人は事故の瞬間にこういう反応になってしまう…

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Day1743 2018.8.17 リビングストン4日目〜ヴィクトリアフォールズ〜カサネ

【世界三大瀑布制覇!!】ジンバブエ側のヴィクトリアの滝へ!!

2018-12-04

体調不良の原因はマラリアなのか…検査受けてきた…!!

2018-12-02
ヴィクトリアフォールズ観光を終えて、事務所に預かってもらっていた荷物をピックアップ。

再び荷物の入れ替えをして、移動仕様にしたら出発だ。

次に目指すのはジンバブエとボツワナの国境

ほんの一瞬のジンバブエ滞在となってしまったけど、次の場所へ向かおう。

次はとうとうアフリカ観光のハイライトの1つサファリツアーが待っている。

大自然の中に居る動物の群れを想像するとワクワクすっぞ!!

よし、今日はこのままボツワナのカサネまで辿り着けるよう頑張ろう!!

とは言っても、さすがに病み上がりの身体で観光したから疲労感がハンパない。

きっと国境まで行くのも徒歩しかないんだろうなぁ。。

国境までの道のりを地図で見てみると、とても歩ける距離ではない。

というか、そのもっと手前に街があるから、そこまで行けば何かしら交通手段はあるだろう。

じゃあ、まずはヴィクトリアフォールズの街まで出てみるか。

国立公園の敷地を出ようとすると客引きに声をかけられた。

「タクシー。どこまで行くんだ??」

「ボツワナとの国境まで行きたいんだけど。」

「国境か。OK、カモン!!」

「いくら??3ドルでどうだ??」

「どうせ、そこから値段上がるんでしょ??」

そんなことはないぜ。レッツゴー!!」

荷物を取られて、タクシーへ。

「じゃあ、国境までは20ドルな。」

「ほら、言った通りじゃん。さいなら。」

「わかった、わかった。5ドルで行くから。」

「ったく、次同じようなコト言ったら知らんぞ。」

「ハハハ、ノープロブレムさ。」

タクシーに乗り込んで出発したんだけど、そのタクシーはものの5分くらいで止まってしまった。

「ココまでは5ドルだ。さぁ、5ドル払いな。」

「は??全然走ってないじゃん。早く国境まで行ってよ。」

「ヘーイ、お金を出しな。」

「あ??国境まで行くって言っただろ??早く連れてけ。」

「ココで降りるか金をだすんだな。」

「テメェ、いい加減にしろよ!!」

「わかった、わかった。」

毎度お決まりのクソめんどくさいやり取りを本日も開催しまして…

結局、たどり着いたのは国境に向かう道路との分岐点。

「ココまでだ。ココからは他の車見つけてくれ。だから、金をくれ。」

「何言ってんだ??」

「ココまで乗せてきただろ??」

「国境までって言っただろ??」

「ヘーイ、早く金出してくれよ。」

チッ…

超めんどくせぇ!!

料金以下の糞サービスに金は払いたくねー。。

「ヘーイ…」

「うるせぇな!!」

仕方ないので最初の言い値通りきっちり3ドルを渡した。

「ヘーイ、もっとくれよ。ココまで来たんだぜ。コレじゃ足りねぇよ。」

「3ドルで国境って言っただろ??国境まで着いてないから3ドルは多過ぎるか。」

パッと取ろうとしたら、ちゃっかり引っ込めやがった。

ドライバーはチッと舌打ちをしながらブツブツ言って消えていった。

さーて、どうするかな。。

周りを見渡しても何にも無い。

物売りのおばちゃんたちと子供がいるだけ。

まぁ、焦ってもどうしようもないから、とりあえずコーラだな。

一旦、落ち着こう。

アジア人が珍しいのか、おばちゃんと子供が興味津々で話しかけたりしてくれる。

こんな所で降ろされて参った参った、なんて話をしながら通る車に親指を立ててヒッチハイクも試みたんだけど、なかなか止まってくれる車はいない。

いたとしても高額な値段を請求されてしまうので、何台も見逃した。

こりゃ、ついに困ったなぁ。。なんて思いながら、ぼんやり空を眺めていると1人の兄ちゃんが「この車が国境まで行くらしいから乗ってけ!!」と声を掛けてくれて、急いで荷物を担いで車に乗り込んだ。

