Day15 2013.11.23 サンクトペテルブルク
————————————————————————————————————-文章だけで表現するので、頑張って想像してください(笑)
写真、ビジュアルの力って偉大だね。
オスロの街で戦意喪失…ここ数日ヌルい生活だったから、心が折れそう…!
————————————————————————————————————-
ドタンバタンガタン!!
夜中の2時3時にチャイニーズ系アメリカンの遊戯王のゲームばっかりやってるアメリカ人がドアを豪快に開けて入ってきた。
何時だと思ってるんだ。
こういう気遣いが出来ないのは何でだろうと思う。わざとやっているのか??
日本人と違って、そういう教育を受けていないから??
それなら、一概には言えないけど、国民の多くがキリスト教を信仰している状況でなぜ、そういう気遣いが出来ないんだ。
博愛の精神、隣人を大事にするという教えがキリスト教の考え方じゃなかったっけ??
自己愛、自己利益しか頭に無いようなヤツが目立つのは気のせいだろうか…
もちろん、そうじゃない人もたくさんいるのは知ってるけどね!!
チェックアウトの時間は何時だったかなと気にしながら再び浅い眠りに就いた。
ドミトリーは複数人で部屋を共有するから、神経質な人には向かないだろうな。
もう2日ココにたいざいしようかと思ったけど、何だか出たい気分になってしまったので、チェックアウト後もシェアスペースに滞在させてもらって、こっそり新たな宿を探した。
Party Train Hostel。
名前に”Party”なんて冠してるくらいだから、きっと面白いコトが起きそうな気がするぞ…と思い、2日分予約をした。
同じ土地にいながら、宿を移動するなんて、荷物も多くて疲れるけど仕方ない。
サイト作りも一段落して、新しい宿のチェックインの時間が迫ったので、Old Flat Hostelを後にした。
大体の場所の目星はついてるので楽勝だぜと思い、新しい宿を目指して進んだ。
逆方向に。
またやってしまった。
嘆いても仕方ないので、歩を進めるが目星をつけた場所に着いても、それらしい場所が無い。
もはや得意技と言っても過言ではない、2往復3往復をかまし、結局駅のwi-fiを捕まえて住所を割り出し、マップを起動させて再出発。
住所通りの場所に着くも、やはり見当たらない。
仕方なく当該の住所、50番地にある建物の電気屋さんに入って話を聞く。
お姉さん曰く「この建物の裏手に行ったトコにあると思うわよ」と。
裏手の方ねぇ…
さっきも行ってみたけど、それっぽいのないし、レンガが崩れかけてるような建物ばっかだし、怪しい雰囲気で俺の危機管理デンジャーレーダーがビンビンに反応してるんだけどなぁ…
色々考えつつ、「裏手の方ね、行ってみるよ。ありがとう」とお礼を言ってデンジャーゾーンに勇み足で進んで行くも、建物はボロボロだし、立ってる人みんな厳つく見えるし…
てか、結構奥の方まで進んできたぞ。
もう地図上じゃ全然違う所じゃん。
番地も変わってるでしょ。
こんな歩いちゃ…ホラ、地図だってそう言って……ない…
まだ50番地の中だ。
たくさんある建物にそれぞれ、50-1、50-2…ってなってる。この敷地だけで、イオン志都呂店くらいあるんじゃないの??
お姉さんの「この建物の裏手に行ったトコにあると思うわよ」という言葉を信じて、奥へ奥へと進んで行くが心がくじけそうになる。
いやいやいや、さっきも奥の方入ったけど、明らかに怪しいオイニープンプンのスラムっぷり剥き出しの場所でっせ。
さすがにもうこんな所にあるワケがないし、きっとサイトに載せてある住所が間違ってて……
あ、あった。
ようやく看板を発見!こんなの発見できるワケないよ!
そんなこんなでようやくチェックイン完了。
さて、ココではどんなPartyが待ち構えてて、俺を楽しませてくれるのかなん♪
俺のParty BoyなTrainが発車オーライで、そのまま車庫までノンストップで…ニョホホ…
なんて思いつつ、スタッフの女の子に説明を受けた。
最後に「ココのホステルどんなルールがあるの?まさか、お酒飲んじゃイケナイとか??」なんて冗談を言うと、真顔で「オフコース。」と返してきよった…
ま、まじすか。
こ、後悔なんてしてないんだからっ!
現金しか支払いがダメらしく、トボトボと寒空の下、換金に向かった…
これからユーロ圏に行くのに、これ以上ユーロ換金したくないなぁ…というのもモスクワから¥の換金も難しくなってきたのだ。
ウォンなど勿論、論外である。
銀行を探し歩き回っていると、やけに人だかりが出来ている銀行を発見。
何か事件か…??野次馬根性が俺に囁きかける。
その銀行を覗いてみると、¥のレートが表示されている!そしてウォンの表示も発見!
フェリーの中でスラヴァに5,000円と50,000ウォンをどうしても換えてくれと言われ、渋々交換し、ウラジオストクの銀行マシーンに通してもハジかレ換金出来ず…それ以来ドコの銀行も受け付けず…
50,000ウォンの肖像画の女性が完全に不幸の女神に見えていたが、これでようやく、おさらば出来るのか!ニョホ♪
不幸の女神とお別れして、手元にやってきたのは1,500ルーブル。
あと2日しか滞在しないのに、宿代を払っても手元に3,500円分も残ってしまった。
使い切るのももったいない。
コレで次の国フィンランドまでの交通費支払えないかなぁ。
新しい宿、Party Train Hostelもどうやら賑やかな方ではないらしい。
ざっと見渡すとオタク系の女子と男子がチラホラいる感じだった。
さらにそれらがカップルとなってイチャこいているので、目も当てられな…目のやりどころに困る…
今日は自作したパスタが中々ウマく出来たなぁ。
ニシンのオイル漬けに塩とコショウと若干のニンニクのスパイスを入れただけのシンプルなパスタなんだけどね。
それにしても、ニシンのオイル漬けはウマい!!ハマった!
明日もスーパーに食材探しに行ってみよう。
海外のスーパーは面白い。
今日は一切観光をせず、溜まっている物を処理する日に当てた。
身体も疲れが溜まっていたし、買い物しながら町の様子を観察するだけで十分楽しめた気がする。
さて、明日は何しようかな…
この時はまだこのホテルの神髄を見るコトが出来ていなかったのである…。
To be continued→
Day15 俺のPartyなBoyが…

2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!

この記事が気に入ったら
いいねしよう!
最新記事をお届けします。
コメントを残す