超!ハード 超!イッパイ 頑張ったんです
だから ちょっとハート ちょっとだけ お願いなんです
早く ポイント ポイント ポ!ポ!ポ!ちょうだい
ポチッと ポイント ポイント プリーズ!!
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「Kさん、年貢納めさせて頂きやす。」
「お、良いのかい??ギリギリなんじゃないの??ニー」
「えぇ、コレ払ったら、ほぼ無一文っす。けど、ギリギリでいつも生きていたいから〜…ウソです。あと3日頑張ります。」
「悪いねぇ。。ありがとう。ニー」
「いやいや、こちらこそ立て替えも含め色々とすみません。ありがとうございます。電球も新しいの買ってきます。」
知らない間にまたスタンドを発動してしまったようで、電球がこんなんなってしまった。
電気スタンド壊さなくて良かった。。
てか、火事にならなくてホント良かったわ。。
さて、残り3日間何とか頑張って稼ぐぞ!!WRYYYYYY!!
金曜日、土曜日、日曜日と週末をガムシャラに乗り越えて、ローマ脱出だ!
最近は怒られてしまうコトが多いので、今日はカンポディフィオリの方の路地で開始。
こっちはトラステヴェレに比べて、人通りが少しだけ劣るから微妙っちゃ微妙なんだけど、止められるよりはマシなハズ。
まさかの準備の段階で時計屋のおじさんに止められる。。
仕方なく移動。。
道の端の方になってしまったけど、やれるだろう。
路上開始。
人通りが多くないせいか、それに比例して反応もイマイチ。
1時間半程やった所でKさんから連絡が来たので、合流するコトに。
Kさんとトラステヴェレのレストランを回っていく。
週末のレストランは人も多く、反応も悪くない。
相変わらず、バングラディッシュ人のカンは俺たちの姿を見つけると文句を言いにやってきた。
内容はいつも通り。
言い方は悪いけど、スルーするしかない。。
こっちもそれで引いてしまったら、一文無しになってしまう。
レストラン周りを続けていると、日本人の方が2人声を掛けて来てくれた。
ケンタさんとレナさん。
2人ともローマ在住で、気さくな方だった。
ケンタさんはイタリアの医学部を卒業し、今はただのビラ配り。なんて本人は言っているが、きっと特殊なコトをしているんだろう。
メディカルビラ配り!!(言いたいだけ、すんません。)
またお会いしましょうというコトで2人と別れ、路上に切り替えてやるコトにした。
今日も私服警官に止められてしまい、1:00に終了。
からの俺は居残りでシスト橋へ。
やれるだけやらないと。
もうローマもあと少しだ。
もはや、俺の居場所の1つになったシスト橋で唄う。
あれからジーザスは見ないけど、また会えるかな。
不思議な人だったな。
本物のジーザスだったのかもしれない。
そんなコトは無いか。。
サン・ピエトロ大聖堂が川上から俺を見ている。
浮かぶようにライトアップされたサン・ピエトロ大聖堂を俺も見つめながら力尽きるまで唄った。
To Be Continued →
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