Day1096 2016.11.8 マルタ4日目
カレーはやっぱり2日目がおいしいね!!
今日はマルタの古都イムディーナへ!!
イムディーナは首都がバレッタになるまで首都として機能しており、多くの貴族が住んでいた場所。
現在、住んでる人は278人だそうで、ほとんど街として機能はしておらず、観光スポットになっているとのコト。
どんな所なのか気になるので、行ってみますか〜。
バスに乗って、到着すると早速それっぽい!!
城壁がぐるりと街を囲んでいる。
かなり整備されていて、芝生なんかもキッチリ刈り上げられていて、観光地として整っている印象。
城壁に沿って進んでいくとイムディーナの街へと続く門が現れた。
では、イムディーナへ!!
古びた石造りの建物、つやつやに輝く石畳、狭い路地…
歩いているだけでワクワクしてくる。
網の目のように広がる狭い路地を歩いていると、そこに現れたのは大きなカテドラルだった。
カテドラルを出ると、イムディーナはすっかり夜の顔になっていた。
さて、イムディーナの街を堪能したら、大事なミッションをこなしに行きますよ!!
ちょうどバレッタとイムディーナの中間にあって、イムディーナに来る時にもバスの中からチェック出来たので向かいます!!
大事なミッションとは、そうコレ!!
ハーレーダビッドソン・マルタ!!
無事ゲット出来て良かった〜!!
どうやら、営業時間が18:00まででお店に着いたのが17:57だったんだけど、すでにドアが閉まっていて入れなかったんだけど、店員さんにケータイの時計見せたら入れてくれました!!笑
しょうがないなー感ハンパなかったけど!!
無事に入れて良かった。。
ポーカーチップのお値段は何と1ユーロ!!
ギリシャでは3.5ユーロで買いました。
やっぱギリシャ…ksだな!!
さて、バレッタに到着したらやりますか。
その前に腹ごしらえ。
ホウレン草と何かをミックスさせたものが入ってるパイ。
何と、お値段35セント(約40円)とお手頃価格!!
お味の方もお値段相応!!
今日はめちゃくちゃ風が強い。
とんでもないくらいに風が吹き荒れている。
こんなに風が強いと雨と同じくらい、路上の敵になってしまう。
本気で腰が重い。
全然、やりたくない。
けど、やらないと。。
準備をして、路上開始!!
いつもと曲順を変えて、ノリノリ系からスタート!!
コレが功を奏して、イイ反応をもらえた!!
何だけど…風が強すぎて、ギターケースが吹っ飛んだり、歌詞を書いた紙が飛んでったり…
とても、こんな状態じゃ出来ない!!
何とかギターケースに重りを乗せたりして対策してたんだけど、その時これでもかと言わんばかりの突風が吹いた。
その瞬間、被っていたウエスタンハットが飛んで行った。
しかも、帽子は壁と橋の間に30cmも無いスペースに吸い込まれていった。
ウソだろ…
ほんの一瞬の出来事だった。
橋の下は工事中。
帽子の姿を確認するコトはできなかった。
マジかよ。。
お気に入りの帽子だったのに。。
もう路上どころではなかった。
すぐに荷物をまとめて、その場にうなだれた。
どうして、いつもこういう無茶な状況でもチャレンジしようと思うんだろう。。
無理な状況では手を引くべきなんだよな。
無理はしちゃいけない。
なのに、いつも手を出してしまう。
結果は見えてるのに。
今日もこのザマだよ。。
バカだよな。。
ユーリャが街歩きから戻ってきたので、事の顛末を話すと慰めてくれた。
近くの商店のおじさんに話してみたところ、明日の朝工事の人に話してあげるからと言ってくれた。
でも、明日マルタを離れるから無理だろうな。
それにこれだけ風が吹いてるから、明日じゃドコまで飛んでってるか分かんないしな。。
はぁ…
ダメ元で侵入してみるか。。
工事中の場所の端の方を見ると明かりがついていた。
もしかしたら、工事現場の人がいるかもしれないから、話をしてみよう。
明かりの点いている小屋へ向かうと、そこは工事のためのものではなく、バーだった。
バーの人に事情を話すと、どうやら普通に入れるみたいだった。
ただ、立ち入り禁止のところは避けた方がイイとアドバイスをしてくれて、荷物も預かってくれるコトになった。
この中から探すのか。。
見つかるかな。。
この橋から飛んで行ったんだよな。
もうシラミ潰しに探すしかない。
通りの隅から隅までくまなく探した。
しかし、帽子の影も形も無かった。
通りの端までたどり着くと、1人の男が近づいてきた。
その男はセキュリティだった。
マズいかな…と思ったけど、事情を話すとライトを車から取り出して、一緒に探し始めてくれた。
通りの半分を戻り、立ち入り禁止のところも探してみようと入ってくれた。
そして、こんな所には無いだろうと思う狭い隙間にも一応入ってみた。
そこには重機があり、深さ5mくらいのスペースが下に続いていた。
足元には工事の材料だったりゴミが散乱していて気をつけないとケガにつながるような場所だった。
コレで見つかったら、ホントに奇跡だよ。。
見つかるワケない…けど、見つかってくれよ!!
あった。。
オレの帽子…!!
