Day1428 2017.10.6 東京 池袋
最近、あんまりブログではネタにしてなかったから、忘れてる人もいると思うんですけど、最近は東京で民泊やってるんですよ。
もう既に半年くらいやってて、コレまでに色んな国からお客さんがやってきて、日本にいるのに家の中は外国みたいな雰囲気で、なかなか面白いです。
家の中では外国人たちとコミュニケーションを取って、外に出ると便利な日本にいるので、もしかしたら最高の環境にいるのかもしれません。
そんな中で、今日は驚くべき状況を目の当たりにしました。
いったい、何が起こったんだ!?またトラブルか!?
そんな声も挙がりそうですが、今回はイイ意味でなんです。
いつもの如く、チェックアウトするゲストたちを送り出し、掃除のために部屋に入るとベッドの上がこんな感じ。
思わず、「え〜!!」と声を出してしまいました。
だって、こんなにキレイにして出てく人って、この半年で居なかったもの。。
布団は乱れ、ゴミは散乱し、床には飲み物をこぼしたのかベトベト…
コレが”普通”なんです。
それなのに、今回のゲストはこんなにもキレイに整頓して出ていってくれたものだから、思わずビックリ。
ちなみに利用してくれたのはハンガリー人のカップル。
チェックインの時もフレンドリーで話が弾んで、いろいろと情報を教えたり、旅の話なんかをして楽しかった。
彼らも日本旅行が楽しみだったみたいで事前に情報を調べていて、オレが知らない情報なんかも持ってて面白かった。
中でも、タトゥーOKの銭湯の情報は良かったな。
やはり、日本ではタトゥーに対してまだまだ抵抗がある。
日本の温泉や銭湯に興味を持っている外国人観光客というのは多いもので、タトゥーが入っていると利用できないよと伝えると残念がる人も多い。
2020年のオリンピックに向けて、まだまだ外国人観光客は増加すると思うけれど、海外ではファッションの一部となっているタトゥーをどう容認していくかも宿泊施設の問題同様に解決しないといけない問題だと思う。
ちなみに教えてもらったのは“蛇骨湯”と言う銭湯で、浅草の浅草寺の近くにあるみたい。
料金も良心的なので、浅草観光のついでに銭湯体験をしてみるのも東京観光の1つとしてイイかもしれないな。
今後、そういった話になれば他のゲストにも教えてあげようと思う。
彼らがチェックアウトする時に「コレはハンガリーのチョコだよ。プレゼント!」と言って渡してくれた。
やっぱハンガリー人、めっちゃイイ人多いな!!
ブダペストで色んな人に声かけてもらって仲良くなったのを思い出した。
家にずっと泊めてくれてたジュディ元気かな…
なんて思ってたら、その日の内に珍しくジュディから連絡が来て驚いた。
もう2年上も連絡を取ってなかったのに、このタイミングで連絡が来るなんて、何か運命みたいなものってあるのかもしれないな。
ハンガリー人カップルの部屋の片付けを終えて、もう1組チェックアウトした香港人と中国人夫婦の部屋に入ったら、また驚いた。
まじ!?
彼らも、こんなにキレイに使っててくれたなんて!!
1週間滞在していたから、部屋の中は凄惨な状態になっているだろう…と思ってたんだけど、めちゃくちゃキレイに使ってくれていた。
正直言って、直前割みたいな感じで破格の値段で1泊2,000円、1人頭1,000円とかにしたところに飛び込んで来た中華系の人たち…
きっと色々やらかしてくれるんだろうな…と思っていたから、余計に驚いた。
変な疑いを持っていて、ごめんなさい。
だってね、ウチに泊まりに来る中華系の人たちって、ウチにデリヘル呼ぼうとしてチャイニーズマフィアに殺されそうになったり、ふすま破ったりとか、強烈な人たちが多いんだもの。。
これだけキレイに使ってくれたら、安くても全然イイよと思ってしまう。
今、東京で民泊をするってのは正直オススメ出来ないかなと思うようになってきた。
とにかく競合が多くて価格が割れまくっている。
リスティングの仕組みもイマイチで、推奨値段設定や検索順位がどう考えてもおかしい。
ウチの中で言えば、2階の狭い4畳半の物置みたいな部屋が12畳の洋室の倍以上の値段設定になっている。
正直、オレだったらこの値段で泊まりたくないと思うのに、それでも予約は入る。
お客さんに12畳の部屋見せて、この部屋半額以下なんだぜって教えたら発狂するだろうなあ。
オレだったら、絶対する。
それにホストが不利すぎる。
ゲストとの間にトラブルが起きても、会社が肩を持つのはゲスト側。
ホスト側への対応には不満がある。
それに1番の問題は、レビューのシステムが年々厳しくなっているというコト。
今なんて、星5段階で星4以上をキープしないとリスティング(お部屋紹介のページ)が停止されて予約が取れなくなってしまう罰則がある。
つまり5つ星評価の内、常に星4か5を取り続けなければならない。
1度でも3つ星をもらったらアウトだ。
コレって、めちゃめちゃ厳しい。
もし、自分がレビュー付ける立場なら良くて星4とかだろうな。何も考えずに星5付けるパターンもあるけど。。
星4ならホストに取ってポイントはゼロと言うコトになる。
4ならまだマシ。
3ならマイナス。
ゲストにとって、可もなく不可もなくの星3はホストにとってはマイナスなのだ。
いくら頑張って、友好関係を築いたとしても、常に気を張っていないといけないという状況は気疲れする。
いつリスティング停止になるんだろうという恐怖は常にプレッシャーだ。
それでもゲストと交流するコトによって友好関係を気付ければ、レビューを上げて書いてくれるというのに気付いた。
コレは計算ってワケじゃなく、経験からだ。
確かに仲良くなった人に悪いレビューを付けるというのはしにくい。オレだったらしない。
今朝チェックアウトしたハンガリー人カップルみたいに色々と話をして仲良くなるパターンもあるし。
コレだけキレイに使って出て行ってくれたし、きっとレビューもイイだろうと思い、後日届いたレビューを開いてみた。
“最寄りの駅から20分かかる”…星2つ
そして、我が家はリスティング停止を食らった。
ウチから最寄り駅まで…5分なんだけどな。。
To Be Continued →
蛇骨湯
住所: 〒111-0032 東京都台東区浅草1丁目11−11
HP: jakotsuyu.co.jp
電話: 03-3841-8645
営業時間: 13:00〜0:00、火曜定休
入浴料: 460円
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