Day1745 2018.8.19 カサネ〜ウィントフック
昨日、16時頃に出発したバスは順調にウィントフックへ向けて走っているようだ。
ナミビアに入ってから、道路も舗装されて快適そのもの。
今までの飛び跳ねるような悪路がウソのよう。
アフリカは南に行くに連れて、どんどん都会になっていく。
その分、物価も上がっていくんだけど、設備やサービスも上がっていって、どんどん文明的になっていく印象だ。
車内は快適なシートにスペース。
モニターなんかも付いていて、映像と音楽が流れている。
ただ…
その映像と音楽が問題なのだ。。
現地のオールドミュージックがPV付きで流れて、30分で1周するんだけど、それが延々とエンドレスで流れていて、暗記出来るレベルになってしまった。
ナミビア版加山雄三や石原裕次郎が延々とキメて歌ってるんだけど、もうココまで来ると本当にノイローゼになるんじゃないかと発狂しそうになってしまった。
頼むから、もうやめてくれぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!
アフリカで思う所が1つあって、それはハードが整ってきてもアフリカ人はソフトを管理出来ていない。
いくら良い設備が整っていても使いこなせていない気がする。
例えば、車。
道路の整備をしても、良い車を用意しても、それを使いこなせていないように見える。
1ミリでもスペースが生まれれば、我先にと混雑した交差点でも突っ込んでいって、横切ろうとする車が通れず大渋滞を生み出すとか。
ウガンダのタクシーパークでも隙間の無いくらいビッチリと駐車して、中に居る車が出られないとか。。
もはや、コレはモラルというか考え方の違いで、譲り合うコトや他人のコトを考える習慣が無いのだろうとも思える。
いくら先進国が現代的なものを用意しても、それを使いこなせなければ意味が無い。
実際、今は中国が色んなものを用意していて、現代化が進んでいる。(コレにはまた裏があるんだけど、その話は長くなるので別で。。)
ただ、その現代化に現地人の考えが追い付いていないように見える。
もはや、その考えを変えるには教育から見直して根本から変えていかないとダメだと思う。
そんなコトを考えながら、やっぱり30分で1周するローカルミュージックに発狂しそうになるのであった。
昨日は早朝からゲームサファリに参加したコトもあって車内ではグッスリ眠るコトが出来た。
広大なアフリカの大地から昇る朝日はさすが迫力がある。
もう、ナミビアまで来るとエチオピアのようなアフリカらしいアフリカはもう見られないかもしれない。
ただ、時折こうやって見える手付かずの景色は心揺さぶるものがある。
気付けば出発から15時間が経過。
車はビルが立ち並ぶ都会に吸い込まれていった。
駐車場に降りてビックリ。。
何なんだ、この都会は…!!
駐車場がアスファルトで固められている!!
3階以上の建物がある!!
ゴミが少ない!!
軽く頭がパニックになる。
タイムスリップしたような感覚で、まるで浦島太郎状態!!
コレが…現代か……
アフリカを縦断すると原始の生活から現代の生活まで体験出来るので、面白いと思う。
お腹壊すかもしれないけど、オススメです!笑
近代文明に驚き、久しぶりの高層ビルに周りをキョロキョロ見ている様は、まるでお上りさん。
アフリカでこんな体験が出来るとは思わなかった。
荷物を転がしながら、向かったのは目星を付けていた本日の宿。
分かりにくい所にあって、時間がかかってしまったけど何とか到着。
やって来たのは、カメレオンバックパッカーズ。
ウィントフックには2軒日本人が集まるバックパッカー宿があるのだ。
それはカードボードボックスとカメレオンバックパッカーズ。
なぜ、今回日本人が集まる宿に焦点を絞ったかというと、それはナミビア周遊の仲間を見つけるため。
ナミビアには見所となる場所が点在していて、ツアーでも行くコトは出来るんだけど、コストと時間がかかってしまうため、それらを周るにはレンタカーがオススメとの情報なのだ。
これまで、アフリカ縦断を続けながら密かにナミビア周遊のメンバーを探していたんだけど、なかなか日本人に出会わないし、会ったとしてもナミビアに行かなかったり時間が合わなかったりで、仲間が見つからないままナミビアに辿り着いてしまったのだ。
出発する前に一縷の望みを賭けて、最後ナミビアで見つかれば…と。
淡い期待を胸に宿のレセプションへ行った。
すると幸運なコトに目の前に居るのは日本人!!
やはり持っている男は違うな…
早速、声を掛けて仲間ゲットだぜ!!
