Day413 ちょっと遅いクリスマスプレゼント〜衣類がこんなに!!〜

Day413 2014.12.26 ミュンヘン18日目

前日書いた通り、宿代が高騰してしまったので、ケンタくんの住んでる所に転がり込ませてもらうコトに。

昨日、一昨日と降った雪が見事に積もってる。。

ホワイトクリスマスって、もっとロマンチックなイメージなんだけどなぁ。。

雪に足と荷物を捕られながら、ケンタくんの家へ。

「狭いですけど、くつろいでください！」

狭いベッドに男子２人で…ムフフ…はちょいとケンタくんには刺激が強いので床で寝かせてもらうコトに。

屋根と壁があるだけで十分っす。

外は相変わらずの雪模様。

普段なら、この時期これが普通らしいんだけど…

雪の量がまじ雪国。

てか、これまで天気が保ってくれたコトに感謝だな。

この雪の中じゃ唄っても結果はね…

それでも、昨日一昨日と休んだから今日は唄いに行こう。

荷物を置かせてもらい、路上へ。

この天気じゃ長くは出来ないだろうと踏んで、今日はゲリラ的にカールスプラッツで。

幸い雪が止んだので、色んな人が足を止めて聞いてくれる。

１時間半ほどやっていると日本人男子４人が絡んできてくれた。

「うわ〜こんな所に日本人だ！」

「こんな所に日本人ですよ！旅行ですか？？」

「今、卒業旅行的な感じで１週間遊びに来てるんです。」

防衛大に通っているという４人組。

反応が初々しいというか若くてイイっすなぁ。。

休憩がてら話してると門の向こう側に見えるスケートリンクの上に白い粉が舞い上がっているのが見えた。

何かのイベントかな？？

「こんな寒い中やって、大丈夫なんですか？？」

「大丈夫か大丈夫じゃないかと言えば大丈夫じゃないし、本音言っちゃえばやりたくないよ！ハハハ！」

「あれ、何か雪降ってきました？？」

「人工の雪じゃない？？スケートリンクの上で舞い上がってたし。」

「いや、これ本物じゃないっすか？？」

「いやいやいや、人工人工！こんなにいっぺんに降らないでしょ！ハハハ!!」

一気に雪が吹いてきた。

その量、尋常じゃない。。吹雪。。

「これ人工…じゃないね…逃げよう！」

こんなにいっぺんに雪が降るのなんて初めて見た！

ホントにバケツをひっくり返したかのような大雪！

地面は一瞬にして真っ白。

「雪ってこんなにいっぺんに降るもんなの!?オレ、本気で人工の雪かと思ったんだよ！」

「いや…この雪の量は尋常じゃないっすね。。」

「てか、話聞かせてくださいよ！」

というワケで雪がこんなに降ってたら出来ないので、天気の様子を見ながらカクカクシカジカ…

「いや〜僕も大学入る前に本気でバックパック背負ってやろうかと思ったんですよ！でも、なかなか出来るコトじゃないですよね。」

「ん〜時間とやる気があれば誰でも出来るコトだよ。確かに周りの人に比べると遊びにかなり多くの時間を費やすコトにはなるから、その点勇気は要るのかもしれないけど。」

「本当なかなか出来るコトじゃないですよ。その格好で寒く無いんすか？？マフラーとか無いすか？？」

「めっちゃ寒いよ。でも、もう少しで南米行くからね！それまでの辛抱だよ。」

「コレ、ネックウォーマー使ってください！」

「え、イイの？？」

「全然イイっす！陸(上自衛隊)は空と海と違って強いんで！」

「本当にもらっちゃうよ？？」

「どうぞ、使ってください！コレで弐隊の仲間っす！」

「弐隊は家族っずよ！」

「おぉ、嬉しいな！ありがとう！」

「じゃあ、コレも！帽子使ってください！１ユーロで買ったヤツなんで！」

「オレ、頭デカいから入るかな〜？？」

