Day1736 2018.8.10 〜キガリ
19:00過ぎにウガンダのフォートポータルを出発したバスは3:30にルワンダとの国境に到着した。
「夜中の国境越えも慣れたもんだなぁ…」なんて話をタローくんとしながら出入国の手続きをした。
ルワンダもウガンダ同様、ビザ代が50ドルかかるんだけど、オレたちはケニアに入る時に東アフリカ共通ビザを取得している。
東アフリカ共通ビザはケニア、ウガンダ、ルワンダの3カ国であれば期限内なら何度でも移動出来て100ドルというものなので、今回もサクサクっと出入国を済ませるコトが出来た。
ウガンダとルワンダには時差があるみたいで、1時間早まったみたい。
久々の時差だなぁ。。
2時間ほど国境で時間を費やしてルワンダ時間の4:30に国境を出発。
5:50にルワンダの首都キガリに到着した。
バスを降りた瞬間にバスの客引きが群がってくる。
今、降りたばっかだっていうのに長距離バスの勧誘。
状況を考えてみろよ。
キガリに用事があるから、来たんでしょうよ。
それなのに「カンパラ行きはこっちだ!!」「ナイロビ行きはこっちだ!!付いてこい!!」と言って腕と荷物を掴んでくる。
我々の意思など無視。
そんなものは関係ない。
振り切るのが大変で大変で仕方がない。。
何とか客引きの群れを引き剥がして、次の行き先を決める会議。
次の国はタンザニア。
コレは確定でOK。
しかし、タンザニアの中での行く場所をどうするか。
タンザニアの有名どころと言えば、ンゴロンゴロ保全地区。
ココは、すり鉢状の大きなクレーターの中に生息する動物たちのサファリが有名なんだけど、コスト的にサファリはボツワナとナミビアで行こうと思っているのでパス。
どうやって、このクレーターの中に動物が入ってきたのか痕跡が無いのに動物がいるっていうのはワクワクするけど、コレはまた次回以降に。
次に有名なのはタンザン鉄道。
タンザン鉄道はタンザニアとザンビアを繋ぐ長距離電車。
コレに乗るコトが旅人の1つの夢らしい。
しかし、タンザン鉄道に乗るには世界トップレベルの凶悪都市ダルエスサラームに行かなければならない。
そのダルエスサラームが位置するのはタンザニアの1番東。
ルワンダはタンザニアの西に位置しているので、1回タンザニアを横断してダルエスサラームから電車に乗って西に戻って、また横断するという謎のルートを辿るコトになってしまう。
しかも、そのタンザン鉄道は時間通りに来ないし到着しないしで有名なのだ。
3日かかる所が4日、5日かかったりするらしい。
そもそも、長距離の鉄道ならロシアでもっと長いシベリア鉄道に乗ってるから電車はイイかな。。
あとはザンジバル島があるんだけど、ココに行くにもダルエスサラームに行かなきゃならないのでパス。
リゾート地で物価がめちゃ高いみたいだし。
ダハブで充分リゾート気分楽しんだしね〜。
というワケでタンザニアはサクッと抜けて、その先のザンビアに向かってしまおうというコトに落ち着いた。
さて、ザンビアに抜けるにはキガリからの直通は無いみたい。
何件かバス会社を回ってみたけど、どこも乗り換えが必要だというコトだ。
そりゃ、そうだよな。
目的地のリビングストンまでは最短のルートでも2,600kmもある。
いろんなルートが考えられたけど、治安面や金額を考えてタンザニアの真ん中から少し東に行ったドドマまで行くコトにした。
ちなみにドドマまで1,000km。
今回も長い旅になりそうだなぁ。。
Volcano Expressというバス会社で明日のチケット購入。
バスのチケットはキガリ〜ドドマで25,000フラン(約3,197円)。
南に行くに連れてバスの料金が上がっていくなぁ。
さて、バスのチケットをゲットしたら次はSIMカード。
MTNという会社でSIMカードが1,000フラン、1GBで1,000フランの計2,000フラン(約255円)でゲット。
SIMカード購入の際にパスポートのコピーが必要なんだけど、隣の商店で出来ると教えてもらって即ゲット。
さてさて、次は本日の宿でございます。
早速、ネットに繋いで調べてみると近くに安い宿があったので、バスターミナルからも近いし、明日も朝早いからそこに即決。
予約なしでHope Guesthouseという安宿に入ったら、ツインの部屋で1泊10,000フラン(約1,278円)、1人あたり5,000フラン(約639円)。
案の定、Wi-Fiは無かったけど問題なし。
荷物を担いで3階に上がってチェックイン。
部屋に入ったら、速攻でベッドに横になった。
疲れた〜!!
