Day45 2013.12.23 クラクフ
朝食を摂りながらクラクフについて調べていると“ヴィエリチカ岩塩坑”についての記事にたどり着いた。
そうか、ヴィエリチカ岩塩坑はポーランドだったか…
ココは抑えておきたいと出発前から思っていたのに、スッカリ忘れてた。
アクセス方法を調べると、どうやら隣町らしくバスか電車で40分くらいとのコトだ。
明日明後日はクリスマスで閉館らしいので、今日行っちゃうか…!!
昼過ぎに宿を出て、クラクフ駅前にあるバス停で40分以内のバスチケットを3.8ズウォティで買って、バスに乗った。
絆創膏みたい
乗ったはイイが、岩塩坑への最寄りのバス停に行く304番線は道路工事のせいで、普段とは違う道を通っているらしい。
バスの運ちゃんに「最寄りのバス停に着いたら教えてくれ。」と何度もお願いしていたら、その様子を見ていたおばちゃんが話しかけてきた。
「あと10分くらいで着くわよ。道も教えてあげるわ。」
アッデラというおばちゃん。バス停に着くまで話した。
もし金曜までいるなら、ハードロックのイベントがあるからと誘ってくれた。
金曜までいるようだったら、遊びに行こう!
バスを降りて、教えてもらった方向へ進む。
道案内の看板が出ているが、右と左両方に“Salt mine”と表記されていて混乱した。
道行く人を捕まえ、何とか到着。
チケットカウンターでチケットを購入。
75ズウォティ(¥2,560)…
高過ぎでしょうよ。。
入場料に¥2,560て…
「15:00から英語のガイドがあるので、それでいい?」と聞かれた。
ベルリンでのフリーツアーを思い出し、正直ガイド要らないと思ったので「それって参加しなきゃいけないの??個人で回りたいんだけど…」
「ツアーガイドはマストよ。それじゃなきゃ入場させないわ。」
大人しく参加するか。
30分程時間を潰し、いざ入場。
ドコまでも続くかと思う程、長い階段をひたすら降りていく。
逐一、止まって英語でされるガイドに飽き飽きしながら進んだ。
参加者は40人程。
あぁ、うっとうしいなと思ってしまう。
ロクに写真も撮れないし、所構わずカップルが何組もイチャついて荷物ガンガンぶつけてくるし。。
いや、イチャつくのはイイんだけどさ、ホント2人だけの世界に入ってるよね。
周りが迷惑してる場面に何度、この旅の間に遭遇したか。
あぁ、自分のペースで回りたいなぁ。
よくココまで掘り進んだなと感心するくらい深く広く坑道は続いていた。
俺の心もこの岩塩坑のように深く広くならないとなぁ。。
彫刻も岩塩で作られているなんて思えない程、しっかりと作られていた。
しかも、作ったのは坑夫だという。
坑道の中に作られた教会も全て塩。
メイド バイ ソルト
ツアーで回って、2時間。
ガイドはこれでもこの坑道の1%くらいしか見てないと言っていた。
どんだけ、広いんだ。
まぁ、俺の期待値が高かったせいか(入場料も)、何だか終わった後はあっさりな気分だった。
塩だけに……か??
バス停まで行き、クラクフに戻る。
さて、路上をやらなければ。
明日の宿代を稼がないと。
19:30に路上開始。
ちょっと遅めのスタートだから、勢いで攻めたいな。
よし、行くぞ!!
速攻で警備員登場。
はい、ダメっすよね。
もうこの感じも慣れてきたなぁ。
今回の人はイイ感じだったから良かった。
移動して、駅への通り道であろう公園で再開。
時間が遅いせいもあって、全然ダメだ。
酔っ払いに絡まれて、めんどくさいし21:30まで粘ったが、あがりは18ズウォティ(¥650くらい)。
ギリギリで宿代でなかったな。
あぁ、悔しい。
「クラクフでは稼げないんじゃない?」ってマイクが言ってたけど、やっぱダメなのかなぁ。
早い時間なら違うかもしれないから再チャレンジしてみよう。
宿に帰って、カレーソースを作ってカレーパスタにした。
今後の移動と方向をどうしようかと考えてみた。
残高とカードの請求を照らし合わせて、肛門が緩んだ。
もう少しでカレーパスタが出るトコだった。
こんだけしか残ってないの…??
もう確実に日本へは帰れないコトが判明。
もう、どうしたらイイんだ…
気付けば明日はクリスマスだし、年末も近いし…
誰かと話したい。友達と話たい。
あぁ、コレがホームシックってヤツなのかなぁ…
毎日、一喜一憂して、疲れてきちゃったのかな…??
To be continued→
Day45 えぇッ、コレ全部”塩”で出来てるの!?
2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!
この記事が気に入ったら
いいねしよう!
最新記事をお届けします。
コメントを残す