「ありがと〜!!」

急展開で焦った〜。

とりあえず、車に乗れて良かった。

値段交渉の結果、2人で25ドル(約2,825円)で目的地のカサネまで連れて行ってくれるらしい。

1人12.5ドル(約1,412円)と、そんなに安くはないけど、この様子だと交通手段を見つけるのが大変そうだ。

体調も芳しくないし、お願いしとくか。。

したらば、まずはジンバブエ側の国境だ。

1本道をひたすら走っていく。

1時間ほど走ったところで国境に到着した。

大きな荷物はそのまま車に乗せて、貴重品の入ったデイバッグだけ持ってイミグレーションの建物に入った。

出国の手続きを一瞬で終えて、再び車に乗り込んだら、次はボツワナ側のイミグレへ。

日本のパスポートを持っていれば、ボツワナはビザ無しで入国出来る。

最近、どこの国でもビザが必要で入国の時にお布施を払ってたんだけど、久々の感覚だな。

現在、日本のパスポートが世界最強になったけど、アフリカじゃビザが要る国がほとんどだ。

いっぱい資金援助、技術支援してるのに何でなんだろうなあ。

特に厳しいチェックを受けるコト無く、ボツワナ入国!!



バオバブみたいな木があって、アフリカ感満載。

今日は目星を付けていた宿に泊まろうと思う。

宿と言ってもキャンプサイトなので、テント泊なんだけど。

そこがカサネの街にあるチョベサファリロッジ

ツアー会社も宿の中に入っていて、ココから出発するサファリツアーが安くて見応えがあって、なおかつ安いってコトで旅人には有名な場所だ。

見応えがあるとは言っても、動物相手なので“運”の要素が1番強いんだけどね。

宿の目の前で降ろしてくれて、無事到着!!

あとはテント張って、晩ゴハン食べて、明朝のサファリツアーに備えればカンペキだ!!

「すみません、1泊お願いしたいんですけど!!」

「えーっと、ロッジ??キャンプサイト??」

「キャンプサイトで!」

「今日はフルね。」

「え??」

「フル。埋まってるわ。」

な、何ですと…!?

この辺りに他に宿泊施設は無い。

Wi-Fiに繋がせてもらって、他の宿を探してみるんだけど、やっぱり無い。。

キャンプサイトを目の前にして、まさかの野宿か…??

つ、詰んだ。。

「あなたたち、明日のサファリツアーに行くの??行くなら、ツアーデスクが閉まっちゃうから、今のうちに行ってきなさい。」

「でも、泊まるところが…」

「何とかするわ。」

明日のサファリツアーは早朝出発なので、オフィスが閉まる前に申し込んでおかないと明日のツアーに参加出来ない。

午後の部もあるんだけど、やっぱり野生動物は午前中の涼しい時間帯が活発な時間らしいので、早朝のツアーに参加しておきたい。

まだ泊まるところは無いけれど、明日の朝のツアーに申し込むコトにした。

ツアー代金は365プラ(約3,936円)円。

サファリツアーで、この値段は破格だ

他の場所で参加したら1万〜2万円はかかるのが普通。

ケニアやタンザニアでもサファリツアーに参加する場所はあったけど、この値段を知ってたら参加する気にはなれないよね…!!

無事に申し込み完了。

それにしても綺麗な宿だなぁ。。


レセプションに申し込みを済ませたコトを伝えに戻った。

「キャンプサイトね。1泊でいいかしら??」

「え、泊まれるんですか??」

「大丈夫よ。」

「とりあえず、1泊でお願いします。」

「じゃあ、必要事項書いてね。」

うわぁぁぁ、よかったぁぁぁぁぁ!!!!

泊まれる場所があるって嬉しい!!

安心感が違う!!

必要事項を書いている間にウェルカムドリンクでオレンジジュースも出してくれて、最高ですか!!

1人105プラ(約1,132円)ずつ支払って、キャンプサイトのある場所へ。

さすがにキャンプサイトのある場所は、さっきの写真みたいな場所とは別物。

だって、宿の敷地内なのに、こんなの居るくらいだもの。


野生のイノシシ。

置物みたいに見えるけど、本物です…!!