相変わらず体調は悪いし、長時間移動の連続で、さすがに疲れてしまった。。
少し休もう。
明日の早朝にはキガリを出発するので、観光出来るのは今日だけ。
昼まで休もうというコトで2時間ほど仮眠。
目を覚ましたら、まずはお昼ゴハン。
宿の近くにあったマスタースナックというお店に入ってハンバーガーを注文。
久々のハンバーガーだぜ〜とウキウキして待ってたんだけど、出てくるまで1時間近くかかった。
さすがに待たせすぎでしょ!!
牛潰すとこからやってんのかよ!!イライラ
この後の観光のコトも考えたら時間無いってのに…!!
さすがにイライラを隠しきれず…ようやく到着!!
まじかよ…
めちゃくそ美味い!!
1時間待ったコトなんて吹っ飛んでしまうほど美味かった!!
まさか、見た目もイマイチで適当に入った店で、こんな美味いハンバーガーに出会えるとは…!!
さっきまでのイライラなんて一瞬で消え去った。
いやぁ、コレはまた食いたいと思えるハンバーガーでした。ごちそうさま!!
したらば、キガリ観光へ行きますか!!
キガリで有名な場所と言えば、キガリ虐殺祈念館。
キガリのジェノサイド(虐殺)は、1994年に起きたツチ族とフツ族の間で起きた紛争。
フツ族出身で当時のルワンダ大統領が暗殺されたコトをキッカケにたった100日間で80万人もの人が殺されたんだそう。
同じ国民同士で、しかも前日まで隣の家に住んでいた友人が鉈を持ち、殺しに来る…そんな状況だったそうです。。
目の前で家族が殺され、犯され、火をつけられ…
そんな状況が100日間も続くなんて、まるで地獄。
その事実を忘れないためにとキガリ虐殺祈念館は作られたんだと。
小高い丘の上に作られた祈念館は入場料無料。
外観の撮影はOKだけど、内部の撮影には20ドル(約2,260円)かかります。
中に入ると、まずは当時の様子を知る人たちの映像が流れた。
そして、ガイドに連れられて館内へ。
ココはジェノサイド(虐殺)の犠牲者のお墓になっているそうだ。
館内の展示物は、その当時何が行われていたかといった説明や犠牲者の持ち物、そして頭蓋骨などの骨だっだ。
隣国のウガンダ人は、この大虐殺について『人が死んだだけじゃん』と言ったそうだけど、実際にこういった場所に訪れると、その言葉だけでは済まないと思った。
今まで詳しい内容は知らなかったので、来る予定の無かったルワンダに来て、キガリ虐殺祈念館に訪れるコトになったのは良い機会だった。
何だか引きずられるような思いを持ちながら、祈念館を後にして次の場所に向かった。
ルワンダはアフリカの中でも近代化の進んだ場所で、ショッピングモールがあると話を聞いていたので、行ってみるコトに。
超近代的な建物!!
ココは本当にアフリカですか!?って感じの建物で、中に居る人たちもオシャレで洗練されてる!!
スーパーは日本とほぼ変わらず、品揃えが豊富で値段も高い!!
