Day122 2014.3.10 バレンシア2日目
昨夜、今泊まって居る所よりも安い宿を発見したので、宿チェンジのために仕度を済ませて新しい宿に向かった。
Hulot B&Bという名前の宿。
B&B(ベッド&ブレックファースト)と冠しておきながら、朝食は付いてないんだよなぁ…
宿に到着するとチェックインは16:00からだと言われた。
4時間以上あるぞ…
ブログ書いて時間潰すか…
「すみません、wi-fiのパスワード教えて下さい。」
「チェックイン前だからダメよ。」
え…何、その融通の効かなさ……
wi-fi断るとか……
減るもんでもあるまいに…!
イイよ、パソコンのメモに記録してコピペするから。
レセプションの前のベンチに座って、作業を始める。
15分程経つとスタッフのお姉さんに声を掛けられた。
「今チェックしたら、あなたの部屋の準備が終わってるから、チェックインさせてあげる。今回だけ特別よ。」
おぉ、何たるツンデレ具合…!!
「ちょうど今、お祭りで14:00から広場で花火が上がるから見に行ってきたら??」
なるほど、それで昨日も爆竹がパンパカ鳴ってたワケだ。
行ってみよーっと!!
部屋に荷物を置き、作業の続きを始めた。
すると1人の日に焼けた男性が部屋に入ってきた。
「オラー」
「オラー」
「Are you Japanese??」
「yes」
「Soy de Japanese.(私は日本人です。)」
「………えーー、そうなんですか!?」
明らかに見た目外国人なんですけど!!
「ははは、そうだよ〜。」
「現地の方かと思いました!」
日本人のヒロシさん。
ホントに現地の人のような風貌で、日本人と聞いて驚いた。
街へ繰り出すと大勢の人で賑わっていた。
そう遠くない場所から花火の爆発音が聞こえた。
スーパーで買ったエンパナーダを頬張りながら、広場へ急いだ。
広場には既に大勢の観客が居て、身動きが取れない程だった。
パンパンパンパン……!!!!
勢い良く打ち上げられる花火。
花火と言っても、昼間なので音と煙だけが、空に広がる。
5分間の短いショーだったが、打ち上げられる花火の数も相当なもので迫力があり、終わる頃には辺り一面、煙で真っ白になった。
ショーが終わると煙と共に散っていく観客たち。
俺はこのまま路上が出来る場所を探そう。
ドコを歩いても観光客ばかり。
観光客との相性は良くないからなぁ…
結局、2時間程歩き回って、シエスタの時間に突入してしまったのか、人の数が少なくなってしまった。
一旦、宿に帰ろう。。
キッチンで軽く腹ごなしをしているとヒロシさんがやってきた。
「花火はどうでしたか??」
「スゴかったですけど、煙と人が多くて良く見えませんでした。ヒロシさんは何されてたんですか??」
「今まで描いた絵の整理をね。」
「絵描かれるんですね!」
そこに同じ部屋のイタリアーノ、ヴィンセントがやってきた。
「良かったら、バーガー食べるかい??焼いてやるぜ、俺はヴィニー。ヴィニー・ポールのヴィニーさ。」
そう、彼もメタル好きなのだ。
「アイアン・メイデンがバルセロナでショウするらしいぜ、行くか??」
「いつなの??」
「5月さ。」
「5月じゃ行けないなぁ。。」
「それは残念だな…ビールでも飲もうぜ!!」
3人でビールを飲みながら、話をした。
「この後はどうするんだい??」
「そうですね、路上しに行きます。」
「それじゃ、付いていこうかな。ヴィンセントは??」
「23:00〜彼女と会いに街へ出るけど、それまではフリーさ。」
20:00を過ぎた頃に宿を出て、サンタマリア聖堂の近くへ向かった。
昨夜と打って変わって、人の数が少ない。
街全体を見ても人が少なく、静まり返っていた。
それでも、せっかく2人が来てくれたので、路上開始。
聖堂の壁や石造りの建物のおかげで声がよく響いて、とても唄いやすかった。
しかし、人が少ないせいで、1時間半やって、見事に空振り。
あがりは4ユーロだった。
バレンシアも厳しい街なのか………??
To Be Continued →
Day122 ヴァレンシア街歩き〜Soy de Japon〜
2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
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