Day384 2014.11.27 アウクスブルク14日目〜アムステルダム
レセプションに行って、チェックアウト。
何だかんだで長居しちゃったなぁ。。
今夜のバスでオランダのアムステルダムに向かう。
予想外なコトにアウクスブルクで沈没しちゃったなぁ。。
色々とあったお宿ですが、おっぱいとか盗難とかおっぱいとか…
宿の人が何泊分か無料にしてくれると言ってたけど、トータルでいくらになるのかな…
さて、気になるお値段は…
11泊で80ユーロでした。
本来、112ユーロだったから少し安くなって良かったかな。
まぁ、それ以上に失ったんだけれども。。
チェックアウトを済ませると、ちょうどマルタがやってきた。
アウクスブルクを離れる前に食事でも行きましょうと言ってくれたので、先日行ったバーバリアン料理のお店に向かった。
「調子はどう??」
「調子はイイよ!首が痛いのを除けばね…」
「どうしたの??」
「急に痛くなってね。ギックリ首。」
「あらそう…大変ね。。」
やってきました!鳥の半身揚げ!
「フォークなんか使わないで、Krampus(先日貼付けた鬼ね!)みたいにかぶりついて食べれば良いわよ!」
結構なボリュームの鳥の半身にかぶりつくと脂がジワ〜と滴り落ちた。
美味い!
暖かい食事、肉料理はやっぱ良いよな〜。。
食事最高!!
とか思ってたけど食べるのって、エネルギー使うのね。
超ボリューミーな鳥の半身を平らげると息切れしそうだった。
「この後、どうしようかしらね??」
「特に予定は無いけど。」
「モーツァルトハウスは行った??」
「行ってないなぁ。。行こうとは思ってるんだけど、なかなかタイミングが無くて。。」
「ボタニッシュガーデンは??」
「行ってない。。」
「日本庭園があるのに!」
「日本でたくさん見たし。。」
「それもそうね。そうだ!タイマッサージのお店行かない??」
「え、タイマッサージ??」
ギックリ首は2〜3日安静にして、マッサージはしちゃダメってネットでみたんだけど…
「そうよ!行きましょう!私も行きたいから!そうね、ただいつもお願いしてる人が空いてるかしら…それ次第だわ。そうと決まったら、すぐに行きましょう!」
え、ちょ…オレまだ何も…!!
何だか勢いに乗せられて、タイマッサージのお店へ。
店内に入ると如何にもタイのおばちゃんって感じの女の人が出迎えてくれた。
「それじゃ、30分後に戻ってくるから、リラックスしてらっしゃい!」
「え、あ、はい。」
「ジャア、コッチクルネー。ウエヌイデネテー。」
上半身裸になって、ベッドに横になった。
ホントに大丈夫なのかな〜。。
「ジャア、ハジメルネー。」
おぉ、マッサージ気持ちイイ〜!
背中の肩甲骨の辺りがゴリゴリ音を鳴らされてホグれていぐゥゥゥゥゥゥ!!!!
何だか良く分からないローション、油なのかクリームが清涼剤の香りがツンと鼻を突く。
明日の夕方まで風呂は入れないんだけど、まぁイイか…バスで近くに座るヤツらスマン!
気持ち良くて、それどころじゃない!
これでもかと言わんばかりにゴリゴリとマッサージを受けて、まじ天国。
あっという間に30分が経ってしまい、終了。
お、身体が軽い!!
首の可動範囲も広がってる!!
ウソみたい!!
