Day199 2014.5.26 ミラノ再び2日目〜
昨日、さほど寝れていなかったから、バスの中で熟睡出来るかと思ったけど、結局一睡も出来なかった。
予定より早くミラノのLAMPUGNANO駅に到着。
2ヶ月前はココからローマに向かったんだよなぁ。
何でまたココに居るんだろう…
早朝の駅は、まだひんやりと冷気を帯びており、人影もまばらだ。
地下鉄に乗り込み、ミラノセントラル駅へ。
改札を出て地上へ行くとすぐにマルペンサ空港へのシャトルバスを見つけるコトが出来た。
10ユーロ支払い、バスへ乗り込む。
スムーズにマルペンサ空港へたどり着いた。
時間はまだ9時前。
出発まで7時間ある…
空港の中を歩き回って、何があるのか探索して回るが、いささか長い時間は保たない。
昨日、バスの中で寝られなかったせいか体力も保たない。
人目に付かない手頃なベンチを見つけたので、横になった。
1時間程、寝た所で空腹感で目が覚めた。
確かマクドナルドがあったなぁと思い、マクドナルドのメニューを見て、その値段の高さに驚く。
恐るべし、空港価格。
ただでさえ高い欧州価格にプラスされて、セットメニューで1,200円ほど。
潔く踵を返した。
空港の外に出て、枝毛切ったりして時間潰して、ようやく13時になり、チェックイン。
冷静になって、考えると枝毛切るとか、よっぽどやるコトなかったんだな。。
ここまで来たら、あとは早い。
チェックインの列に並び、荷物検査。
もちろん、引っかかる要素など微塵も無いので、華麗にスルー。
続いて出国審査の列に並び、順番を待ってパスポートを提出する。
審査官が審査って何??と言わんばかりに斜め上を見ながらドスンッとパスポートにスタンプを押した。
無事、出国。
パスポートに押されたスタンプを見てみると、先程の彼と同じように斜め上というか160°程傾いており、もはや逆さまだった。
チェックインしても、またココで待つんだけどね〜。。
Kさんに連絡を取り、無事にチェックイン出来たコトを知らせる。
ゲートが開くのを待ってターキッシュエアラインの機体に乗り込んだ。
いよいよイタリアを離れる。
機体が宙に浮くとすぐに、せわしなくステュワーデスが走り回る。
細々とサービスも充実していて、ありがたいのだが、なんだか落ち着く感じでは無い。
機内食が運ばれてきた。
ターキッシュエアラインの機内食は美味しいコトで有名らしい。
それを目当てに空腹を耐え抜いたから、楽しみだ。
エフェスビールも飲めた。
久しぶりだなぁ!
飛行機に乗って、ゴハン食べて、ビール飲んで〜なんて考えると響きがリッチだよな〜!!
ビールも入って、お腹も満たされ安心したのか、食後すぐに眠りについた。
光の速さで眠りに落ちて、気付いた時には着陸態勢に入っていた。
入国審査の列に並びスタンプを押してもらい、無事入国。
20カ国目、トルコ!!
今回、到着した空港はサビハギョクチェン空港。
イスタンブールに2つある空港の1つで、アタテュルク空港とは違い、市内からかなり離れているらしい。
空港から市内に行くには、こんなルートで行くのが良いらしい。
サビハギョクチェン空港→カドキョイ→エミニョヌ→イスタンブール市内
探すのに結構、苦労したんだよな。
空港を出るとすぐにカドキョイ行きのシャトルバスが止まっているのが見えた。
バスの運転手がいたので、いくらか聞いてみた。
「ハワシュのスペシャルバスなら8リラ(約381円)!ローカルバスなら4リラ(約190円)!」
「OK,ローカルバスで行く!」
即決だよね!