超金持ちと外国人がいっぱい居た。
洋服やカフェも超オシャレで、もはやイオンよりスゴいかも。。
Wi-Fiがあるお店がほとんどで、少し休憩しようかとお店に入った。
コレ、アフリカなんだぜ。。
あまりにも疲れてたのか、こんなお店に入ったのに甘いものが飲みたくなってバニラフラペチーノを注文。
普段だったら絶対ビールなのに、ビールよりも甘いものが欲しいって、相当疲れてるのかねぇ。。
ちなみバニラフラペチーノ頼んだのにカフェフラペチーノが来たのは、やっぱりアフリカだからでしょうか。。
そして、Wi-Fi繋いだんんだけど、もう超高速!!
日本のWi-Fiより早いんじゃない??ってくらい早い!!
超高速!!
この隙に調べ物しまくって、アプリダウンロードしたりWi-Fiを超有効活用!!
まさかルワンダで、こんな速いネット使えるとは!!
どっぷりネットの世界にハマってしまって、気付けばイイ時間。
近くにアジア系のスーパーがあるみたいなので、日本食を求めてスーパーへ。
しかし、スーパーというよりホームセンターみたいな感じで食品はほとんど無し。
アジア系の物はほとんど中国の物で、日本のは無かった残念。
したらば、バイタクに乗って宿に帰りますか。
丘の上から下っていくので、夜景もバッチリ。
風が気持ちいい。
バスターミナルの辺りで下ろしてもらって、晩ゴハン探しに出たんだけど、なかなかイイ物が無いし、さっきのフラペチーノでそんなにお腹も空いてなかったのでパス。
宿に戻って、シャワーを浴びようとすると、まさかの断水。
部屋に戻ってゴロゴロしながらネットで情報収集してたら、データが切れてしまったのでチャージついでにビールを調達しに行くコトに。
周辺に売ってるところは全然無く、色んな人に聞いてみたら宿の隣のバーだったらあるよってコトで1人でバーに行くコトに。
セキュリティに謎に止められたけど、「ビールが飲みたいんじゃ〜」とブーブー言ってたら最終的に入れてくれた。
中に入るとダンスのライブをやっていたので、エントリーフィーがかかるっての言いたかったのかな??
カウンターに座って、ダンスを見てたんだけど、レベルは高いものから低いものまで様々。
そうこうしている内に女の人に声をかけられて、なぜか一緒に飲むコトに。
ウガンダ人らしく、いろいろと話してたんだけど可愛らしい女性だった。
結構、話が盛り上がってきて、酔いもあってイイ感じになってきた。
爆音のバーの中、彼女はそっとこう呟いた。
「この後、セックスしない??」
To Be Continued →
バス代(キガリ〜ドドマ)…25,000フラン
宿代…5,000フラン
昼ゴハン…2,000フラン
コーラ…600フラン
バイタク…500フラン
フラッペ…3,000フラン
バイタク…700フラン
バイタク…500フラン
ジュース…600フラン
ビール×3…3,300フラン
水…1,000フラン
SIMカード(1GB)…2,000フラン
データ追加(1GB)…1,000フラン
合計…42,050フラン(約5,337円)
今回泊まった宿: Hope Guesthouse
住所: キガリ ルワンダ
HP: Hope Guesthouse

Nyabugogo Taxi Park
住所: Boulevard de Nyabugoro, Kigali, ルワンダ
備考: 長距離、短距離のバスが物凄い数止まっているので、行き先を言えばたくさん客引きが群がってきます。長距離エリアと短距離エリア別れてます。
キガリ虐殺記念館(Kigali Genocide Memorial)
住所: KG 14 Ave, Kigali, ルワンダ
HP: kgm.rw
営業時間: 8:00〜16:00
入場料無料
Kigali Heights(ショッピングセンター)
住所: KG 7 Ave, Kigali, ルワンダ
電話: +250 732 000 216
営業時間: 6:30〜22:00
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