Day1716 2018.7.21 ウェルディア〜メケレ
4:00起床。。
移動日は朝が早い。
ここの所、宿に泊まっても2〜3時間しか寝れない日が続いてるから、さすがにしんどくなってきたな。。
どうやら、タローくんの風邪をもらってしまったようで、咳が止まらない。
アフリカはハードだと聞いてたけど、予想してたよりもハードかもしれないな。。
しっかり身体を休めて体力が落ちないようにしないと。
体力が落ちるとマラリアにかかる可能性が高くなる。
蚊を媒介としたマラリアは死の危険性もある。
いつもふざけてるけど、その辺だけはしっかりしないとな。。
荷物をまとめて宿を出た。
その辺にいるトゥクトゥクを捕まえてバスターミナルに行こうと思ってたんだけど…
トゥクトゥクが一切通らない。
真っ暗で人っ子一人居ない。
歩くには遠すぎるし、コレはヤバいヤツか…??
荷物を引きずりながら歩き回って、ようやく1台のトゥクトゥクに乗るコトが出来た。
バスターミナルまでお願いすると、暗い路地で下された。
本当にこんな所にバスターミナルなんてあるの??と心配になってしまったけれど、人が居たので待つコトにした。
バスは5:00と聞いていたけれど、5:00を過ぎてもバスターミナルの門は開かない。
どんどん人が集まってくる。
メケレ行きのバスを見つけて乗り込んだ。
5:40にようやく出発。
少し寝ておこう。。
出発してすぐにゲロ祭りが始まった。。
ホント、事故多すぎ。
窓の所に大きい蚊が居たんだけど…
まさかマラリア持ってるハマダラカじゃないよね…
バスは7時間ほどでメケレのバスターミナルに到着した。
やっとエチオピア第1の目的地に到着した。。
スーダンを出てココまで辿り着くのに時間かかったなぁ。。
ようやくって感じ。
さて、メケレに来た目的は1つ。
世界一過酷なツアーと呼ばれるダナキルツアーに参加するためだ。
日本人旅行者に有名な旅行会社Ethio Travel and Toursが安いらしい。
3泊4日のツアーで最安で350ドル〜400ドルでイケるみたい。
グーグルマップを見てみるとバスターミナルからすぐだったので、そのまま行ってみるコトに。
何て言って交渉しようかなぁ。。
最近行った人は400ドルとかブログに書いてたしなぁ。。
Milano Hotelの敷地内にあるエチオトラベルのオフィスに入った。
「すみません、ダナキルツアーに参加したいんですけど。」
「あぁ、ダナキルね。明日からのツアーがあるんだけど明日からでも大丈夫??その次だと3日後ね。」
「明日からので大丈夫です。値段の方なんですけど…」
「300ドルでイイわよ。日本人のお客さんいっぱい来てくれるからね!」
え、何の交渉も無しに300ドル??
聞いてた話よりも全然安いし!!
そしたら2泊3日だったら、もっと安いんじゃ…
「ちなみに2泊3日のヤツだといくらになります??」
「2泊3日でも300ドルなのよね。人数の関係で。2泊3日だと明後日出発になるわ。」
「それなら3泊4日でお願いします。」
支払いはドルでもエチオピアブルでもOKとのコトで、先日両替した現金でドーンと払ってしまった。
参加費は8,197ブル(約32,788円)。
結構、イイ値段。。
ツアーにはホテルまでの送迎と1日3回の食事、宿が含まれているとのコト。
エチオトラベルのWi-Fiがそこそこ早かったので、調べ物をして宿へ!!
今回はSeti Hotelという所にしてみようと思い、そこまで送ってもらった。
レセプションに行くと英語が話せる人は皆無。
ヤバいなエチオピア。
料金表があったので、指差しで意思を伝えた。
部屋を見せてもらったんだけど、まさかのベッド1つの部屋。
オイオイオイオイ…昨日と同じ展開かよ!!
身振り手振りでベッド2つの部屋というコトを伝えて、別の部屋へ。
まじで昨日と同じ展開はカンベンしてくれよ…!!
恐る恐る部屋を覗いてみるとベッドが2つ。
よかった。。
この部屋に決めてお金を払った。
ツインルームで1人150ブル(約600円)。
トイレ・風呂も部屋にあり、繋がったり繋がらなかったりだけどWi-Fiあり。
荷物を下ろして昼ゴハンを食べに行くコトにした。
メケレは今までの街に比べれば結構な都会。
車関係のお店やモバイルショップ、銀行の数がやたらと多い。
ココならアレがあるんじゃ…と期待して探していると発見!!
おぉぉぉぉぉ、ハンバーガーだ!!!!
ハンバーガーがあるぅぅぅぅぅぅ!!!!