あれ…
れれ…
そうですか、チェックアウトですか。。
彼らがチェックアウトだというコトが分かると持ち前の人見知りを発揮して、一言も声を掛けずに彼らと交わるコトなく終了。。
チェックインを済ませて、部屋に案内してもらった。
長時間移動からのベッドは何回経験しても安堵を覚える。
やっぱり壁と屋根があって横になれる場所があるというのは安心出来る。
場所は違えど、帰る場所があるというのはイイもんだ。
こういう感覚は旅に出ないと気付かないもんだよな。
コレで一緒に過ごせる家族が居れば、もっとイイんだけど…
それは欲張り過ぎなのかな。。
荷物を整理して、一息ついたら、まずはスーパー。
歩いて10分弱の所にあるショッピングモールへ行ってみた。
さすが都会。
日本のイオンのような建物で、多くのお店が入っていた。
アパレル関係、雑貨、携帯会社、ファーストフード店、酒屋…
欲しいものは何でも揃っている。
まずは携帯会社でSIMカードの調達。
MTCという会社でSIMカードを買おうとしたら「隣の店で買ってこい」と言われた。
隣の電器店でSIMカードを調達して、MTCに戻って契約という謎のシステム。
こういう所がさっきも言ったハードとソフトの話なんだよなぁ。。
一括でやればイイのに。。
隣の店で購入したSIMカードを持ってMTCに戻って契約を済ませると、店先に置いてあるトップアップ(チャージ)の出来る機械について説明をしてくれた。
コレは日本のコンビニに置いてあるATMのようなものなので、どこでも設置されているから便利そうだ。
店員さんに丁寧に説明をしてもらって、使い方を覚えた。
無事にSIMカードをゲットして、通信環境も整った。
コレがあれば、これから始まるナミビア周遊も安心だ。
通信環境があれば情報も検索出来るし、レンタカーを借りてもグーグルマップを使ってカーナビ代わりになる。
カーナビを借りると1日何円とかかる費用も節約出来るので、ちょっとした節約術ってヤツだ。
あとはスーパーに行って、今日の食料と酒!!
スーパーは広々としていて、何でも揃っている。
必要なものは何でも揃うのは日本と一緒だ。
適当に見繕って購入して宿へ。
あぁ、今日は1日…というか昨日からの疲れが溜まっているので、のんびりしよう。
のんびりと言いながらも、これから始まるナミビア周遊の情報だけは調達しておかないと。
宿に戻ると日本人の女性が居た。
やはり、ココでも持ち前の人見知りを発揮して、なかなか声を掛けられず…
3回目にすれ違った時に声を掛けた。
すると彼女は、ちょうど今日ツアーから帰ってきた所だったらしい。
残念。。
なんやかんやで話が盛り上がって、開けてないワインがあるからと持ってきてくれて一緒に飲むコトになった。
彼女は学校の先生で学校の休みを利用してナミビアに焦点を当てて日本から来たとのコト。
そんな中で1番驚いたのが日本からのツアー参加でトータルの費用が40万円したと。
日本で休みの時期にツアーで参加すると、やっぱりこんなにいくものなんだなぁ。
40万もあったら、オレみたいな旅暮らしだったら半年生活出来るけど、真っ当に仕事して生活してたら、たまの休みにピュッと狙って行くとしたら、このくらいかかるよなぁ。。
話が盛り上がって、追加の酒を買いに行こうとしたら問題発生。
ナミビアでは週末と時間帯によって、お酒が買えないらしいのだ。
近くのガソリンスタンドの商店で買おうと思ったら、売れないと。
「え〜どうする??」とか言ってたら、店員が「しょうがないわね」と奥に行って物を持って来てくれた。
意外とそういう所は緩いのね。
意外な場面でソフトとハードの問題の恩恵を受けしまった。
ま、何はともあれ酒をゲット出来たので、今日は飲むぞ〜!!
いっぱい色んな話が出来て、楽しい夜になったのであった。
To Be Continued →
今回泊まった宿: Chameleon Backpackers
住所: 5 Voigt Street North, Windhoek, ナミビア
HP: chameleonbackpackers.com
Booking.com: Chameleon Backpackers Trip Advisor: Chameleon Backpackers
ウィントフックバスターミナル: Main Bus Station – Windhoek
住所: Mandume Ndemufayo Avenue, Windhoek, ナミビア
ショッピングモール: ワーンヒル・パーク
住所: Ndemufayo Ave, Windhoek, ナミビア
HP: wernhilpark.com
営業時間: 月曜〜土曜8:00〜19:00、日曜8:00〜18:00
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