Day283 2014.8.18 トリノ4日目〜ミラノ
支度を済ませ、1階へ。
「コレ持って行きなさい。」と色々と食料を用意して頂いた。
本当に何から何までスイませェん…
そして、1つのメダルをもらった。
西暦200年代の古代ローマの銀貨。
カペリさんは骨董関係にも精通されていて、自分の首にかけている首飾りのトップの1つにある古代ローマの硬貨を模したものを見て、本物をあげるよと用意してくれたのだ。
「こんな大層なものイイんですか!?」
「良いよ、良いよ。色々と整理しなくちゃいけないからね。本物だから大事にね。少し加工すればネックレスになるから。」
「大事にします!ありがとうございます!」
ホントに突然やってきて押し掛けてしまったのに、あれやこれやと面倒を見てもらって、本当にありがたい。
このメダル大事にします…!!
カペリさんの車に乗り込み、駅まで送って頂いた。
ホームまでリエさんに送ってもらい、電車に乗り込んだ。
「今度、来る時は事前に連絡させて頂きます!!ホントにありがとうございました!!」
もっとリエさんとメタル話もしたかったな〜。。
電車に揺られ、一途ミラノへ。
ミラノではメダイユハンターとしてのお仕事を。
まずは、最後の晩餐のあるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ。
最後の晩餐は予約をしないと見るコトが出来ないので断念。
一応、サイトで予約状況を見てみたものの予想通り、この日は全ての時間帯が予約で埋まっていた。
教会内を見て回り、教会の脇にあるメダイユをゲット。
メメタァしたい♪笑
次はドゥオーモへ。
正確にはドゥオーモの裏手にある聖具店へ。
ココでも一通りのメダイユを見て、良さげなモノをチョイス。
そして、チェントラーレ(中央駅)からマルペンサ空港へ。
空港までのバスは10ユーロ。
その前に手持ちのユーロを全部メダイユゲットに費やしたので、空港までの10ユーロ作らないと。
前々回ミラノに来た時にボコボコにやられたので、今回はリベンジせねば…そんな使命感に駆られて、自ら”10ユーロ稼ぐまで帰れま10″決行。
バスキングOKな通りで路上開始。
もう結果から言うけど…
ま じ で お 金 入 ら ね ぇ … !!
ホントに悲惨という文字がピッタリな環境。。
そんな中で根性で10ユーロゲット。
まじで根性って言葉嫌い…!!
急がないとチェックインの時間に間に合わないので慌ててチェントラーレへ行き、バスに乗車。
ホント、ギリギリだったぜ…
疲れで眠りに落ちている間に空港へ辿り着いた。
これから17時間の移動で日本か。。
何だか不思議な気分だな、自分が日本へ向かうなんて。
別に日本へ行くコトに抵抗は無い。
世界一周するまで日本に帰りません!なんて決意も最初から無いし。
自分は海外でも自分の力で生きていけるか試したい。
そう思ったから海外に飛び出した。
色んな人に助けてもらいながらもココまでやってこれた。
そんな言い方も良くないな…
本当に出会った1人1人に色んなモノを与えてもらって生かさせてもらった。
それは本当に心からそう思う。
今はまだ旅行の域。
本当に自分が食っていくだけの力は自分に無いと思う。
その力を絶対に身につけたい…身につけよう…いや、身につける。
久々の日本を俺はどう感じるのだろう??
まぁ、1年も過ぎてないし、そこまで大して変わるものも無いだろうし、今回はこの旅の中の1カ国として捉えるのかな。
久々に家族や友達と会えるっていうのはあるけど。
色んな思いを抱えながら、出国審査を受けた。
やっぱり、イタリアの出入国は甘い。
何の質問も無いし、パスポートもろくすっぽチェックしない。
無表情のままパスポートに出国のスタンプを押す審査官。
相変わらずテキトーだな。。
ちなみにコレは前回の。
スムーズに飛行機に乗り込み、重力を感じながら空へ。
昨夜まで心が重かったけど、ココまで来てしまえば何とも感じない。
イタリアから日本へ。
東京から静岡へ帰省する時と何ら変わらない気持ちだった。
それは俺が移動するコトに慣れたからなのか…
それとも俺の住む世界が広がったからなのか…
多少、時間はかかるかも知れないけど、何も大したコトに感じない。
それよりも快適な空の旅に感激しているよ。
飛行機最高。
久々の日本に馴染めるかな…
それにしてもターキッシュエアラインもテキトーだな。
To Be Continued →
Day283日本に帰らせて頂きます…もう無理だと思いました……?
2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
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