Day635 2015.8.5 ピウラ〜グアヤキル〜キト
真っ暗な闇夜を切り裂きながらバスは進んでいたらしい。
遂にペルーとエクアドルの国境にやって来た。
バスを降りて、建物内に隣接しているペルーのイミグレーションで出国のスタンプを押してもらい、隣りのカウンターのエクアドルのイミグレーションで入国スタンプをもらった。
コレで遂にペルーを脱出だ!!
建物の外に出ると生暖かい風が全身を撫でるように吹いていた。
再びバスに乗り込み、目指すはエクアドル、グアヤキル。
バスはまた漆黒の闇の中を無言で走り続けた。
すっかり日が昇り、太陽が頭上にやってくる頃にグアヤキルに到着した。
11:00。
ワラスを出発してから、25時間半。
大きなバスターミナルの中を歩き、今回の最終目的地であるキト行きのバスを探した。
チケットカウンターの中から呼び込みをするスタッフたち。
その中から、数分後にキト発のバスが出るという会社を見つけたので、決定!
グアヤキルからキトまでは7ドルくらいが相場だと聞いていたけど、時間を節約出来るならと10ドルで購入。
すぐに乗り場まで行って、乗車!!
ちなみにバスターミナル使用税で0.25ドル徴収されました。。
さぁ、一路キトへ!!
窓の外の景色を見ながらGoogleマップで現在地を見て、移動するの好きなんだよねぇ。
もう少しでキトか〜なんて思ってたら、スタッフに「お前はココまでだぞ。」と言われてしまった。
「え??キトまでのチケット買ったんだけど。」
「でも、ココまでってなってるから。」
「いやいや、そんなコトないし、カウンターでちゃんとキトまでって言って買ったよ。」
「ほら、キト行きになってないだろ??」
そう言って見せてきたチケットの行き先は確かにキトでは無かった。
そして、そのチケットは確実にオレが持っていたヤツ。。
ちゃんとチケットカウンターで受け取った時に確認するべきだった。
それでも、こっちのミスじゃなくて会社のミスだろ??の一点張りで何とか向こうが折れた。。
のだけど、追加で5ドル支払えと。
ただでさえ、予算より多くの運賃を払ってるんだから、そんなアホみたいに素直に払えるかよ。。
めっちゃ、文句言ってたら1ドルでイイよと。
何じゃ、そりゃと思いつつも、まぁプラス1ドルなら…と思い、支払った。
その後は何事もなく、約10時間で無事にキトの街に着いた。
同じバスだったディエゴが宿までの行き方を丁寧に教えてくれた。
それだけでなく、途中まで一緒に付いてきてくれた。
ホント、良い人だな!
ありがとう!!
ホントに危ないからタクシーに乗って行ってくれというコトでタクシーに乗り、遂に本日の宿へ到着!!
待ち合わせていた友人を訪ねると風呂上がりのパックをしながら、風呂場から出てきた。
「もう、今日来ないと思ったよー!!!!」
顔写真載せるな…というか名前も出すなと言われてしまったので、仮名でお届けしますね。
前回、出た時のコトが不満でブツブツ言ってるので、仮名は”ブチ切れケツ穴蹴り女”とでもしておきますか。
略して、”ケツ穴”。
もしくは、”切れ穴”。
どれがイイかなぁ。。
久々の再会に感動する前にビールを調達して乾杯!
あぁ、長かった。
約50時間の移動。
キツいけどキツくは無いかな。
人間慣れれば、大抵のコトは気にならなくなるらしい。
今日はゆっくりベッドで寝るぞ。。
To Be Continued →
22:30 ピウラ発
↓(5時間半)
04:00 国境着
↓イミグレ待ち(1時間半)
05:30 国境発
↓(5時間半:ピウラ〜グアヤキル、トータル12時間半)
11:00 グアヤキル着
(30分待ち)
11:30 グアヤキル発
↓(10時間半)
22:00 キト着
使ったバス会社
・ピウラ〜グアヤキル:CIFA
割と席も広くてキレイだった。
同じ建物内の向かいの会社は15ドルで出ていたけど、時間的な問題でCIFAで20ドルで購入。
・グアヤキル〜キト:Flota IMBABURA
今回の移動の中で1番席が狭かったけど、悪くはない。中の中。
チケットの発行の際にスタッフがミスってくれたので、発券後は自分の行きたい所と合っているかチェックした方が無難。この会社だけに限らずだけど。
バスチケット(グアヤキル〜キト)…11ドル(約1,344円)
ターミナル使用料…0.25ドル(約30円)
タクシー…2ドル(約244円)
宿代…10ドル(約1,222円)
ビール…3ドル(約366円)
合計…26.25ドル(約3,209円)
Day635 ペルー猛ダッシュ2
2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!
この記事が気に入ったら
いいねしよう!
最新記事をお届けします。
コメントを残す