「それなら、イスタンブールカードをあそこで買ってこい!バスでもフェリーでもトラムでも電車でも何でも使えるぞ!」
バス停すぐ近くにチケット売り場があったのでそこへ向かった。
「すみません。イスタンブルカード欲しいんですけど。」
「OK、7リラ(約327円)だ。いくら分チャージする?」
イスタンブールカード自体のデポジットに7リラかかるらしい。
「うーん、とりあえず10リラ(約467円)!」
「ほいよ!」
日本で言うSuicaのようなICカードをゲットした。
バスに戻り、ICカードをかざすと3.9リラと表示された。
バスの運ちゃんが言ってたよりも安かった。
ICカードだと安くなるのかな??
1時間ほどバスに揺られてカドゥキョイに到着。
フェリー乗り場に歩いて行き、エミニョヌへ向かうフェリーを探した。
5分ほど歩いてフェリー乗り場に到着。
エミニョヌ行きは…
終わってる…‼︎
スタッフを捕まえ、確認するも今日はもう無いと言う。
「スルタンアフメットに行きたい旨を伝えると、ココからカドゥキョイ行きに乗れと言う。」
ん…??ココがカドゥキョイなんじゃないのか??
「何度か確認してみたけど、カドゥキョイ行きに乗れ、そこからエミニョヌまで500mだから、歩いて行ける!」としか言わない。
とにかく乗ってみるか!
何とかなるだろ。
フェリー1.45リラ(約70円)。
フェリー安ッ!
久々の船も悪くないなぁ。
15分くらいで対岸に到着した。
フェリーを降り、レストランが並んだ橋を通りトラムストップへ向かう。
この橋が有名なガラタ橋。
早速、有名なサバサンドも発見。
屋台でラフに売られていた。
トラムストップでスタッフにスルタンアフメットへ行きたいと伝えると、うんたらかんたら言われて、ろくに分からなかったが、とにかく乗ってけと。
ま、なんとかなるだろ。
トラム1リラ(約47円)。
iPhoneのマップを片手に現在地を確認しながら、降りる場所を探した。
やっぱiPhone便利ィィィ‼︎
スルタンアフメットで降りて、宿のある通りを目指して、進む。
宿のある通りに到着したら、あとは端から端まで、シラミ潰しで宿を探す!
キョロキョロと宿の名前を探しながら、奥まで歩いて行くと、通りのちょうど入ってきた方とは反対の隅っこに宿の看板を見つけた。
やっと、着いたぞ…!
「おーい、やっけーん!」ブッ
「おぉー!!やっと着いた!良かった!」
「久しぶりやな!遅かったな!」ブッ
「いやぁ、空港が遠いし乗り継ぎがよくわからなくて…!」
「あ、こちらカオリさん。」ブッ
「初めまして〜。」
「初めましてー!」
「ブルガリアで一緒になってん。おもろい姉さんやで。」ブッ
「そうなんですか!期待しときます!」
「やだ、もう〜!期待しないで!」
「チェックインしてきます。そのあと、この辺ぶらつきましょう。」
荷物を置き、周辺をぶらついてビールとケバブにありついた。
「久しぶりやな、やっけん。」ブッ
「そうですて〜って言っても、この前も会ってたような気がしますけどね〜!」
「やっけんも明日ギョレメ行こか〜。」ブッ
「明日ですか!?てか、今回ギョレメは行かないですよ〜。」
「何でや〜行こうや〜。」ブッ
「だって、ギョレメまで行ったらまたイスタンブール戻ってこなきゃいけなくなるし、往復する時間とお金がもったいないですよ〜。。」
「そんなコト言わんで一緒に行こうや〜。」ブッ
「考えときます〜。」
久々に新しい国にやってきた。
まだ夜のほんの少しの時間しか見てないけど、確実にイタリアとは違う空気が流れている。
また新しい土地にやってきたんだな。
これから始まる新しい物語の1ページにはどんなコトが書き記されていくんだろう。
楽しみで眠るのが惜しくなってしまった。
To Be Continued →
Lampugnano駅(ミラノ)
サビハ・ギョクチェン国際空港
Day199 アリーヴェデルチ(さよならだ)、イタリア!!〜20ヶ国目突入〜
2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!
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