Day222 2014.6.18 ローマ三度14日目
旅人あるある…いや、旅人七不思議の1つを御存知だろうか…
まず第1弾であり、これが1番深刻な問題ではなかろうか…
それは“足が臭くなる”というコトだ。
これマジだからね。
日本に居る時、全然臭わなかったんだけど、旅初めてから急にくさくなってさ、身体おかしくなったかと思ったんだよ。
それでホステルで知り合った日本人に意を決して、その事実を告げると皆、口を揃えて言うのだ。
「私もだよ!」「俺もだよ!」と…
これ、男だけじゃなくて女のコも臭くなるらしいんだよ!
旅先で出会った女子の多くは、あっけらかんと突然「足臭くてゴメンね!」と言う程。
理由は分からない。
旅に出るコトによって、歩く機会が増えるからだろうか。
それとも頑丈な靴による密閉性の弊害か…
はたまた、妖怪アシクサラセがいるとの情報も…
あなたもこの危険を犯してまで、旅に出たいと思うだろうか…
この話を聞いて、旅に出るか出ないかは【貴方次第です】…!!ドーン
これだけで1本記事かけるなぁー。
残りの6つは後日、気が向いた時に書こーっと^q^
昨日、雨で引き上げるコトになってしまったので、リベンジ、ヴァチカン!!
キリスト教カトリックの総本山ヴァチカン市国、サン・ピエトロ大聖堂へ!
昼間はもう、これでもか!!ってくらいの行列が出来てて、1時間半くらい日差しが強い中並ぶんだけど、夕方(大体18〜19時くらい)になるとその行列が解消されて並ばずにスルッと入るコトが出来るんだよね♪
入場料もかからないし、中は一見の価値があるので近くに言った際は立ち寄ってみるコトをオススメします!
というワケで本日もキンちゃん、Mさんと3人で。
国境越えの写真も改めて!
デッカい柱に支えられた回廊のような場所を進んでいくと、遠くからコチラを見つめている何物かが居ますね〜。
エサか何かを見つけた動物ですかね…
もっとズームしてみましょう。
何だ、キンちゃんだったか…!
とんだ茶番だね♪テヘ
すこ〜しだけ列が出来てたけど、ほとんど待つコト無く入るコトが出来ました!
俺は前に来たので、以前気になった部分やもう1回見たかったモのなどをササッと見て回った。
以前、来た時の記事はコチラ→Day138 カトリックの総本山にウンコを持ち込む。
写真もキレイに撮れたのがいっぱいあるんで良かったら、どぞ♪
コチラは以前の教皇の亡骸。
祭壇の下にミイラとなった教皇が安置されている。
恐る恐る見てみるが、顔はマスク?蝋?で覆われていて、その実体は見えない。
死んだ後もこれだけ大勢の人目に晒されるって、どういう気分なんだろう??
一通り、見て回って退出。
いささか、今日は路上に行かないと…
ここの所、天気が崩れててまともに路上出来てなかったからな。。
あとの問題は6月に入ってから、反応がサッパリなコト。。
人の数は少なくないんだけどな。。
家に戻り、ギターを抱えてトラステヴェレへ向かった。
今日は早めに路上で1人でスタート。
反応はボチボチ。
悪過ぎるコトは無いが、良くも無い。
何だかパッとしない。
自分の技量が無いせいか…
はたまた、皆が知っているようなメジャーな曲をやるべきか…
このペースじゃマズい。。
25日、台湾に行く約束が守れない…
頭を抱えているとKさんがやってきたので、レストランを回るコトにした。
平日、水曜日というコトもあって、混んでいるお店は少なかったが、堅実に進めていった。
行けば、少しは入る。
それでも、たまに反応が悪過ぎて0のお店もある。
同じパフォーマンスをしても、反応が良いお店と悪いお店では天地の差。
目すら合わせない人たちも居て、その時は本当に心が折れそうになる。
俺たちも、そういう人たちの前で無理矢理パフォーマンスをするのはイヤだから、途中で切り上げてしまうコトにした。
最後までパフォーマンスをしても、反応が悪過ぎて、お金の回収にも行けない店もザラにある。
今日もそんな店が何店舗かあった。
Kさんも俺も口には出さないが、エネルギーというか精神力が擦り切れていた。
