Day24 2013.12.02 タリン〜ストックホルム
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チェコのビールの安さに圧倒されてます。
このままじゃ破産するぅぅぅ!!
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朝起きるともちろん二日酔い。
いや、普通に酔っぱらってる。
同室の3人が寝てる中、シャワーを浴びて仕度をする。
スウェーデンとエストニアの間にも1時間時差があったので、到着時間までもう1時間増えた(気になった)ので1時間寝るコトにした。
船はストックホルムに到着する。
フェリーを降りて、ターミナルのベンチで横になった。
1時間半寝ていたらしい。
ちょうど、お昼になったので少しパンをかじり、街の中心部へ行くコトにした。
ターミナルで地図を手に入れたが、現在地がドコなのか分からない。
何となく人の流れがあるような道を見つけたので、その流れに乗ってみると、地下鉄の駅にたどり着いた。
これで現在地が分かる。
思っていたよりも、だいぶ街外れな場所にいるらしい。
街並を見ながら歩いていくか。
閑静な住宅街を抜け、今夜の寝床になりそうな公園もチェックしておく。
ここストックホルムは宿代が高いので、ホステルに泊まるのも避けたいのだ。
結局、3時間くらい歩いてセントラルステーションに到着。
寝不足と疲労感で、どうしてもジュースが飲みたくなってしまった。
普段ならビール飲みたくなるのに、今日はいらない(笑)
街で売られている500mlのコーラを見ると何と”21クローナ”。日本円で何と”330円”もする。
北欧の物価は恐ろしい。
スーパーを探し、10クローナ(約157円)の安コーラいわゆる偽コーラを発見したので、購入して即ガブ飲み。
生き返る。
wi-fiを拾うためにマックに入るもセットだと¥1,000する。
恐ろしい。
10クローナ(約157円)のチーズバーガー購入。
さて、今日は何をしようか…と思いながらも観光に行く力が涌かない。
ネットサーフィンをしつつ、路上用の譜面作りなどの作業をこなす。
日記が中々、リアルタイムに追いつかない。
このローテンションのままだと何もせず、明日の朝まで駅にいそうだなぁ。。
まぁ、それでもいいか…と謎のテンションの低さ。
そうしているとFacebookに投稿した『物価が高くて死にそうだぷー(XoX)このままじゃ駅で野宿だぷー(XoX)』に1件のコメントが入った。
「現地の日本人を紹介しましょうか?」
何だ…と……
光の速さで「ぜひ、お願いします!!!!!!」と返信!
程なくして、メッセージが届いた。
自分と相手の方に連名で送られたメッセージにはこのように書かれていた。
『お値段は少々張りますが、とっても美味しい和食屋さんです。ぜひ、行ってみて下さい。』
何だ…と……
ちょ…そういう紹介の方ですか…!!
ぼ、僕の投稿は…??
あ、あれ??
しかも、相手の方にも同時送信されてるから、もしかして俺、後に引けないパターンのヤツですか…!?
お、俺お金なくてヤバいのに完全にニュアンス間違って伝わっちゃってるよね…??
ど、どないすれば…
こうなったらブラックマーケットで腸1メートル100万で売って、資金作りできた!と思ったら感染症で…
う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
お相手の方に少々、回りくどく事情と自分の旅について説明する。
ドキドキしながら返信を待つ…
返ってきたメッセージにはこのように書いてあった。
「良かったら泊まってって!まだ仕事中なんで、拾いに行けないけど」
ぅ、うふぁぁぁ……!!!!!
神や、神さんがご光臨しなすったでぇぇぇぇぇ!!!!!!
まさかの神光臨により、氷点下での野宿回避。
ぅおおお俺のテンションは、ハイにィィィッ!! WWWWRYYYYYYYYY!!!!!!!
よっしゃ、神さんがお仕事がお終わりになられるまで、3時間はある。
観光しに行こ!!
駅にツーリストインフォがあったので、そこに向かったが既に閉まっていた。
時間は19:30を過ぎていた。
何時間、俺はマックにいたんだ…
しかも、駅に来た理由はインフォのためだったハズなんだけどな。。
ま、いいや。とりあえず。待ち合わせ場所となったお店の場所を確認して旧市街まで行ってみよう。
大量の荷物を引きずりながら、ストックホルムの街を歩き回る。
徘徊しているとお店の場所を発見。
“Roppongi Seikoen”
約束の時間に遅れるワケにはいきませんからね。
見ず知らずのドコのウマの骨とも分からない俺に救いの手を差し伸べてくれるなんて奇特な神様に少しでも迷惑をかけるワケにはいかないですから。
ちょうど、旧市街への道とつながっていたので、旧市街へ行く途中、別のツーリストインフォを発見したので入ってみると、お笑い芸人の“トロサーモンの久保田”が出てきた。
もとい、トロサーモンの久保田似のお兄ちゃんが対応してくれた。
しかし、何も情報が入ってこなかった。
だって、頭の中でそのお兄ちゃん、ずっとおっパブのマイクパフォーマンスやってんだもん。
何の情報が記されているかよく分からない紙を2枚もらって退散。
旧市街の街並はスゴくキレイだったけど、石畳が俺を苦しめた。
荷物持ってくるんじゃなかったな…
キャリーが悲鳴をあげている。
静かな旧市街に俺のキャリーの悲鳴が響き渡る。
うるさくて、申し訳ない…
将軍(SHOGUN)て…キリステゴメェェン!!
ロック臭の強い店を発見
トロール欲しいな〜
そうこうしていると、約束の時間が近付いていたので、待ち合わせ場所のお店へ向かった。
少し早く着いてしまったようで、中に入ると、まだ片付けをしていた。
情報では和食料理の板長さん……やっぱ厳しい世界だから、どんな厳つい人が出てくるんだろう…
片付けが終わって出てきたのは、ものっすごく腰の低くて優しいお兄さんでした…!
そ、想像と違う…けど、良かった…!!
これからお世話になるコトになる”無双”さん。
何と本名である。
カッコ良過ぎな名前じゃないか…!
俺も無双って名前欲しいな…
『Yakken無双』
何だか敵がいっぱい出てきそうだな。
現実も敵だらけか…
無双さんは、2年半前からストックホルムで和食料理の板長さんをやられているらしい。
昨日、日本人としゃべりたい!!と願ったら、あっさり叶ってしまった。
感激である。
地下鉄に乗って、無双さんのお宅にお邪魔する。
「いやぁ、本当にすみませェん。」
「何日でも居ていいからね。」
神の仰る言葉はどこまで寛大なんだ。
そして神の御言葉は続く。
「ちょっと一杯飲みに行こう。おごるから!」
あひィィィ、僕は何をすればイイんでしょうか…!
何でもしますけど、公序良俗に反しない程度にお願いしますぅぅぅぅ!!
オシャレなダイニングバーに連れて行ってもらう。
どうやらストックホルムの平日はドコも閉まるのが早いらしく、0時前にはラストオーダーを取りに店員さんがやってきた。
スウェーデン人は北欧の日本なんて呼ばれているらしく、人見知りな人が多いんだとか。
あと、自分のペースを大事にする人が多いから居心地がいいんだとか。
そんな発言をする無双さんも自分のペースを保つタイプの人みたいで、変に干渉するようなコトをしない人で、すごく居心地が良かった。
何よりも腰が低くて、色々と気遣いしてくれて恐縮でござる。
この日は遅くまで作業をしてソファで横になった。
To be continued→
Day24 拾う神あり…!!
2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!
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