Day262 2014.7.28 フィレンツェ28日目
暑い日差しの中、外に出るのはホントに体力とやる気を奪っていく。。
ダルダル…
だけど、いつも見る夜の世界とは違った絵画のような景色が強い日差しと共に目に飛び込んで来る。
何気ない風景なんだけど、1つの作品のように額縁の中に収まっていても違和感が無く感じられる。
これも傍から見たら、どってコトない風景なんだろうけど。
汗がジワリと吹き出る暑さの中向かったのは、携帯電話のキャリア”3(トレ)”に行くため。
チャージしてるんだけど、すぐにリミットが来てしまう。
リカリカとその疑問を解消するため。
店員さんに聞くもコレといった答えが出ず。。
良く分からんなぁ。。
帰りにスージーOさんの新しいトランクを見ていく。
家に帰って作業をして、今日も街歩きに出掛ける。
やって来たのはココ。
とココ。
コレで分かる人はZ!会の会員証をあげましょう…!
いらんとか言わんで…(´Д`)
ココはいつも路上やってる場所。
昼間来るの初めてだけど。
普段、こんなに人いるのね…!
警察も夜以上に多いけど…!
てか、入り口だと思ってたトコがチケット売り場だったり、工事中の家か何かだと思ってたトコが実は教会だったりして、ビックリ(´Д`)
まぁ、教会(なおかつ無料)ならと中に入ってみた。
まずはオルサン・ミケーレ。
入り口はこんな感じ。
細い路地の方が入り口だったなんて…如何に固定概念での決めつけはいかんなぁと思いました。。
小さい教会だったけど、たくさんの人が見に来てました。
続いてコッチの教会。
名前分かんない。
てか、写真が1枚も無かったので、きっと写真NGだったんだろう。。
誰か聖人の手みたいなのがあったよ。
中は質素というか落ち着いた感じ。
日本で言えば、銀閣寺的な。
オルサン・ミケーレとは全然違って、人も居ませんでした。
その後は楽器屋探しの旅へ。
最近、弦がブチブチ切れてしまって、秘術”再生法”を使っても、もういささか間に合わなくなってしまったので、新しい弦を買わねば…
あとピックも。
フィレンツェの街中で楽器屋って見たコト無いから、聞き込み調査からだな。
最近というか海外出てから、無駄に話しかけられるコトが増えたので…
日本に居る時は誰も近寄ってきてくれなかったからなぁ…うっうっ…フィレンツェの街並が滲んで来たのは何でだろう…うっ……
今日も誰か話しかけてくれるだろうと街中をプラプラ。
「ハロー!!ジャパニーズ??」
「スィー。(来た来た…!!)」
「元気デスカー??」
「元気ですよー!」
「旅行デスカー??今、麻薬撲滅キャンペーンやってて、署名して欲しいんですケドー。」
「まぁ、そんな感じで。もうフィレンツェは1ヶ月くらいいるけど。署名ね。ハイハイ。署名は良いけど、楽器屋の場所教えてくれません??」
「えぇーっと…地図が無いわねぇ…」
「地図ならiPhoneであるよ。」
「サン・ロレンツォのこの辺りにあると思うわ!」
「そうなんだ〜ありがとう。」
「じゃあ、署名お願いね。」
「ハイハイ。」
「出来れば、募金して欲しいんだけど…」
「(そういうパターンですか…)それって絶対??」
「いや、気持ちだけで良いのよ。ホラ、日本人の友達もみんな募金してくれてるわ。」
渡された署名リストを見ると、結構な日本人が署名をして、お金を納めていた。
しかも10ユーロ、20ユーロ。
もっと高額の人も。。
言い方は悪いけど、カモられてるなぁ。。日本人。。
こういう人たちが本気で麻薬撲滅のためにこういったコトして、お金をちゃんと使ってるなら募金しても良いと思うんだけど、実態はそうでも無いトコが多いのも事実。
ちゃんと理解した上で募金して欲しいな。
日本人は弱腰の金持ち老人みたいな扱いを今後もされてしまうから。
後の人によろしくない。
というワケで俺も署名と募金してやりましたよ…
バチッと15ね!