「お、イケてますよ！」

「あったけ〜！」

「じゃあ、この手袋も使ってください！」

「いやいや、さすがにイイよ！もらい過ぎだし乞食じゃん！」

「マジ、陸は強いんで大丈夫っす！」

「大丈夫！手袋は持ってるから！ホントありがとう！」

「じゃあ、自分たちは行きます！また会える事楽しみにしてます！その時は旭日旗に変わってると良いな！」

「難しい所だねぇ！考えとくよ！ハハハ！」

いやはや、色々ともらってしまったな。。

物乞いと変わらん…けど、まじで暖かい…！ホントに助かるよ！ありがとう!!

さて、もう少しだけやって帰るか！

アーケードの下で唄うコトにした。

５曲だけ唄って終了。

反応は薄々だったんだけど、最後大きい袋をオレの横に置いていった家族が居た。

ん？？

中を開けてみるとジャケットが…

まじか…！

革ジャンの記憶がよみがえる。

…んだけど、良く見ると小さい。

これ、ひょっとして忘れ物か？？

まだ家族が近くに居たので、尋ねてみた。

「これ、忘れ物ですか？？」

「あなたによ。もし要らないんだったら、他の人にあげて。」

「そ、そうですか…ありがとう！」

さて、帰るか。

今日はケンタくんとマリエちゃんと食事を作る約束をしてたので、早めに切り上げてケンタくんの所へ。

ミワコちゃんにもらったカレーのルーでカレー鍋にしよう！

鍋とか久しぶりィィィィィ!!!!楽しみが止まらないィィィィィィィ!!!!!

ん？？誰かから連絡が着たぞ。。

『今日何やってるの？？飲まない？？』

ウムトからだ。

『今日は予定があるんだよね…！』

『そうなんだ…何するの？？』

『友達とゴハン作る予定！』

『俺も行って良い？？』

ん〜どうするかなぁ。。来て欲しいけど、転がり込んでる手前、勝手に呼ぶのもなぁ。。

ケンタくんとマリエちゃん次第なんだけど…

『友達に聞いてみるよ！ちょいと待ってて！』

帰ってマリエちゃんとケンタくんに相談すると呼んでみてイイんじゃない？？とのコトなのでウムトも合流するコトに。

「ただいま〜!!今日はお土産いっぱいだよ！」

「何ですか、その大きい袋？？」

「オレも良く分からんのだけど、開けてみよう！」

さっき、チラリと見た小さいジャケット…

が、なぜか２着…

まったく同じサイズ…

「………………ケンタくん、コレ着る？？」

「いや、さすがに僕にも小さいですよ！」

「だよね。。」

他にも女物のブーツ。

「コレはマリエ姐さんにあげよう。。」

「そ、そうですね。」

「姐さん、欲しい？？」

「入るかな？？あ、ピッタリだ。もらう！」

「どうぞ、どうぞ。」

「あとはこの帽子とネックウォーマーももらったんだよね。何か、今日は色んなモノもらったなぁ。。」

料理を始めた頃にウムトがやって来た。

４人で鍋を囲みながら話をする。

てか、鍋うめぇ〜〜〜〜〜!!!!

食いかけ、そして上手く写真撮れなかったwｽﾏﾝ

カレー鍋と味噌鍋を作って…というか、今回オレほとんど何もやってないや…！任せっ放しでスイませェん…

久々にお腹いっぱい食べて、はち切れそう…！

食べ過ぎで普段の３倍くらいまで見事にお腹が膨れ上がってました。。

４人でギター弾いたり話ながら遅くまで楽しい時間でした。

ケンちゃんの謎ダンスw

飲み過ぎたのかお腹いっぱいになったのか、珍しく気付いたら寝落ちしてた。

普段かかないイビキまでかいてたらしく(´Д` )ｻーｾﾝ

それくらい幸せな時間でした!!みんな、ありがとうッ!!

To Be Continued →

あがり…36.78ユーロ