Day151 2014.4.8 ローマ14日目
今日こそ買い付けたメダイユを送るぞ。
郵便局はドコかと探してたけど、まさに灯台下暮らしッ!!
今、泊まってる宿のすぐ近くにあった。
チェックアウトを済ませて郵便局へ。
英語が出来ないスタッフばかりで、右往左往。
ようやっとの思いで箱をゲットして、整理番号を取りに行くが、ボタンが3つ…
ど、どれか分かんねェ…
テキトーにボタンを押して、整理番号ゲット。
順番を待つが、果たしてこの順番で合ってるのか…
何となく観察していると、”普通郵便””海外郵便””送金”があるらしい。
待てども待てども順番が来ず、不安になってきた。
こりゃ、窓口に強行突破するしかないのか…
スキを突いて、窓口のおばちゃんに話しかける。
「この紙に書いて、終わったら来なさい。ペンは必ず、返すのよ。」
多分、そう言ってたと思う。
用紙への記入を終え、窓口へ行くと送り先と送り主の欄が逆であるコトが判明。
1からやり直しか…
もう1度、書き直しておばちゃんのOKサインをもらい、支払いを済ませて【ミッション完了】!!
送料…28.35ユーロ
箱代…3.5ユーロ
宿で夕方まで作業を進めて、今日も路上に立ちに行きますか。
ギターを抱えて、トラステヴェレまで1本で行くバスに乗り込んだ。
初めて乗るバスだから、降りる場所が分からなくて川沿いで降りた。
ローマのバスは基本親切じゃない。
・週末になると30分来ないのは当たり前。この前は1時間待っても来なかった。
・「次は○○〜」なんてアナウンスや表示が無いから、常に窓の外をチェックしてないといけない。気が抜けない。
・車体が完全に止まる前にドアが開く。
・基本、運転手は無愛想。運が悪いと話しかけても完全に無視される。
・停車ボタンを押しても止まらない時がある。
こんなツラツラ書いてるけど、毎日お世話になってます。笑
そんなワケで当然、目的地の最寄りで降りれるハズは無く、夜のテヴェレ川沿いを歩いた。
ぼんやりとオレンジ色の光を放つサンタンジェロ城。
深い紺に染まっていく夜空とテヴェレ川に浮かぶ光。
サンタンジェロ城もまだ近くで見てないなぁ。
通り道だし、通っていくか。
サンタンジェロ橋の上では何か映画の撮影か何かが終わった所だった。
そういえばトム・ハンクスが出てた映画『天使と悪魔』の舞台にもなってたらしい。
見たのだいぶ前だから、鮮明には覚えてないなぁ…
ちょっと寄り道をして、また川沿いを進む。
大きな広場に出てしまった。
うん、久々にやっちまったわ。。
“逆ですね…”
仕方なしに来た道を戻っていく。
ようやく、いつもの場所に到着。
今日はなんだか人通りが少ない。
Kさんとも合流出来て、たまには違う場所でもやってみますか。
というコトで、カンポ・デ・フィオリという広場でやるコトにした。
広場自体だと声が響かなくて、長時間出来ないので、広場から伸びる脇道に入ってすぐの場所でやった。
ジェラート屋の前に溜まってた人が興味を持って近寄ってきたり、お使い帰りのジェラート屋のお姉ちゃんも輪に加わったりとやってて面白い。
時間も遅くなり、人通りも少なくなった所でいつものシスト橋に移動。
多くは無いが、それなりに歩いている。
もはや顔なじみになったハッパ売りの兄ちゃんたちも”調子はどうだ??”と声を掛けてくれる。
ハッパを買う人、売る人。
騒ぎ足りなくて、酒の続きをする人。
誰にも止められずに音楽を楽しむ人。
この橋は無法地帯。
そんな印象。
今日もトラステヴェレの川は流れ続け、サン・ピエトロはそれを眺め続ける。
その側を去っては帰ってくる月と人。
To Be Continued →
サンタンジェロ城
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サンタンジェロ城は、言わずと知れたジョジョの奇妙な冒険 第5部黄金の風のラスボス”デイアボロ”との決戦の地である。ローマのテヴェレ川右岸にある城塞である。日本語訳によっては、聖天使城、カステル・サンタンジェロとも呼ばれる。 正面にはサンタンジェロ橋があり、わずかに離れた場所にあるバチカンのサン・ピエトロ大聖堂とは秘密の通路で繋がっているといわれている。
所在地:Lungotevere Castello, 50, 00186 Roma
建設:西暦139年
着工:西暦135年
営業時間:本日営業 · 9時00分~19時30分
建築様式:ローマ建築
電話:06 681 9111
被葬者:ハドリアヌス、 マルクス・アウレリウス・アントニヌス,etc…
Day151 イタリアの郵便〜待てども来ないモノたち〜

2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
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