Day136 2014.3.24 バルセロナ13日〜ミラノ
今日はまず8:30の開局と同時に郵便局に駆け込む。
そして、バルセロナの町外れでミラノ行きのドライバーと合流。
よし、イメージトレーニングはカンペキだ。
何の問題があろうか。(いや、無い。)
2月にiPod touchを無くしてから、ずっとアラーム無しの生活のおかげで今日も十分な睡眠を取るコトは出来なかったが、目標の7:30より30分早く起きる事が出来た。
仕度を済ませ、万全を期して8:00に宿を出て、郵便局に向かった。
既に何度も来ているおかげか、10分も経たずにたどり着いてしまった。
8:20…何もするコトが無い…
日向ぼっこでもして、一眠りするか…
いやいや、そんなコトしたら起きられる自信がない。
そう、コーラを飲んだらゲップが出るというくらい確実にッ!!
手帳持ってくれば良かったなぁ。。
バルセロナの日中は暑いくらいだけど、昼と朝夜の寒暖差が大きくて、カタカタ震えながら郵便局が開くのを待った。
8:30になるとドアが開かれたので、それと同時に中に入った。
事前に海外の郵便事情について小耳に挟んでいたのだけど、どうやらスペインの郵便事情はよろしくないらしい…
インフォメーションでどんな扱いをされるのかビクビクしながら、日本に荷物を送りたい旨を伝えると、愛想の良いおばちゃんが対応してくれて、準備を手伝ってくれた。
箱を用意してもらう。
箱代は2.7ユーロ。
トレジャーハンティング(買い付け)でゲットしたお宝(お品物)を宝箱(ただの箱)に入れて窓口へ。
外国式の宛名の書き方に戸惑いつつも完成させて、ガラスの向こうにいるおじさんスタッフに渡した。
ちゃんと届くか心配だなぁ。。
送料は2kgまでで37.7ユーロ(¥5,278)となかなか値が張りますな。
海外の郵便局員は愛想が悪かったり、仕事したくないオーラがブンブンだったり、一癖も二癖もある人が多いって聞いてたから、ビビってたけど、案外すんなり終わってしまった。
何だか、あっけなかったけど、無事ミッション完了!!
そうだ、自分の壊れたハードディスクも日本に送っちゃおうかな。
時間もまだ余裕があるし。
インフォメーションのおばちゃんスタッフに箱をくれるようお願いするも、箱じゃ大き過ぎるからコレにしなさいと袋タイプのものを渡された。
何を言っても受け付けない。
仕方ない、プチプチと持っていたタオルで無事に日本までたどり着くコトを祈るのみッ…!!
ちなみにこちらは1kg未満だったので、13ユーロで送れた。
郵便局から宿に戻り、荷物を取って郊外の待ち合わせ場所へ向かった。
電車に乗り、たどり着いたのはモンセラート行きに失敗したPalau Reial駅だった。
う~ん…なんだか、イヤな予感がする…
学生街なのか、周りは学生だらけ。
大学の中を突っ切って、待ち合わせ場所に向かった。
教えてもらっていた住所の場所に着いたが、指定されたバス停が見当たらない。
どうしたもんか…
バス停を探しに行くか、教えられた住所の場所に留まるか…
待ち合せの時間は刻一刻と迫り、気付けば過ぎてしまった。
イヤな予感しかしない。。
連絡したいが、連絡手段が無い。。
せめて、ドコかにwi-fiがあれば…
wi-fiを求めて探し歩くとホテルを発見!
外で水撒きをしていた人に事情を話すと快く使ってイイよと中に通してくれた。
普段使うコトは無いであろう、星が付いたホテル。
スタッフのお姉さんたちが親切に対応してくれる。
こういう緊急事態の時は、特に俺の持ってるMacbookは落ちまくる。
刻一刻と過ぎ去っていく時間に焦りながら、再起動を待つ。
この時間がとてつもなく長く感じられる。
よし、起動した!
メールを…
ドジャァ~ン♪
くそぉぉぉ…ッ!!
このクサレMacbookがァーーッ!!!!
どんだけ落ちれば気が済むんだよォォッッ!!
ホテルに備え付けのパソコンを使わせてもらい、ドライバーにメッセージを送って、スタッフのお姉さんたちが調べてくれた待ち合せのバス停に向かった。
ドライバーからは『15分だけ待つ』と返信が着ていた。
しかし、それは12分前に送られたものだった。
走って待ち合わせ場所に向かう。
しかし、時計の針は無情にもドライバーの言う15分を過ぎてしまっていた…
探す。
周りを見渡し、ドライバーらしき人物がいないかどうかッ!
