Day106 2014.2.22 ロンドン19日目
今日はプラハで会ったタクミさんと会う約束をしている。
なんと、俺の大好きなラーメンを食べに連れて行ってくれるとのコト…!!
うひょぉぉぉぉ、ラーメン久しぶりぃぃぃぃ!!フヒィン!!!!
何系ラーメンだろぅぅぅぅ!!!!
最近、気になるのは池袋に出来た”背脂の魔術師”。
ネーミングがイカし過ぎ!!笑
『ちなみに、やっけん先生のために女子2人も用意しておきました』…とな!
意気揚々と仕度を済ませると、早速女子1名キャンセルの残念なお知らせが……
かまへん、かまへん!!
今日の目的は女子ではなく、ラーメンですからッ!!
完全に今の状況、ラーメン>女子ですから!!
もう一度!!
らーめん だいなり じょし ですからぁぁぁぁ!!!!
宿を出て、最寄りの駅までルンルン気分でスキップ交じりで歩いて行ったら、駅が閉まってる…じゃないか……
封鎖だと………
オイオイオイオイ……
「どうすんの??どうすりゃいいの??え、え??好み??固め、多めの少し濃いめでぇぇ!!!!!」
「Comdem Townまで行けば動いてるよ。」
「えぇぇぇ、出来ればホウレン草多めでぇぇぇ!!!!」
12:00にピカデリーサーカスで待ち合わせ。
1駅歩いて行ったら、ギリギリだな…間に合うかな。。
タクミさんに限って置いてかれるなんてコトは無いだろうけど、先日置いてきぼりにされたばっかりだからなぁ。。
カムデンの人ごみを掻き分け、駅まで急いで向かって、電車に駆け込んだ。
電車よ、俺を早く運んでくれ…!!><
祈りが通じたのか、12:00ピッタリにピカデリーサーカスに到着。
「ヤッケン、久しぶり!!無事、生きてるようだね!!」
「お久しぶりです〜!何とか、おかげさまで生きながらえてます!」
「あ、コチラ語学学校で知り合ったラーメン大好き女子セリカちゃん。」
「初めまして。ヤッケンって言うから、外国の方かと思ってました。思ったよりも薄め、普通、柔らかめですね〜。」
「う、うん…初めまして〜本名はヤスタカなんですよね〜!タクミさんとはプラハで会ったんですよ〜!」
「やっぱりラーメンは家系ですかね〜。。」
「良いセンスッ!!」
「じゃ、積もる話はラーメン食べながらにしようか!」
ピカデリーサーカスの駅からすぐ近くの“昇竜”というお店に入った。
店内には外国人はモチロン日本人の姿もチラホラ。
お客さんだけでなくスタッフの中にも日本人がいて、懐かしい雰囲気を感じた。
「ここ、フローズンビールが飲めるんだよね〜!」
「フローズンビール飲んだコトないんですよね〜。」
「よし、飲もうか!」
初めてのフローズンビールを堪能しながら、プラハ以降の旅の話をした。
改めて振り返ってみると毎日色んなコトが起きてるなぁ。
2人の話を聞いていると2人とも慶応大学らしくOBと現役生と楽しそうに盛り上がっていた。
「いいな〜俺は残念ながら、慶応落ちて立教行ったんですよね〜。。2人が羨ま……………………」
サッ…
「俺も慶応でした。すっかり忘れてましたが…コレ慶応の学生証です。」
「え〜何で持ってるの??」
「いや〜色々あって、慶応に籍置いてた時期があるんですよ〜。会社が忙しくて、ほとんど勉強出来なかったですけど。」
「そうだったんだ!!じゃあ、3人とも慶応なんだね!」
「僕の場合、卒業してないですけどね…!」
面白いコトに人って必ず何か共通点があるんだよな。
それを探すのも楽しいし、ドコで繋がってるか分かった時、スゴく面白いんだよね。
「ツマミも程々にそろそろラーメン行っちゃいますか!!」
「よ、待ってましたッ!!」
「固めでお願いします!」
博多トンコツのラーメン。
では、いただきますッ!!
ズズズズズズズズズズズズズズズ……
シビれるぅぅぅ!!!!
久々のラァァァァァメンンンンンンン!!!!
あぁ……らぁめん最高……
朝昼晩3食ラーメンで構わないッ!!
あっという間に食べ終わり汁完。
ごちそうさまでした!!!!
ラーメン女子セリカちゃんはこの後予定があるというコトで、これにてお別れ。
「それじゃ、また日本でラーメン食べ行こ〜!」
「その時はヤサイアブラカラメニンニクマシマシで!」
タクミさんは、この後の予定まで少し時間があるとのコトで2人で近くのパブへ。
男子トークに花が咲く。
お互いに好きなコの話をしたり、マジメな話をしたり、乙女顔負けの男子トーク。
ココには書けないヒミツのお話がたくさん(笑)
旅先でこうやって、面白い人に出会えるなんて、出発前は思っても見なかったなぁ。
旅に出て、路上で演奏して良かったって思える瞬間だな。
今はまだ甘えてばっかだけど、絶対俺のアクションで人の心を動かせるようにするぞ!