ようやくインジェラ生活から解放された。。
ハンバーガーに感動する日が来るなんて…!!
思わず奮発してスペシャルバーガーにしたんだけど、メニューに書いてあったものと中身が若干違う。
「すみません、トマトとか入ってないんですけど。」
「あぁ、今日はトマト無いんだ!」
ワオ☆
それで済ませられるって、エチオピアは素敵な国ですね!
無心で頬張って完食。
久々のハンバーガーは美味かったな〜!!
腹ごなしにSIMカード探しに街歩き。
高い建物がちょこちょこあるんだけど、ドコもお店が入ってないみたい。
謎が多い国だ。
足場が全部木。
すげぇなぁ。。
いろんなお店を回ったけど、結局SIMカードは買えず。
Ethio Telecomという通信会社の独占らしく、エチオテレコムのオフィスに行かないとSIMカードは発行してくれないみたい。
一応、オフィスに行ってみるかと思い、行ってみたけど、時間が遅くて既に閉まっていた。
部屋に戻り、この数日移動続きで何も作業出来ていなかったので作業タイム。
気付けば真っ暗。
どっぷり夜になってしまった。
晩ゴハンどうしようかな。。
宿の1階にレストランがあるので、そこに行ってみたけど、既に閉まっていた。
宿の隣にスーパーがあったので、そこで何か調達するかと思い、行ってみたけど閉店。
詰んだな。。
宿の外は正直言って治安が良くない雰囲気。
該当もほとんど無くて真っ暗。
ホームレスやガラの悪そうな連中がウロウロして、こっちを見てくる。
昼間もエチオトラベルの人に「夜は本当に危ないから出かけるな」って言われたんだよな。。
よし、ちょっと食料探しの旅に出るか。
携帯と現金だけ持ってタローくんと夜の街に飛び出した。
「ヤバそうな雰囲気っすね。緊張しますね。」
「だね。オレ1人だったら出ないな。。」
店はどこも閉まっているんだけど、バーが開いていたので入ってみた。
すると速攻で酔っ払いに絡まれる。
何を言ってるのか一切分からない。
とりあえず、店員を見つけて食べ物が無いか聞いてみた。
店員のお姉さんたちは、みんな際どい格好をしていて夜のお仕事も兼ねているんですか??という雰囲気。
ココのお店もラストオーダーが終わっているみたいでダメだった。
となると今日はもうダメだな。
諦めのビールだ。
さっきの酔っ払いが面倒なので、店の奥にある中庭にテーブルが見えたので、そっちに移動した。
タローくんと乾杯して、リラックスモードで飲んでいると明らかに怒髪天!!といった男がオレたちの前を歩き回っている。
その内、人が集まってきて何か言い合いを始めた。
目を丸くして見ていたんだけど、何かの拍子で殴り合いが始まりそう。
こりゃ、面倒なコトになるぞ。。
昔だったら、チャチャ入れて喧嘩見物でもしたけど、巻き込まれると面倒なコトこの上ない。
タローくんに避難しようと伝えて、中庭の奥の方に移動した。
あぁ、平和が1番。
飲み物もラストオーダーになってしまい、退店。
さて、どうするかなぁ。。
今日はもう遅いし帰るか。。
そう思っていたにも関わらず、足は宿とは反対の方向へ向かっていた。
真っ暗な通りから聞こえてくるかすかな音楽を頼りに次の店を見つけた。
こじんまりとしたバーを発見。
何か食べ物はあるかと聞くと、ココも無し。
最後の1杯飲んで帰るコトにした。
飲みながら話していると、通りすがりのボブマーレー好きに話しかけられ一緒に飲むコトに。
しばらく話しているとアメリカに住んでいるというおじさんも一緒に飲むコトに。
ゆで卵を売っている物売りがやってきて、おじさんが買ってくれて何とか食べ物にありつくコトが出来た。
色んな話をして、よく飲んだなぁ。。
明日から世界一過酷なツアーが始まるんだけど…
その前に起きれるかな。。
To Be Continued →
トゥクトゥク…25ブル
バス代(ウォルディア〜メケレ)…125ブル
チップ…55ブル
宿代…150ブル
ビール…200ブル
ダナキルツアー…8,197ブル(300ドル)
合計…8,752ブル(約35,008円)
メケレバスターミナル
住所: Mek’ele, エチオピア
電話: +251 92 042 5728
Ethio Travel and Tours
住所: Ring Road Street, Mekele, エチオピア
HP: ethiotravelandtours.com
電話: +251 91 402 7893
営業時間: 7:00〜21:00
今回泊まった宿: Seti Hotel
住所: Mek’ele, エチオピア
電話: +251 92 042 5728
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