他にも変な鳥とかリスとか、湖の方にはカバみたいなのが居た。

道に迷って、警備員さんに案内してもらって本日の寝床に到着。

ほんと普通のキャンプサイトって感じで、木と石で囲われたスペースがあるだけ。

周りの人はキャンピングカーで乗り付けて、そこで豪華なディナーを取ってたりする。

とりあえず、オレたちはテントを張るコトにしますか。

テントを張る作業も慣れたもので、タローくんと2人で協力してサササっと終わらせた。

荷物をテントの中に入れて一息。

火が起こせる場所もあるので、肉買ってBBQでもしたいね〜なんて話をしながら、スーパーに向かうコトにした。

宿のすぐ近くにスーパーがあるので、そこに向かったんだけど、何か雰囲気が変だ。

看板が消えている。

これはまさか…

そのまさかでした。。

入口から入ろうとすると扉は開かず、店員さんが両手を合わせて“クローズ”の合図。

閉店時間が19:00でタッチの差で閉まってしまったようだった。。

まじか…

近くに居た人に、「この辺にスーパーもしくは商店は無いか?」と尋ねるも、この辺のスーパーはどこも19:00には閉まってしまうらしい。

「せめて、レストランは…」

「あぁ、チョベサファリロッジにレストランがあるぞ。高いけどな。」

って、そこオレらが泊まってるとこやないかーい!!

そうなんですよ、レストランがあるのは知ってるんですよ。

でもね、高いんですよ。めちゃめちゃ。

オレたちが泊まってるキャンプサイトは1人1,000円ちょいで泊まれるんだけど、普通の部屋だと1泊数万円レベルの高級リゾートホテルなんですよ。

だから、レストランも超ショボいメニューでも超高額なんですよ。

あはは…

詰んだ…Part.2

スーパーの前で途方に暮れていると、また別の人が話しかけてきた。

「どうしたんだ??」

「いやぁ、スーパーで買い物しようとしたら閉まっちゃってて。どうしようかなと。この辺で開いてる店が無いという事実も聞きまして、とりあえず途方に暮れているんです。」

「そうかそうか。どこ泊まってるんだ??」

「すぐそこのチョベサファリロッジです。」

「そうか、そこにもレストランはあるけどな。」

「高いし、面白くないんで、どうしようかなと。。」

「ほう、ローカルなものに興味はあるか??」

「えぇ、そりゃもちろん。ローカルなもの大好きですよ。この前もザンビアでイモムシ食べましたし!(めっちゃ熱出たけど。)」

「おぉ、そりゃ良いな!!それでこそ旅行だ。よし、これからローカルのレストランに行くか??連れてってやるぞ!」

「え、ホントですか??行きたいです!!」

「よし、ちょっと待ってろよ。俺はそこのツアー会社で働いてるんだけど、オフィスに少し用事あるから終わらせて戻ってくるから。そうだ、車の中で待ってな。」

そう言って、車の中に入れてくれた。

しばらくすると、男の人が帰ってきて車を出発させた。

「待たせたな!!ハハハ…やっぱ旅行は現地のものを見て食うのが醍醐味だよな!!ちょっと行ったところにイイ場所があるから、そこに行くぞ!!」

ブーンと車を走らせていくんだけど、ちょっと行ったところがなかなか遠い。

こりゃ、歩いては帰れないな…ってレベルになってきて段々と不安になってきた。

もうなるようにしかならんか…と肝を座らせて、フロントガラスから見える光景を頭にインプットしていると、そこに突然イノシシが現れた。

「あ、あ、あ、あ……」

ドバギクシャア…!!!!