「どうだった??」
「めっちゃ気持ちよかった!首も楽になったし!」
「そう!それは良かったわね!」
「残念ながら、この後は空いてないらしくて私は出来ないのよ。私もやってもらいたかったわ。」
「そうなんだ。」
「じゃ、行きましょ!」
「お会計は??」
「払ったわ。」
「いくらだった??」
「20ユーロだけど、私が誘ったからココは私が出すわ。」
「いやいや、出すよ!もう十分色々もらったし!」
「じゃあ、これが最後のギフトね!私も色んな人にたくさんもらったし。」
「んん……」
「そしたら、他の人に回してあげて。いつか出来る時に。」
「うん…そうさせてもらうよ。ありがとう!」
「近くに面白い建物があるから見に行きましょう。」
入口入ってすぐにゲイ向け?のショーのポスターが。。
文化開館(って書くと何か安っぽいけど…)に行ってみた。
ココは10年前に立て替えられたらしく、ドイツの他の建物に比べてキレイなんだけど、造りが昔風だから何だか違和感を感じた。
一通り見て回って、宿に向かうコトに。
「ねぇ、そのお尻のポケット何とかしないの??」
「え、コレ??」
お尻のポケットなんだけど、財布の角とボタンが当たって穴が開いてしまったままなんだよね。
いつか直さなきゃとは思ってるんだけど…
「裁縫セットは持ってないの??」
「無いね〜。。」
「針と糸は??」
「それも無いねぇ。。」
「ちょっとウチに寄って直してきなさいよ。」
「ん〜。。」
面倒っちゃ面倒だから、このままでもイイんだけど、いつか直さなきゃだしなぁ。。
そんなワケでマルタの家に到着。
当て布を当てて、サクサクっと直してくれるマルタ。
ホント、助かります。
自分じゃなかなか分かっててもやらないからね。。
「そうだ、バーバーリアンソング覚えなさいよ。」
「え〜。。」
「クリスマスソングは覚えた方が良いわ!」
乗り気じゃないオレを無視して、ギターを取りに行くマルタ。
「はい、コレ楽譜ね。」
そう言って、ギターを弾きながら歌い始めた。
「この曲、オレのスタイルと合わないよ〜。。」
「クリスマスの曲だから、コレをミュンヘンでやればガポガポよ!」
「ホントに〜??(ちょっとやる気出た)」
「ホントよ!」
「絶対、RAMMSTEINやった方がウケるよ〜。」
「ワーワーやるの??」
「まぁ、ワーワーはやらないけども。」
「ま、とにかく弾きなさい。」
渋々、ギターを弾きながら歌詞も覚えさせられる。。
「違う!!発音が違う!!」
「ドイツ語の発音難しいよ!」
「はい、続けて〜!」
「そこはDとAの繰り返しよ!」
「分かってるけど、いきなりじゃ間違えるよ〜。」
なんだかんだ繰り返し繰り返しでカタチになってきた。
「発音はまだまだだけど、もう弾けてるわね。こんなに早く弾けるなんて才能あるわね!」
「練習は嫌いだけどね。。」
「みんなそうよ!」
マルタは音楽教室の先生をやってるだけあって、教えるのも上手いのかな??
結構、マルタのペースに乗せられっ放しな感じだったけど。
「そろそろ行かないとな。。」
「じゃあ、ホステルまで送ってくわ。」
何度も乗ったマルタの車に乗せてもらい、ホステルへ。
「今日行ったレストランの壁の写真見た??」
「うん、見た。ノイシュバインシュタイン城だったね。」
「最初に会って行ったのがノイシュバインシュタイン城で最後もノイシュバインシュタイン城一緒に見たって何か不思議ね。」
「こんなコトなかなか無いよね。」
「気をつけて行ってらっしゃいね。」
「うん、ホントに色々ありがとう。」
「じゃあ、またね。」
「うん、また。何かあったら連絡して!それにまたすぐ会えるよ!」
ホントに最後の最後まで色々お世話になっちゃったな。
この胸の中にあるマルタへの感謝の気持ちは、きっと必ず他の人に回すからね!!
ありがとう!!
To Be Continued →
宿代(11泊)…80ユーロ
携帯代…15ユーロ
バス代…50ユーロ
合計…145ユーロ
Day384 音楽の先生

2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!

この記事が気に入ったら
いいねしよう!
最新記事をお届けします。
コメントを残す