Day83 アイスランドにはペニス博物館があるの??ふ〜ん…

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Day83 2014.1.30 レイキャビク4日目 


9:00にチェックインしようとするも、昨日のおっちゃんとは別のスタッフが「俺じゃ分からん!午後に来る別のスタッフに聞け!」と言う。




ん、昨日も同じシチュエーションだったような…

一巡して違う世界に迷い込んだか……??



午後になるまで待つべきか悩んだが、スケジュール的にに午前中には出発をしたいので、一旦そのまま出るコトにした。


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朝はテンションの低い2人。





今日向かうのはユーラシア大陸のプレートとアメリカ大陸のプレートがぶつかり合う場所、シンクヴェトリル公園

プレートが重なる場所が見れるのは、世界で2カ所だけらしい。

その内の1つがココ、アイスランドにあるとのコトで是非行ってみようというコトに相成った。





その前にウララちゃんが宿の近くのサガミュージアムまで歩いて行くというので車で送っていった。

ウララちゃんに別れを告げ、一路シンクヴェトリル公園へ。


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昨日までとは打って変わって、天気があまりよろしくない中、車を飛ばして向かった。




相変わらず、アイスランドの風景は地球の壮大さを俺に見せつける。

そんな風景の中、車内も相変わらず下衆な話で盛り上がる。




ちんこ博物館が街の中心の教会の近くにあるらしいよ〜知ってる??」

「知ってるけど、ユミそんなにちんこ博物館に行きたいのか??ちんこばっかりあるらしいな!でも、入館料に¥1,000とかアホらしい!」

「え、ちんこ見るのに¥1,000もかかるのかよ!そういや、9Pした時の話なんだけどさ〜」

「何だよ、9Pって!マヨネーズじゃないんだぜ!!野球チームでもあるまい、9人でどんなプレイするんだよ!女のコにどんだけ球拾いさせんだよッ!!」

「あへあへ、笑わせないで〜2日目なんだから〜出血大サービスゥゥ〜」

「………………………」





本当に下衆な話ばかりで、これ以上は書けない。。

人としての良心が……




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シンクヴェトリル公園に到着すると巨大な壁の目が……




デケぇ……


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地球は巨大だと改めて実感させてくれる。

アイスランドは自然の面白さを俺たちに教えてくれる。

とても興味深い場所だった。

自分が想像していたよりも遥かに。

出来る事なら、長期滞在して見れる所すべて見て回りたい。


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ここまで、ずっと運転してきて、少し疲れが隠せなくなってきたので、ユミに運転を代わってもらった。


のだが、「ギャースカ、ピースカ」とひよこみたいに喚きながら運転し始めた。


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「新潟の雪道に慣れてるから、安心して寝るとイイよ〜!!」

確かに雪道に慣れてるもんな、少し寝るかと思ったが、オマケにいらない情報を聞いてしまった。



「今までひき殺したタヌキの数なんて覚えてないギャー!そんなコト言ったら、お前は今までに食べたパンの数を覚えてるだかー??ネコも1匹ひき殺してやったピー!!サービス、サービスゥゥゥ!!」



一気に眠気が醒めた。ちっとも眠れやしない。


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アイスランドの自然を肌で感じる。






次の目的地は南部にある滝。

ナビに従って道を進むが、行き止まりにぶつかってしまった。


近くの店に入り、話を聞くと冬期は道が凍ってしまい、道を閉鎖して通行止めになってしまうらしい。


「これじゃ行けないねぇ。。」

「レイキャビクへ戻る途中に道がれば、迂回して行ってみようか。」

「そうだね。」


途中、道を探しながら進むも、目的地へ続く道は見当たらず、結局レイキャビクまでたどり着いてしまった。


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今朝、ウララちゃんを送っていったサガミュージアムに寄るも入場料¥2,000の表示を見て速攻で撤退。

屋上の展望台へ行くも真っ白。
雪しか見えない。


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「これなら、ちんこ博物館に行けば良かったね〜。両替したいからデパート行こうよ〜。ピーチク。」

「ちんこ博物館はいかないけど、デパートならイイよ〜。」





近くのデパートに行き、銀行へ行くも5分前に閉まってしまったようだ…


フードコートでwi-fiを拾うとタカが1通のメッセージをキャッチした。




『今夜、良かったら飲みませんか??』




送り主は俺が到着する前にタカとユミ出会った女子4人組の内の1人。




キターーーーーーーーーーーッッ!!




でかしたぞ、タカッ!!

女子4人組が泊まっているアパートタイプのホステルに召喚されたぞ……!!



俺の龍神様を喚んでいるッッ!!