居ない…ウソだろ……カンベンしてくれよ………
これでミラノ行き失ったら、俺ドコに行けばイイんだよ…
今日の宿も……もうダメだ……
ベンチにへたり込んだ。
いや…諦めたらダメだ…
さっきのホテルに戻ろう。
もう1回パソコンを使わせてもらってメッセージを…
走ってホテルに向かった。
「スミマセン!!もう1回パソコンを使わせてください!!」
「ダメだったの??」
「ダメでした。。」
「急いで!」
急いでドライバーにメッセージを送る。
『ドコですか??』
『もう出発した。』
『頼む!』
『ドコにいるんだ??』
『待ち合せの近くのホテル!』
『もうこの話は終わりにしよう。』
終わった……
次の車を見つけるしか無いか…
そうは言ってもドコへ行こう。
別にミラノにこだわってるワケじゃないし…
もう日本帰ろうかな。。
日本帰って安い居酒屋行って1杯50円のビールしこたま飲んでベロベロになって、道路の端っこでヨレヨレになって、犬抱えて寂しく最後を迎え…
「ヤスタカ??」
「はい、そうですけど、もうお迎えですか??まだ犬に”もう疲れたよ…なんだかとても眠いんだ…”ってくだりやってないんですけど。」
「早く行くわよ!ミラノへ!!」
「え…??」
「早く荷物まとめて!行くわよ、ミラノへ!!」
「ミラノ…??……逝く?イク??行くぅぅぅぅぅぅ!!!!」
50歳のおじさんドライバーとメッセージしていたハズなのに、目の前に現れたのは20代の女のコ。
天使が現れたかと思って、ホントにお迎えが来たかと混乱してしまった!!
実際、お迎えにきてくれたんだけどッ!!
そんなコトはどうでもイイッ!!
急いで外に出ると車が待っていた。
「急ぐぞ!」
「え、あ、すいません!ホテルの皆さん、本当にありがとうございましたッ!!」
車に荷物を乗せると車は急発進した。
「ドコに居たんだ??」
「教えてもらった住所の場所に居ましたよ。」
「バス停って言ったろ??」
「居ましたよ。そこの。」
「その隣のバス停だよ!」
「てめぇが教えた住所とそこにあるバス停の名前が違うってのは、どういうコトだよ、コノヤロウ!!そうでしたか、すみません。」
「20時から仕事だから、急ぐぞ!!もうこの話はお終いだ!行くぞ!」
あぁ、良かった。
無事に合流出来た。
車は高速を走り、道中もう一人拾ってミラノへ向かった。
途中のサービスエリアで長めの良い場所があった。
「ココがモナコだよ。」
「そうなんだ!ココがモナコか!」
道理で売店で売っているレッドブルが200mlで¥800もするワケだ…
今回、モナコに行こうか迷って断念したモナコ。
それを暗喩しているのか、進入禁止の標識がジャマをしてモナコが良く見えない。。
ジェノバでピザ職人見習いを一人降ろし、再びミラノへ。
22:00にミラノ到着。
ドライバーのファビオと娘さん?のジョルジョ(あだ名はジョジョじゃなかったけど!)に美味しいモノや路上情報などミラノ情報を教えてくれた。ありがとう!
車を降り、メトロへ乗って本日の宿を目指す。
しかし、駅を出て道に迷う。
今日は何も食べてなかったので、道を聞くという名目の下、ケバブ屋へ。
1.5ユーロとか安い!
食後、ケバブ屋のおっちゃんに情報を聞くも、大した情報は得られず…
まぁ、ケバブ安かったし良いか。
自力でホステルを見つけ出し、チェックイン。
荷物を置いて一息ついていると、まさかのあの人登場…!!
「え~何でココに居るんですか!?」
「おぉ~ヤッケン!!」
テルさん登場。
「まさかですね!ココで会うとは!」
「ヤッケンのブログ見て、ミラノ行くって書いてあったから知ってたけど、まさか同じ宿とはなぁ!」
ホント偶然同じ宿になって、驚いた!
荷物を降ろしてきたテルさんと夜の街を歩き、先程のケバブ屋へ入った。
ケバブ屋の店主が「漢字で俺の名前を書いてくれ!」と言うので書いてあげたら大喜びしていた。
これも路上でやろうとしたけど、理解してもらうのに時間かかって微妙だったんだよな…
テルさんと近況報告をして、宿に戻った。
To Be Continued →
Day136 カーシェアリングで置いていかれる〜さよなら出来ないバルセロナ?〜
2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!
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