あっという間に時間は過ぎてしまい、お別れの時間に。。
「よし、またドコかで会おう!!次はケルンかな??クレイジーデイズで会えるとイイね!」
「それ、めっちゃ気になりますよ!」
「じゃあ、気を付けて!!」
「ありがとうございます!ごちそうさまでした!!」
タクミさんはクールに去って行った。
ホントに甘えっぱなしでスミマセン!!
俺はそのままパブに残り、作業を進めた。
先日会った、HIMEZAWAと『今夜時間あればパブでも行こう』とやり取りしていたので、『この後チャイナタウンで路上をやってるから』とメッセージを送り、いつもの場所へ向かった。
土曜は昼でも人が多いなぁ。
人が多いとその分、声を張り上げなければならないので、体力を奪われる。
1時間程やって、ヘトヘトになってきた所で1人の女のコがやってきた。
おもむろに俺のギターを触りだし、バシバシと叩き始める。
ちょ、ちょ、何をそんなに触るの??
バシバシ…!!
ちょ、あ、デリケートに扱って…!
バシバシ…!!
そんな乱暴にしたら、また…くぱぁって開いちゃうから…!!
「なるほどね〜これだったら、鼻くそくっ付けとけば直りますよ!(ホントは専門的な接着剤言ってたけど忘れた)」
「ほ、ほぅ。。何をそんなにワタシのデリケートな部分をいじくるのだね??」
話を聞けば、この女のコ、リサちゃんは近々イタリアの学校に進学するコトが決まり、それがまた特殊で、バイオリンを作ったり修理するための職人になるための学校らしい。
何やら年間8人しか入学するコトが出来ない学校に行くらしい。
エリートですな。
しかも、昼間行った昇竜で働いているらしい!
職人と言えば、玉職人しか思いつかないですが、デリケートなモノを扱うというコトで、きっと似たような職人になってくれるでしょう。
ギュウ……ギュウ……
それから再開するとすぐに弦が切れてしまった。
ここの所、よく弦が切れるなぁ。。
もう5弦の換えが無いや。。
苦戦しながら、切れた部分を除いて伸ばして弦を張った。
かなり時間かかって、弦を再生させ、路上再開。
ソッコーで警察に止められる。
「ココでやっちゃイケナイよ。ロンドンアイに行くんだ。そこならやっても構わない。」
「ロンドンアイですか??」
「そうだ。」
何で最終日になって止められるんだ。最後くらい気持ち良く終わりたいのに。
これまで、何度も警察が目の前を通ってはスルーしてたのに。。
まぁ、逆に考えれば最終日に言われて良かったか。
近くのKFCでwi-fiを捕まえてHIMEZAWAに近くのパブで待ってるとメッセージを送り、先日ノゾミちゃんに連れて行ってもらった”モンタギューパイク”へ向かった。
連絡を待ちながら、作業を進める。
その間にさっき路上で会ったリサちゃんからメッセージが入った。
『色々読ませてもらいましたけど、スゴいっすねー!!今日23:30〜日本人×イタリア人飲みがあるんですけど、来ます??』
『面白そうだね〜!!行く!!』
『じゃあ、23:30にTottenamで!』
イタリアもその内行くから、友達つくっておけば、後々面白そうだなぁ。
HIMEZAWAから仕事が長引いてると連絡があったが、22:30になってしまったので諦めた。
眠さと暑さとダルさで頭が重い。。
気分転換にTottenamまで夜風に当りながら歩くか。
知らない道を歩くと、いつも新しい発見がある。
こんな道があったのか。
こんなパブがあったのか。
X Japanがいるぞ!!
こんな形の小便器初めてみた!てか、路上に!!
23:00にTottenamに着いてしまったので、時間つぶしにパソコンを充電出来る場所を探しまわる。
あと7%しか無いから、バッテリーが切れたら連絡出来ない…!
ようやく見つけたSUBWAYで充電しようとパソコンを開くとリサちゃんから、ちょうどメッセージが来た。
『今回キャンセルで』
まじか……
『メンバーの1人が背骨を折りました。』
オイオイオイオイ…何やったんだ……
お大事にとしか言えない。。
それにしても続く時は続くなぁ。。
結局、俺は長いコト何を待っていたんだ。。
さぁ、帰ろう。。
週末の夜、満員のバスに揺られて宿まで帰った。
本日はコレにて終了!
To be continued…
とは、いかない。。
満身創痍のカラダにムチを打って、荷造りをする。
これから空港に行かなければならない。
そう、先日発生した【NEWミッション:ばぁちゃんに会いに行け!】を実行しに行きます!!
向かうはマドリード!
最大の難関は、ギターを抱えて飛行機に乗り込むコトが出来るかどうか…
追加料金なんて取られたら、たまったもんじゃない…!!
通信環境も無い中果たして、無事にヨーロッパで、ばぁちゃんに会うコトは出来るのだろうか…
To be continued→
Day106 固め濃いめ少し多めな1日。

2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!

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