今まで聞いたコトの無いような音が飛び込んできた。

ああぁぁぁぁ…

やっちまったな。。

後ろ足を引きずったイノシシが左前方に逃げていった。

ドライバーが急いで車の前方を確認しに行った。

「やっちまいましたね。」

「うん、前見てなかったのかな…」

「突然、あーあー言うんで、どうしたかと思いましたよ。」

「人間、突然の出来事を目の前にすると言葉が出ないんだな。。」

「まさにそんな感じでしたね。。」

ドライバーが車に戻ってきたんだけど、何事も無かったかのように走り出した。

さらに車はグングンと進んでいき、いよいよドコに居るのかさえ分からなくなった。

おそらくジンバブエとの国境の辺りまで逆戻りしてきたんじゃないかな。。

ビリヤード台のある飲み屋みたいな所に近付いて車を止めた。


音楽が爆音で垂れ流され、目が虚ろな人たちが酒の瓶を手に持ってフラフラしている。

ん〜なかなかの場所ですな〜。。

降りて、車の前方を確認するとベッコリとバンパーがやられていた。

オイルもだだ漏れって感じで、よくココまで走ってこれたと思う。

車がこんなに激しく損傷してるのに、イノシシは足引きずるくらいで済んでるから相当タフなんだなぁ。。

ドライバーに付いて、商店みたいな作りの小屋でビールと肉を頼んだ。

3人で乾杯したんだけど、今日は何だかビールが美味しいと感じられなくて進まない。

まだ、身体が万全な状態じゃないんだな。。

それもそうか…

よくよく考えてみれば、今日1日色んなコトがあった。

マラリア検査して、ザンビアからジンバブエの国境越えして、ヴィクトリアフォールズ観光して、ジンバブエからボツワナの国境越えして、事故って…

そんで、昨日まで熱で寝込んでたんでしょ??

オレは一体何をやってるんだ。。

自分でも不思議に思ってしまう。

でも、急がなきゃならない理由がオレにはあるんだ。。

身体を壊してでも、先に進まなきゃ…一生後悔するかもしれない。。

今はまだ言えないけど、そんな理由があるんだ。。

ローカルの食事ってコトで、肉を頼んだんだけど、味付けされた肉を豪快に自分で焼き上げるというスタイルでなかなか面白い。



お店の敷地に設置されたグリルで自分で好きなタイミングで焼けるってイイね!

ちょうどBBQしたいなんて話をしてたから最高じゃん!!

ドライバーは結構な酒飲みらしく、クピクピとビールを飲んでいく。

オレもいつもなら同じくらいのペースで飲めるんだけど、今日はやっぱり進まない。

1本目が全然終わらない。

そろそろイイ感じの焼け具合だな〜ってとこで、お皿に乗せて、ウガリなんかの付け合わせと一緒にいただきます!!


うわ…むちゃくちゃ塩っぱい…

塩っぱいの好きだけど、コレは辛すぎる…

きっつ…

ウガリと一緒に食べるもコレはキツい…

普段だったら無理してでも食べるんだけど、コレは無理だわ。。

半分も食べない内にタローくんに引き継いでもらった。

「全然、イケるっすよー」と言いながら食べてるんだけど、やっぱオレの体調がバグってるだけなのかな。。

酒も飲めないし、メシもイマイチでテンションは下がってしまった。。

相変わらず、ドライバーはクピクピと羨ましいくらいに酒を飲んでいる。

「もう飲まないのか??」

「なんか体調悪いみたいで、今日は飲めないや。」

「そうか、勘定しようか。」

そう言って3人で商店に行って清算。

「じゃあ、2人は25ドル(約2,825円)な。」

ん??

ビールの値段と肉の値段を足しても、そんなに行かないぞ。

だいたいコーラが50円の国で、どうすりゃそういう計算になるんだ。。

「それって、あなたの分も入ってる??」

すると男は無視。

あれ??

ダメ元でもう1回聞いて見たけど、やっぱりそこに関してだけは無視。

もし、そうだよ〜って言ってくれたら、ココまでの車代と事故ってかわいそうだから気持ちよく出してあげようかと思ったけど、なんだかなぁ…

腑に落ちないなぁ。。

こっちは酒も飲めず、メシもイマイチで…

ん〜ん〜!!

めっちゃフラストレーション感じるけど、もういいわ。

払っとけ払っとけ。

会計を済ませると仲間を呼んだらしく、車が迎えに来た。

事故った車はココに置いて、明日取りに来るらしい。

そりゃ、あの状態じゃ動かないか。。

何だかモヤモヤとした気持ちのまま宿へ向かった。

 それでもやっぱりモヤモヤするので、もう1回「あの会計はあなたの分も入ってる??」って若干イジワルな気持ちを込めて聞いてみたら…

やっぱり、そこだけ無視された。笑

ココまでくると逆に気持ちいいわ!!

明日はサファリツアー!!

超早起きなので、さっさと寝てしまおう!!

寝支度を済ませてテントに潜り込んだ。

To Be Continued →

【世界三大瀑布制覇!!】ジンバブエ側のヴィクトリアの滝へ!!

2018-12-04

体調不良の原因はマラリアなのか…検査受けてきた…!!

2018-12-02

今回泊まった宿: チョベサファリロッジ(Chobe Ecotourism Safari Lodges)


住所: Border of Chobe National Park, Kasane, Botswana
HP: chobe-safari-lodge.com
Trip Advisor: Chobe Safari Lodge

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