Day451 2015.2.2 ブエノスアイレス8日目
今日は月曜日だしお休みしよ〜!
何てったって、今夜はアルゼンチン女子とデートだもんねぇ〜ン♪ハッピーうれピーよろぴくね〜♪
おっしゃ、オレのマラドーナが11人抜きカマして、ハットトリック決めて、夜のバロンドールをぉぉぉぉぉぉぉぉ…うぇっへっへ……
ブエノスアイレスは思ったよりも湿度が高いけど、やっぱりこの夏の天気ってのはイイなぁ。
テラスの日陰でのんびりと過ごす。
やっぱオレは夏が好きだなぁ。。
ケンちゃんたちと買い出しに行ったりと昼間はのんびり…
今夜の試合に備えてね…ニョホ♪
お、フィオレッラからメールだ。
『今日、何時に待ち合わせる??』
『20:00くらいでどう??』
『ん〜21:00はどう??』
『OKだよ!』
『じゃあ、21:00で!』
ん〜開始時間も遅れたし、先に1本開けときますか…!
試合前のウォーミングアップは大事だからな!
しっかりコンディション作っておかないと!
というワケでアルゼンチンのビールQuilmesの1リットル。
よ〜しよしよし…イメージトレーニングは出来てきたぞ…
ピコーン…
『やっぱり22:00でも良い??』
むむ、むむむ…
コレはもしやするとズルズルと流れてしまうパターンでは…
いや、もしくは相手チームのゴールキーパーにイエローカードが出たラッキーなパターンか…??
『構わんよ。着いたら連絡して!』
じゃあ、もう1本イッとくか。。
もう1本飲みながら待ってると到着したとの連絡が入ったので、いざ出陣!!
「では、行って参ります!」
「今から出かけるんすか??」
「うむ。今夜、負けられない戦いがある。」
「何スカ、それ…もしかしてデートですかァァァ??」
「ン……YES,YES,YES!!」
「マジっすかぁ!!」
「何?何??」
「おっと、ヤッケンはクールに去るぜ…ッ!!ほいじゃ、行ってきます!!」
宿の下に降りるとフィオレッラが待っていた。
「ハ〜イ、元気??ねぇ、聞いて聞いて!!今、そこのクラブの人に働かないかって誘われたのよ!」
「ほぅ。」
「でもね、そこストリップなのよ!!」
「アハッ!!イイじゃん、そこで働けば!」
「何言ってんのよっ!!もうっ!!」
「今からドコ行く??」
「そうねぇ、お気に入りのアイリッシュパブがあるんだけど、そこ行かない??サンテルモの近くなんだけど。」
「どこでもイイよ!オレはこの辺のコト全然分からないし。」
「じゃあ、そこへ行きましょ。」
7月9日通りからバスに乗り込みサンテルモへ。
「この辺って、あんまり治安良くないのよねぇ。。」
「そうなんだ。強盗とか居るって聞いたよ。」
「うん…残念なことにね。。私もナイフと防犯スプレー持ち歩いてるわ。」
「地元の人でもそうなんだねぇ。。」
「あ、ココよ!ちょっと迷っちゃったけど…ココで良い??」
「もちろん!オレもアイリッシュパブ好きだし!」
アルゼンチンビールのQuilmesの生ビールで試合開始、キックオフ!
「サルー!!」
「カンパーイ!!」
「お、日本語で来たね!」
「へへ、これは知ってる。」
「そういえば、何でそんなに日本語知ってるの??」
「琉球太鼓ならってるんだ。」
話を聞くとブエノスアイレスには沖縄から移住してきた人が多く、そのコミュニティの人たちが沖縄の伝統文化を伝えようと活動しているグループに参加しているらしい。
太鼓叩いてる動画を見せてもらったけど、カッコ良かったなぁ。
「ねぇ、この後どうする??」
「どうする??」
「時間はある??」
「時間ならいくらでもあるよ。」
「ウチの近くに行かない??」
「いいよ〜。近くで飲み直す??」
「それでも良いし…」
むむ、むむむ…
この雰囲気…この雰囲気ってまさかのヤツですかァァァ??
ズキュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン
おぉぉぉっと相手チームのゴールキーパー2枚目のイエローカードで退場だぁぁぁッッ!!!!
「ねぇ、そろそろ出ようか。お店もお終いみたいだし。」
「OK。行きますか。」
お店の外に出てバスが出ている大通りに向かって歩く。
「ねぇ、もうタクシーで行こ!一気に行っちゃおうよ!」
「バスでイイじゃん。」
「実はトイレ行きたいんだよね。タクシーで行こ。」
「じゃあ、タクシーで行きますか。」
タクシーを止めて乗り込む…
まさかコレって、相手チームのゴールキーパー退場しちゃって残り10人の選手も足つっちゃってる状況ですかァァァ!?
オレのマラドーナが10人抜きッ!!!!!!
10人抜きィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「ねぇ、怖くないの??」
「何が??」
「こんな知らない所にタクシーで連れてこられたりしてさ。」
「え、もしかしたボクチン、これから身ぐるみ剥がされてケツの毛までむしられるパターンでつか??出来れば、違う意味で丸裸にはされたいんですけれども…ん〜特に怖くないかな。取られるもんも無いし、なるようにしかならないから。」
「そっか…」
どうした、マラドーナッ!!
今の発言と余りにもイージー過ぎる状況でゴール前で止まってしまったぞッ!!
「あ、ココが私の家!」
「じゃあ、どうぞ。」
通してもらったのは、23歳の女の子の1人暮らしの部屋とは思えないほど広い部屋だった。
部屋の中にあるのは、シンプルな家具とジブリのDVD、魔人ブウのフィギュアと学級王ヤマザキの単行本、そして日本のエロマンガ。
ふぅ…変な大男たちが出てこなくて良かったぜ…
ドンッ…!!!!
ヒィ…ッ!!
一瞬、何が起こったのか分からなかったけど、目の前には彼女の顔があった。
こ、これがウワサの壁ドンってヤツですかァァ??
でも、壁ドンって…男側がするんじゃ……
よし、オレのマラドーナよ、最後のシュートを決め………
To Be Continued →
食材…47ペソ
ビール…140ペソ
雑費…50ペソ
合計…237ペソ
Day451 オレのマラドーナが10人抜きィィィィ!!!!
2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!
この記事が気に入ったら
いいねしよう!
最新記事をお届けします。
コメントを残す