崇めたまへ、祀りためへ〜


さすれば、俺の龍神様からオーロラが……ドンドンドン♪


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それぞれ作業を終え、意気揚々とスーパーへ行って買い出し。


アイスランドに来てから、2.25%のビールしか見てないような気が…



こはいかに……



スタッフを捕まえ、話を聞く。


俺の龍神様に気付いたスタッフはひれ伏し、こう答えた。


「へぇ、龍神様申し訳ねぇですだ。ここアイスランドでは、法律でスーパーでの取扱いはこれのみになっておりますだ。近くに酒屋がありまして、そこなら売っておりますが、あいにく5分前に閉まってしめぇましただ。」

「なに、龍神様に捧げるお酒が無いだと??この無礼者めッ!!」

「へへぇ、スミマセンだ。」

「まぁまぁ、タカさん。法律で決まっているなら仕方ないじゃないですか。その辺で許しておやりなさい。我々にはこの後、大事なミッションがあるのですから。」

「はッ、何たる寛大なお言葉!仕方ありませんね、2.25%のションベンみたいなビール買っていきますか。」

「あ〜ワインみたいなのなら、私から噴き出てるギャー。今日なら大量だピー。」

「………………………」




デパートを後にし、目指すは女子の待つ花園へ…!




教えてもらった地図があまりにもテキトーで全然分からない。。


道に迷うし、一方通行+坂道+雪にハマるという悪魔の3連コンボで、まじで事故りかけながら、何とか2時間かけてホステルに到着。


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しかし、今度はドコの部屋か分からない。。

1時間弱待って、俺の龍神様もすっかり影を潜めてしまった。

既に時間は22:00。




「全部のドア片っ端からノックしてやろうか。」

「え〜先生、それはやめた方が……」

「いいや!「限界」だッ!行ってやるッ!今だッ!」



片っ端からドアを開けにいく。



ドンドン!!


「スミませェん…日本人の友達を探してるんですけど…ココには居ないです…よね。」

「う〜ん知らないなぁ。。」


ドンドン!!


「スミませェん…日本人の友達を探してるんですけど…ココには居ないです…よね。」

「あぁ、何だって??わしゃ、耳が遠くてよく……」


ドンドン!!


「スミませェん…日本人の友達を探してるんですけど…ココには居ないです…よね。」

「ハァハァ…ちょっと今取り込み中なんだ…」





そんな感じで、まじにやってやった。

すべてのドアを開けていった。




迷惑なコトこの上無しッ!!




遂に最後の扉の前にやってきた。

もし、ココにも居なかったら、どういうコトなんだ。。



ドンドンドン!!



………………



反応はない。



しかし、明かりは点いている。


ドンドンドン!!



………………



反応はない。



窓を覗いて回る。



お、人がいるぞ!!

しかも、ドラクエモンスターズやってる!!しかも日本語で!!


ここで確定だ!!


ドンドンドン!!



………………



反応はない。



ドンドンドンドンドンドン!!



………………



反応はない。



ドンドンドンドンドンドンドンドンドン!!



………………



反応はない。



ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン!!



………………



反応はない。




開けろォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!



コッチヲ見ロォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!




雪の降る中、これでもかと言わんばかりに窓を叩き続ける。


ようやく根負けしたのか、中から出てきた。




ハァハァハァ……アレ??




一昨日、カーシェアの話をしたユータくんじゃないか。


何でココに??


彼も不思議そうな顔でこちらを見ながら、こう言った。


「彼女たちなら、オーロラツアーに行っちゃいましたよ。」

「え……??」

「帰ってくるのは1:00頃だと思いますよ。」




???




どういうこっちゃ…とりあえず、中に入れてもらおう。


タカとユミを呼びに行き、荷物を部屋の中にぶち込み、待たせてもらうコトに。





諸々、作業しながら待っていると女子4人が帰ってきた。

「あれ、メール見てない感じですか??」

「こっちも送ったんだけど、この状況だと見てない感じだよねー。」とタカ。


連絡の行き違いがあったらしい。
彼女たちの中では、今夜は流すコトになってたらしい。


それを知らずに来てしまった俺たち。

女子4人の内の1人は、何でそんなに??と思う程、ご立腹の様子…

状況が飲み込めない俺。



この状況を打破するためには、俺の龍神様にお祈りして顔を出して頂くしかぁぁぁぁぁぁぁ………





………やめておこう。。





結局、俺たち3人とユータくんはリビングに留まるコトになり、彼女たちはキッチンで食事…



一緒に飲むなりすればイイのに。。



全くワケの分からない状況だ。


龍神様をないがしろにしたせいで、結局今日もオーロラを見れなかった彼女たち。


それは仕方ないね。


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ユータくんが去っていき、結局3人で飲みながらゲームして過ごした。


ここにいる全員の頭に”?”が残る夜になってしまった。

To be continued→

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