まさかの重機と下へと続く謎のスペースとの隙間に帽子があった!!
まじかよ!!
「あった!!あったよ!!」
「おーホントか!!よかったな!!」
「奇跡ね!!」
「ありがとう!!ありがとう!!」
セキュリティのお兄さんに何度もお礼を言ってバーへ戻った。
「見つかりましたー!!」
「オォ、良かったな!!」
ホント、良かった。。
まさか見つかるなんて思ってなかったから、ホントに良かった。。
バーの人たちにお礼を言ってバス停へ向かった。
今日はこれから先日会った日本人の留学生たちと飲もうよと約束している。
ちょっとトラブルで遅くなっちゃったけど、大丈夫かな。。
宿に戻ってWi-Fiをつないで連絡をするとすぐに『ホテルの下まで行きますねー!!』とカオリちゃんから連絡が来た。
さすが徒歩2分圏内。
超早い!!
すぐに下に降りて合流してスーパーへ向かった。
先日会ったもう1人の人は今日都合が悪いらしく来れなかったみたいで、代わりにアヤノさんが来てくれた。
スーパーで買い出し中に思ったんだけど、アヤノさん…呑んべえだわ!!
お酒を持って、宿で飲み会スタート!!
UNOをやりながら、負けたら罰ゲーム!!
えぇ…ワタクシも負けてベランダから叫びましたよ。。
内容は割愛で。。
そうこうしてる内に気づけばベロンベロンに。。
罰ゲームでワイン一気とかはしたんだけど、そんな飲んでないハズなんだけどなぁ。。
トイレに行って、1発ホームラン打って戻ると何やらワクワクしている女性陣。
「どしたの??」
「意外とお酒弱いんだね〜。」
「最近、疲れが溜まってるっぽいんですよ。。普段はこんなんじゃ…」
「それはそうと、カジノ行かない??」
「カジノー??」
「近くにあるんだよね。」
「カジノかぁ。。行きたいけど。。」
そう、行きたい!!
行きたいけど、お金が無いのだ!!
賭けるお金が無きゃ、カジノなんてつまんない!!
「ん〜どうしようかな。。」
「ユーリャちゃんも行ってみたいんだって!!行ったコト無いみたいだし!」
「ん〜行く??」
「よし、行こう!!」
あ〜カジノなんて、行っちゃダメだよ〜。。
絶対ダメだよ〜。。
あ〜カジノなんて〜。。
気付けば、カジノの前。
来てしまった。
「じゃ、私たちはコレで!!」
「え、帰るの??」
「グッドラック!!」
「へ…??」
どういう状況だ…??
とりあえず、カジノ入店。
どんなゲームがあるか見て回る。
スロットマシーンにルーレット、ブラックジャック…
よし、ブラックジャックだな。
賭け金は5ユーロから!!
OK!!
って、何が”よし”で”OK”だ!!
カジノなんて絶対やっちゃダメだよ!!
絶対に!!
ATMとか見つけちゃダメだからな!!
絶対見つけちゃダメだからな!!
そうだよ、カジノとかギャンブルやるヤツなんてバカなんだ!!
どうせ勝てないような仕組みになってるんだよ!!
さぁ、さっさと帰るぞ!!
帰るぞ…
かえ…
どうして、オレは240ユーロ(全財産)を手に持っているんだろう。。
準備は整った。
240ユーロを持つ手が震えている。
こ、これは武者震いってヤツだな。
早速ブラックジャックのテーブルに着いた。
「コレをチップに。」
テーブルの上に投げられた240ユーロ。
それを見たユーリャが驚いた。
「え…それ全部使うの……」
「そうだよ。」
「わ、私は10ユーロだけ。」
「10ユーロ??そんなの2分で溶けるぜ。オーケー。コレ使いな。」
そう言って40ユーロ分のチップを渡した。
ふ、ちょっとカッコつけ過ぎたかな。。
声が裏返っていたのに気付いてなきゃイイけど。
もう、ココまで来たんだ。
行くとこまで行ってやるぞ!!
一進一退の攻防戦!!
しかし、ダメージが重なってくる!!
の、残り70ユーロしかチップが残ってにゃい!!
コレは、もしかしてヤバいヤツかァーーーッ!!
てか、ユーリャ!!
もうチップ無いし!!
オレの40ユーロが溶けちゃった〜。。
何とか、プラマイゼロまで持っていきたい!!
でも、持ちこたえられるのか!?
1:00から始まった戦いも気付けば3:00。
サクサクっと資金を溶かしたユーリャさんは、先に宿へ戻るとのコト。
すまん、男には戦わなければならない時があるのだ。
オレはココに残るッ!!
そして、戦うのだ!!
オレは全財産を賭けてッ!!
この後も熱い戦いは続き、気付けば7時間が経っていた。。
To Be Continued →
あがり…5.72€
スーパー…3.88€
飲み代…2€
合計…5.88ユーロ(約1,947円)
St. Paul’s Cathedral, Mdina
住所: Triq Santu Rokku, L-Imdina, マルタ
電話: +356 2145 6620
Casino Malta by Olympic Casino
住所: Eden Place St Augustine Street, St George’s Bay, San Ġiljan STJ 3310 マルタ
HP: casinomalta.com.mt
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