次のレストランへ向かう足取りが重い。
「ちょっと気分転換に路上に切り替えてみますか!」
「そうだね、今日はレストランの反応も渋々だからねぇ。ニー」
路上に切り替え作戦で、パフォーマンスを始めるとアイツがやってきた。
バングラディッシュ人のマジシャン、カンだ。
「お前らココでやるな。カンポディフィオリに行ってやれよ。」
「別にイイじゃないか。ニ」
「ココは俺がやってるんだ。」
「何だそれ、お前がカンポディフィオリ行けよ。」
「あそこは良くない。俺はココでやるんだ。」
何だよ、その言い分…
「別に俺たちは今レストランでやってないし、レストランでやりたきゃ先にやってくれて構わないよ。ニ」
「それでもダメだ。」
「別に同じパフォーマンスしてるワケじゃないからイイだろ??」
「ダメだ。」
「何が問題なんだよ。」
「とにかくココは俺がやるんだ。日本人はズルい。」
「何がズルいんだ??」
「金がある。」
「そんなのはステレオタイプだろ!子供みたいな考え方、どうにかしろよ。」
「OK,じゃあ何で日本人がお金持ってるか分かるか??ニ」
「金を持ってるから。」
「いやいや、そうじゃないでしょ。日本人は戦争で焼け野原にされたけど、その後復興しようと頑張ったから経済成長したし。何より努力したんだよ、日本人は。申し訳ないけどね、それに比べてキミたちバングラディッシュ人はどうなんだい??常に誰かのコピーじゃないか!隣の人がサングラスを売り始めたらサングラスを売り始めて、傘を売り始めたら傘を売り始めて、スマホケースを売り出したらスマホケースを売り出して、挙げ句の果てにキミは同じバングラディッシュ人のトーマスとすべて全く同じ芸でやってるじゃないか!それでお金の入りが悪いからって俺たちに文句を言うのはお門違いってヤツなんじゃないのか??新しい芸をやるとか、そういった発想を持たないのがイケナイんじゃないか??ニ」
すると、カンが飛びかかってくるような動きをした。
Kさんが反射的に避けた。
近くで様子を見ていたピザ屋とクレープ屋の兄ちゃんがやってきた。
「おいおいおい、どうしたんだ??」
「何でも無いよ。ただね、この人が最近イチャモン付けてくるんだよ。」
俺はもう面倒になって、蚊帳の外に出た。
俺もKさんもエネルギーを使い果たしてる状態に近かったので、口が悪くなっていたかもしれないけど、この人には何言ってもダメだろうからな。。
申し訳ないけど、たまにこういう人っているんだよな。
何話しても次元の違う所から話を引っ張り出してきて、話が通じない人。
国籍とかの問題ではなく、日本人でも居るし。
少し距離を空けた所で5人で話している。
「別に誰がやろうと問題無いだろ??日本人だろがバングラディッシュ人だろうが関係無いし、誰がやったってイイじゃないか!」
「何も問題は無いだろ??落ち着けよ。」
そう言われて、カンは苦笑いを浮かべている。
程なくして、カンが去っていった。
「ヘイ、ブロー!問題無いさ!続けな!お前たちは悪いコトなんて何も無いさ。」
「あいつにも言っといたから大丈夫だ!みんなアミーゴさ!仲良くやれば問題無い!」
「そうだね、俺たちもケンカしたいワケじゃないよ。仲良くやれれば問題無いさ。6月入って入りが渋いから言ってきてるだけだと思うよ。」
「そうかい、続けな!」
「OK!!」
こうやって、気を遣って出てきてくれる人たちが出来て本当に嬉しい。
変なヤツも居るけど、良い人たちが居るのも事実。
毎晩のように店先におジャマさせてもらってるのに、こうやって気にかけてくれて、ありがたいよ。
気を取り直して、続けたけど、何だか無駄なコトにエネルギーを使ってしまったので、1:00で終了。
To Be Continued →
Day222 ヴァチカンリベンジ〜旅人七不思議〜
2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!
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