Day721 ハロウィン特需に期待できるか…!?

Day721 2015.10.30　メデジン17日目

今日は金曜日！

明日はハロウィン!!

というコトで、街中…特に飲屋街はコスプレした人で溢れかえってるコトだろう。

コロンビア美女がたくさんセクシーなコスチュームに身を包んで、あられもない姿で酔っぱらって、「ちょ、ちょ…お姉さん、ココは天下の公道っでっせ…そういうコトするなら、そこのラブホに…」なんて展開になるかもな…!!

これは気合いを入れていかねば…!!

ちなみにメデジンにはラブホがいっぱいあります。

日本のキレイなラブホ！って感じじゃなくて、ただの連れ込み宿って感じだと思うけど。

需要があるってコトは、みんな楽しんでるのね…!!

メッシャァーーーッ、気合い入れていくぞ!!

自転車に跨がり、いつもの70通りへ。

途中、スタジアムを抜けて行くんだけど、夜なのにこんな光景が…

軽快な音楽と供に大の大人たちが大勢でハァハァしながら、ゾンビみたいに動いてる。

懐かしのビリーズブートキャンプ的なのやってました。

夜でも集まって運動するのね。

メデジンの人たちは意識高いわ。

スタジアムを抜けた所で信号を待っていると黄色い集団に取り囲まれた。

みんな、笛を吹いたりキャーキャー騒いでいる。

ミリオンズ？？のコスプレ集団。

セクシーなお姉ちゃんも居たけど、自転車で写真撮れず。。

いつもの場所に着いて、路上開始！

何だか、思ったほどコスプレしてる人の姿が無い。

というか全然居ない。

４人しか居なかった。

何なら、金曜の夜だってのに人の数自体が少ない。

どうしたんだ？？

おかげさまで反応も激渋。

ココずっと路上の反応が悪過ぎるぞ。。

結構厳しくなってきたな…

足を止めるのも同じ路上を生業にする人たちが多い。

その中で１人、靴磨きのおっさんがやたら気に入ってくれたらしく、ブーツ磨いてやるから足出せ!!と演奏中にも関わらず、言ってきて靴を磨き始めた。

通行人から見たら、変な光景だよなぁ。。

金持ってる日本人がパフォーマンスのために小汚い靴磨きのおっさんに靴磨かせながら歌ってる…みたいな印象になりそう…

というか、通行人の目が既に痛い。

おっさんはご機嫌で歌を聞いては、次にあれやってくれとリクエストするもんだからやめるワケにもいかないし。。

３曲程歌った所で靴磨き終了。

「じゃあ、ちょっとで良いからくれないか？？」

あぁ、やっぱそういうパターンね。

予想はしてたけど。

オレの歌が気に入ったから、その対価として、おっさんの生業の靴磨きを提供してくれる。

そんな構図を期待してたけど、結局は半ば無理矢理仕事して金をせしめるってタイプの人か。

残念。

ギターケースに入った2,000ペソを差し出すと満面の笑みで去っていった。

最初っから金目的で近付いてきたんだとしたら、残念だったなぁ。

褒めてくれた言葉も全部ウソに聞こえるぜ。

まぁ、靴ピカピカになったから良かったとしとくか。

何だか今日も暖簾に腕押し、そんな感じの路上だったなぁ。。

家に帰って、サミーに今日は人が少なくてダメだったと報告するとその理由が分かった。

「月曜日が祝日で給料前倒しだから、みんなこの連休はフィンカって呼ばれてる別荘に行ってると思うわ。」

「そ、そうだったのか…」

メデジンでは、郊外に農地付きの別荘を持っているのが一般的で中流上流階層の人であれば普通のコトなんだって。

その別荘も普段は農業をする働き手が使ってて、週末だけオーナーが遊びにいって家族や友達が過ごすっていうスタイルらしい。

そうか、それで今日は人が少なかったのか。

というコトは、もしかしたら明日も人が少ないかもしれないってコトか…

いや、ハロウィン当日はきっとフィンカに行かない若者たちでいっぱいのハズ。

明日はオレもコスプレして路上するぞ!!

To Be Continued →