Day56 2014.1.3 ブダペスト9日目
朝早く8:30頃にジュディに起こされる。
うぅ…まだ眠いのに…
朝から何かやんや言っている。
聞こえないフリをして、10:00まで横になっていたが、限界が来てベッドから出た。
いつもこんな感じよ
今日こそ、セーチェニ温泉へ行くぞ!
ユータと昨日アンダンテホステルで会ったタケと約束した時間まで、まだ時間があったので、作業を進めた。
昼過ぎになり、2人にメッセージを送ってアンダンテホステルへ向かうコトにした。
ジュディにその旨を伝えると「サンドウィッチを作ってあげるから、待って!」と言って20分かけて作ってくれた。
彼女の名誉のため、サンドウィッチの内容と画像は載せないコトにしよう。
サンドウィッチを持って出掛けようとドアを開けた瞬間、ピサが脱走した。
車の下に潜り込んだり、柵の向こう側へ行ったりと、このクソ急いでる時に手を煩わせてくれる。
ホントにこっちが泣きそうになる。
ここでまた20分もロスしてしまった。
トラムも目の前で行ってしまうなど、久々にツイてない日かも…
負のオーラがにじみ出てる気が…
必死の思いでアンダンテホステルに到着すると、ちょうどユータとタケと”タカ”の3人がホステルから出てきた所だった。
「置いてくとこだったよー。」
「いや〜それはカンベン!カクカクシカジカで…」
危なかった…
気持ちを入れ替え、いざセーチェニ!!
歩いてセーチェニ温泉まで向かった。
道中、タカと音楽の話で盛り上がり、英雄広場を通り過ぎてセーチェニ温泉に到着。
しかし、スタッフがモタモタしてチケットを買うのに結局1時間かかった。
キャビンで着替え、いざ温泉!!
実に7日ぶりの風呂??今、書いてて驚いた(笑)
シベリア鉄道と変わらないじゃないか!!
まず、シャワーで汚れを落として、外風呂へ!
やっけんを探せ
うひょぉぉぉぉ!!!!!
気持ちィィィィ!!!!!
誰だ、ココの温泉はぬるくてイマイチだって言ったヤツ!!
めっちゃイイ温度で気持ちぃぃ。
うわぁ、こりゃいつまでも入ってられるなぁ。。
そして、男4人集まれば、当然会話は自然と下衆な方向に…
でも、ココは一部のヒトたちにとっても人気のスポットらしく、途中見てはイケナイものを見てしまって萎える。。
おじさん×おじさん…とかね。
あと、ココはチェス風呂で有名な所!
よし、どんなもんか見てみるか!!
…ん…コレだけ??
こんな感じなの?
ショボっ!!笑
だだっ広い温泉の片隅にちょこんと普通のチェスが置かれて、おじさんたちが遊んでるだけだった。
あと、いつも帽子被ってるおじさんが写真に写ってるのって気のせいかな??
他のお風呂も行ってみようと、お湯からでるとクソ寒い。
びぇああああああ、さぶぉぃぃぃぃ!!!!!
走って移動!
もう一つの外風呂に到着。
寒さに耐えられん!!
えいッと飛び込むと今度はぬるぃぃぃぃ!!!!
そして、流れる温泉(笑)
めっちゃスピード速いし!!
グルグル回されて洗濯機に入れられている気分を存分に味わえた。
何とか真ん中の流れないゾーンにたどり着き、休憩していると台北から来ている女のコたちと仲良くなった。
ユナちゃんとチェルシーちゃん。
2人で旅行しているらしい。
ちゃっかり、後で飲みに行く約束までしちゃった。テヘッ
ユータとタケは先に上がってゴハンを食べに行くコトに。
俺とタカは残って、他の内風呂をチェックしに行くコトにした。
気持ち良過ぎて、顔こうなっちゃうよね。気持ちは分かる
一通り回って、やっぱり外風呂が1番気持ちイイという結果に。
ホントに1日いられるなぁ。。
19:00頃に上がって、俺は路上をしに、タカは世界一のマックに行くコトにして、21:00に待ち合わせるコトにした。
中途半端な時間のせいか人がいない。
1時間やって500フォリント(¥250)。
切ない…
アンダンテホステルに戻り、タカが戻ってくるのを待った。
それにしても、日本人宿最高ぅぅぅぅ!!
久しぶりに大富豪もやっちゃったしね!
大学時代は1日中大富豪やるくらい大富豪とかポーカーが好きなんだよね。
22:30にユナちゃんとチェルシーちゃんと待ち合わせてたので、後ろ髪を引かれつつも宿を出るコトに…
時間ちょうどに到着。
2人の姿は無い。
ギターを弾いて時間をつぶすも来ない。
フラれたか……
3曲くらいやった所で、2人がやってきた!!
「のんびりしてたら遅くなっちゃった!」
「全然、かまへんけどッ!!」
いつも路上をしている飲屋街に行ってみた。
4人で飲みながら楽しい時間を過ごした。
2人は明朝、スロヴァキア行きのバスに乗らなきゃならないとのコトで1:30に解散した。
俺はそのまま飲屋街に残り、路上をするコトに。
週末というコトもあって、人ではたくさん。
みんなのテンションも上がっていて、オレの曲に合わせて歌ったり踊ったりしてくれる。
コレだけ反応があると演ってる方のテンションもドンドン上がってイイ演奏が出来てくる。
1曲終わる毎にフォーー!!と声を出してくれるもんだから、調子に乗っちゃうよね♪笑
しかし、そんな中で事件が起こった。
明らかに浮浪者だろうという見た目の男が遠目からギターケースの中を見ながら、のそりのそりと近づいてきた。
もしかしたら…
そう思った瞬間にギターケースの中のお金を掴んで走り出した。
あっ…!!という間の出来事だった。
幸い、見てくれている人がたくさん居たので、その人たちが浮浪者を捕まえてくれた。
「おじさん、その手の中のお金返しなよ。」
「あああ…うぐぐ…」
「おじさん、さっさと返してくれないと困っちゃうよ。」
「ウグゥ、ウグゥ…」
浮浪者はお金を掴んだ手を胸に当てて地面に転がった。
そのまま、おじさんに持ってかれる…それは、オレの演奏を見て少しでも心を動かして気持ちをギターケースに入れてくれた人たちの気持ちを持っていくコトになる。
なに、お金をやるのがイヤだって言うんじゃない。
一言も無しに人様のお金、気落ちをぬすもうってのが気に食わないんだ。
浮浪者に色々と言ったけれど、頑なにお金を離さない。
仕方ない。
彼の親指を握って、外側にひねった。
身体の構造上、こうすれば手を開かざるを得ないんだ。
グイグイ、グイ…
ボギャ…ッ!!
「アガァァァァァァァァァ!!!!!!!アウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!」
鈍い音と共に悲鳴が夜の飲屋街に響き渡った。
あ、やっちまった…
ちょうど警察が来て、見ていた人たちが事情を説明して、浮浪者を連れて行ってくれた。
やり過ぎちゃった…
そんなつもりは無いんだけど、不可抗力ってヤツだよ。。
群衆の中の若者が1人、気を利かせてくれて「1曲演ってくれよ!!」と言ってくれた助かった。
結局、4:00までやって帰路に付いた。
To be continued→
Day56 温泉からのWデート!!深夜の飲屋街は危険と隣り合わせ!!
2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!
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