やっぱ日本人としての誇りもありますから。
このお金をしっかり有効活用してくださいな。
15セント(20円)だけど。
ま、情報料だと思ってね。
今の時代、真の情報を得るためにはお金を出すコトに抵抗を持ってはいけないんですよ。
質の良い情報をスピーディに手に入れるためにはね。
お姉さん苦笑いしてたけど。
教えてもらった場所へ地図を頼りに向かって行く。
サン・ロレンツォの近くのお店は閉まっていた。
真の情報を得るためには…(略
20円の情報じゃ、こんなもんさ…
う〜ん…次はどうっすかな…
あ、メルカトチェントラーレ(中央市場)に行けば、お姐さんたちが居るな!
信頼出来るのは日本人!
彼女たちなら、フィレンツェに住んで長いし何か知ってるかも…!
サン・ロレンツォからそのままメルカトチェントラーレへ向かう。
メルカトチェントラーレの前には露天商が出ていて、お祭りのような雰囲気。
手前のリアルな仮面が欲しかったな…まだ生きてたから、そのまま皮を剥いでやれば新鮮なマスクが…
ウソです。そんなコト考えてません。
何枚撮ってもこの人が写り込んで来るので諦めました。。
中は市場。
スパイスやオリーブオイルなどの調味料から簡単なレストランまで食に関するモノが色々。
前に路上で会ったオリエさんが居るかな〜と覗いてみるも残念ながら居なかった。
代わりに居たのはユキさん!
この方、浜松の出身でとっても気さくな方♪
「そこの生ハム食べてくー??ビスコッティは??試食品だから好きなだけ食べってって良いわよ〜アハハ!」と店員さんと思えないセリフを飛ばして来る。
こういうの好きです♪笑
コーヒーをご馳走になりながら、楽器屋について聞く。
さすが現地在住日本人!
楽器屋を教えて頂きました!
仕事の出来る女性は違いますね!
写真がコレしか無かったっす…でも、めっちゃ仕事出来る人に見えますよ!←
ちょっとだけ2階を覗いたりして…
楽器屋へ…
ユキさんに教えてもらった楽器屋へ。
ちょうどシエスタの時間だったので、お店が開くまで99セントショップで買ったビールを飲みながら休憩。
お店が開いたので、突入。
入り口が分からず、周囲をグルグル回ったのはココだけの話…
バラで弦を購入。
ついでに小銭を換金してもらった。
おっちゃんはイタリア語しか話せなかったんだけど、路上パフォーマーだってコトを伝えたら察してくれて、無愛想ながらも200ユーロ近く換金してくれた。
助かった…おっちゃん、ありがとう!!
店を出てから気付いたんだけど、ピックを買うのを忘れたので、再入店。
おっちゃんがどうしたんだ??って顔をしてくるので、ピック見たいんだと伝え、見せてもらった。
自分好みのピックを発見したので、お会計しようとおっちゃんに渡そうとしたら、ジェスチャーで持ってけと…
「ホントに??イイの??」
おっちゃんは相変わらず無愛想にして下を向きながら自分の作業を続けている。
「ありがとう!!」と伝えるとチラリとこっちを見て、親指を立ててくれた。
渋いッ…渋過ぎるぜ…おっちゃん!!
ピックなんて1ユーロするかしないかだけどさ、こういう気持ちが人の心を幸せにするんだよな。
俺も見習って、気の利いた言葉や行動が出来るようになろう。
んで、意識しないで出来るようなホンモノの漢になろう。
To Be Continued →
Day262 フィレンツェ徘徊〜実はココ…〜
2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!
この記事が気に入ったら
いいねしよう!
最新記事をお届けします。
コメントを残す