Day1011 楽器屋をたらい回しにされ、行き着いたのはリガの地獄のようなホステルだった。。

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Day1011 2016.8.15 タリン6日目〜リガ


朝起きたら、チェックアウトの支度をして部屋を出た。

ロビーに荷物を預かってもらって、とりあえず昨日休みだった楽器屋に向かった。

コレで修理に2〜3日かかるとかだったらどうしよう。。

とりあえずチェックアウトしたけど、また延泊かなぁ。。

タリン、イイ街だけど、こんなに長居する予定じゃなかったしなぁ。。

とりあえず、行ってみて聞いてみよう。

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昨日閉まっていたお店は今日は開いていた。

とりあえず、ギターの方から。

ペグが折れてしまったので、新しいのが欲しいと言うと「今あるのはシルバーしかない。」と言う。

元々の色はゴールド

1本だけシルバーなのは、銀歯みたいでイヤだったけれど、無いよりかマシだ。

どうせなら、黒の方が良かったけど黒は高いんだよな。

次にアンプの修理をお願いすると技術者がバケーションで不在だと言う。

最速で戻ってくるのが月曜日。

1週間待ちだ。

コレはあまりにも長すぎる。

待てない。

困っていると違う楽器屋を教えてくれた。

そして、次の楽器屋へ向かった。

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カウンターで事の顛末を告げると「技術者が不在だ。」と。

彼もいつ戻ってくるか分からないらしい。

でもパーツ自体はあるから、直るには直りそうだ。

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困っていると見かねたように他の楽器屋を教えてくれた。

よし、次はそこへ向かうか。

少し、何言ってるか理解不能な部分はあったけれど。

言われたショッピングモールに向かってズンズンとひたすら歩いた。

その途中に別の楽器屋を発見。

きっと、こっちの方が確率が高そうだな。。

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愛想のイイお兄さんに聞いてみると、こちらも技術者がいないようで、1コ前のお店を紹介してくれた。

みんな親切にしてくれて本当にありがたい。

お店を後にして、再びショッピングモールへ向かって歩いた。

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ショッピングモールのすぐ裏はヘルシンキへ向かうフェリー乗り場だった。

中に入って隅々まで見たけれど、それらしいお店は見当たらなかった。

もう、どれだけ歩いたんだろう。。

一気に疲れが込み上げてベンチに座り込んだ。

もう、リガに向かってしまおう。

リガはバルト三国の中で1番の都会だと聞いている。

そこでなら、きっと直せるだろう。

宿へ向かった。

IMG_3786

そういえば、エストニアで買った水、全部炭酸だったな。

ちゃんと注意書き読んで、気をつけてたんだけど。

とは言え、エストニア語読めないけど。

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しかも、買ったヤツ炭酸の上に少ししょっぱくて最悪だった。。

宿に戻ってネットでリガまでのバスチケットを買ったら出発だ!!

次の国リガへ向かうぞ!!


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タリン〜リガのバスは16.4ユーロだった。

モニターも付いてるし、コーヒー類が飲み放題で、とっても乗り心地が良かった。

でも、座席の上の棚のスペースが小さすぎ。。

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一体何入れんの??

窓の外にはがかかっている。

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オレの今後の展開もこう輝かしいものであればイイな。

順調にリガに向かって走っていき、バスターミナルに着く直前にとても綺麗な橋が目に入った。

久々に写真を撮りたい衝動に駆られた。

バスを飛び降りると30kgある荷物を引きずって、早足で駆け抜けた。

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この橋がとても美しく、どうしても写真に納めたくなった。

リガバルト海の真珠と呼ばれるのも納得いった。

物乞いたちに話しかけられながら、今夜の宿へ向かった。

本当は別の宿に泊まろうと思っていたのだけれど、今日だけ空いてなかったので、仕方なく別の宿を取るコトにした。

Big Bed Hostelという宿へ。

入口は分かりづらく、マクドナルド店内を突っ切る形で入り口への階段があった。

IMG_3815

ホステルは5階だった。

エレベーターはあるのだけど、工事中で動いていない。

ヒィヒィと必死に5階まで荷物を持ち上げた。

息が切れて、しばらく動けなかったけれど、チェックインをレセプションにお願いした。

「チェックイン…お願いします。。」

「………。」

「チェックイン…お願いします。。」

「………。」

驚いたコトに返事がない。

何日洗ってないのか、女性スタッフの髪はベトベトだった。

ずっとパソコンの画面を他のスタッフと見ている。

呼吸を整える時間も必要だったので、様子を見ていたけど、全く向こうからは何も言ってこない。

既に10分が経過している。

「すみません、チェックインお願いします。」

「パスポート出して!!」

そう強く言われたのだが、既にパスポートは机の上に置いてある。

何なんだろう。。

それから、また15分待った。

いささか、こちらも移動の疲れと対応の悪さにイライラし始めた。

「準備出来たの??それとも、まだなの??」

そう言ってから、また5分が経った。

空いている椅子に腰をかけた。

いい加減にしてくれよ。。

そう思っているとカウンターの向こうから「カム!!」と一言。

そして、カウンターに向かうと再び「パスポート!!」と強く言われた。

もう既にパスポートは30分近く目の前の机の上に置いてある。

パスポートの表紙をドンドンと叩くと「あぁ…」と一言。

「ノーバダー。トゥデイ、ノーバダー。オーケー!?」

は??

何言ってるんだ??

理解できず困惑していると同じ言葉を繰り返した。

ノーバダー…ノーベッド??

またダブルブッキングで泊まるトコないのかよ!!

「ノーベッド??」

「ノー、バダー。」

「ウォーター??」

「イェス!!」


「シャワー浴びれないの??」

浴びれない。トイレも流れない。どうする??」

どうするって言われても、もう他に泊まるトコなんてないし、寝るだけだ。

ほんの数時間我慢すれば、明日は違う宿にチェックインできる。

それに宿代は5.4ユーロだ。

何かあるとは思っていたけど。。

しぶしぶ、チェックインして荷物を置いた。

トイレに行ってみると、それは阿鼻叫喚の地獄絵図

クソが巻き散らかされて、そこにションベンがふんだんにかけられていて、地獄のカクテルが完成していた。

もちろん臭いも強烈だ。

何て所に来てしまったんだ。。

オマケにインターネットも使えない。

もうダメだ。


お腹が減っていたので、とにかく宿から飛び出した。

近くのスーパーでビールを買おうとするも、ココもタリン同様22:00までの販売だった。

特に食べたいと思うものもなかったので、トボトボと歩き出した。

するとケバブの文字が目に入った。

そこだ、そこにしよう!!

ケバブ屋に飛び込むとさらに目に入ったのが生ビールのサーバー!!

聞いてみると、まだ注文できるというコトだったので、ケバブと一緒に注文した。

しかも、ビールは500ミリで1.2ユーロという破格っぷり!!

今日1番救われた〜。

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ビールにホッと一息。

違う種類も頼んでみたんだけど、コレは最悪だった。

甘すぎる。

先ほど見たトイレをなぜか思い出した。

もしかしたら、臭いは強烈だけれど、飲んでみたら甘いのかもしれない。

今、コレを読んでいる人の中で糞尿のテイスティングをどれだけの人がしたコトがあろうか。

もしかしたら甘いのかもしれないぞ。

とにかく、このビールは甘すぎて気分が落ちたので、仕方なしに3杯目のビールを飲んだ。

わずが30分足らずの間に1.5リットルのビールとケバブを胃袋に詰め込んだもんだから、胃袋がはち切れそうで苦しかった。。

でも、これは幸せの苦しみ…

と謎の言葉を発しながら宿へ戻った。

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耳栓をして二段ベッドの上段へ入った。

明日になったら、この地獄が天国に変わりますように。。

そう強く思いながら目を閉じた。

To Be Continued →

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