Day1039 2016.9.12 ビリニュス5日目
6:30起床。
支度を済ませ、宿を出発した。
あの夜更かし大将のヤッケン大先生が、なぜにこんな早起きをしているのか??
世間が混乱し、都心の交通機関がマヒしてしまうといけないので、簡潔に答えを述べよう。
世界一美人が多い国”ベラルーシ”に行くためのビザを取るから。
この一言で十分だろう。
オレの早起きが、そのモチベーションの大きさが遥かに銀河系を超えているコトを証明しているのは読者の皆さん自身が承知しているだろう。
バスとトラムを乗り継いで7:40に大使館に到着。
電子パネルで受付を済ませると出てきた番号は110番。
1番か10番か分からんけど、早い番号ゲットだぜ!!
8:30からの開館1時間前に来たからな!!
ブログ村のランキングも10番以内に入りたいぜ!!
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そうそう、みんなこうやってポチってするんだよ!
さて、続いては代理店での手続きだ。
多くの旅人は煩雑な手続きとベラルーシに対して情熱が無いので48時間有効のトランジットビザを申請する。
このトランジットビザはベラルーシへ向かう国の往復ではなく、ベラルーシを通過して第三国に向かうチケットを持っている人だったら簡単に入手するコトが出来る。
必要なモノは、証明写真と記入済みのビザ申請用紙、出入国のチケットをプリントアウトした紙、あとベラルーシ滞在中の保険(これは2~300円でゲットできる)。
これだけ用意すれば無料でゲット出来る。
ただし、中止すべきは滞在時間が最大48時間、2日間のみ有効というコト。
1月1日に入国したら1月2日に出国しなければならない。
1月1日の0:00に入国したとしても23:59に入国したとしても1月2日の23:59までに必ず出なければならないというモノだ。
電車やバスの都合もあるので、最大の48時間滞在するというのは、ほぼ不可能なのだ。
そんな数時間足らずでベラルーシの何が分かるってんだ!!
こちとら、ベラルーシ美人に対してのモチベーションが違うんだ!!
並の旅人とは違うって所を見せてやろうってんじゃないか!!
というワケで、今回はトランジットビザではなく、最長滞在期間30日の観光ビザを取得してみようと思う。
そのためには、自分で用意出来ないインビテーション(招待状)を作成する必要がある。
そのインビテーションも大使館の向かいの旅行代理店でゲットできるというので、今回お願いしたいと思う。
旅行代理店は大使館前というあざとさを覚えてしまう好立地に位置していた。
8:00に代理店が開くのを待ち、インビテーションをお願いするも、ベラルーシ側がまだ仕事をやっておらず、ベラルーシ側が開くのが1時間後だと言うので、仕方なく待つコトに。
ちなみにインビテーション作成料は25ユーロ(約2,827円)。
なかなかな金額だな。。
20ユーロと聞いてたけど、この1か月の間に値上がり…するか??
近所を意味もなくプラプラと歩き、ついでに他の代理店にインビテーションについて聞きに行ってみた。
「値段は10ユーロ(約1,113円)よ。でも、今日は受付れないから明日以降ね。」とサラッと言ってくれたんだけど…
どうしよう。。
明日出直すか??
半額以下だぞ…
でも、何で月曜だってのに受け付けてないんだ??
このパターンは明日来ても今日はダメね…って言われるパターンな気が…
それにもうベラルーシの首都ミンスク行きのバスを買ってしまってある。
予定をズラすのは厳しいな。。
ズラすと言うよりも削らないといけなくなる。。
ビリニュス市内観光も十字架の丘も行きたいしな。。
むむむ…仕方ないけど、お金で解決するか。。
1時間待って9:00に再び代理店を訪れると愛想の悪いセクシー姉ちゃんが受付をしてくれた。
しかし、彼女が言うには、これからさらに1時間以上待たなければいけないとのことだ。
理由はいつ返事が返ってくるかは、わからないらしい。
待たなきゃ、どうにも無んないんだもんなぁ。。
そして、さらに付け加えた一言に動揺を隠しきれなかった。
「最大10日間よ。期間はどうするの??」
「え…30日間じゃ??」
「10日間。何日から何日??」
え…どうしよう。。
15日のバスで行くから…最大取っておくとして24日までか。。
仕方ない。
「24日までで。」
ココからは、ひたすらの待ち時間だ。
オフィスのイスに座って待ち続けた。。
結局、返事が来たのは2時間後の11:00になってからだった。
どんだけ待たせんじゃい!!
てか、大使館が閉まる!!
コレで全ての書類が揃ったと言っていたが、不安だったので隣の代理店に行って、話を聞いてみるとやはり申請用の書類が1枚必要とのことだった。
急いで申請書を記入し大使館に行くと、すでに呼ばれている番号は140番だった。
せっかく110番を取ったのに無駄になりそうだった。
再びタッチパネルを操作してみて、インフォメーションと言う項目があったのでそれを押した。
するとすぐに番号が呼ばれたので中に入っていくコトが出来た。
しかし、すぐに止められ「ニュー、チケット!!」と受付のオバハンに片言で怒鳴られて追い出された。
感じ悪…。
結局、新しく番号取り直して出てきたのは192番だった。
ようやく、中に入れたのは13:00。
窓口に行くと書類を受け取ってくれたのだが、バスのチケットのコピーが必要だと言われた。
それがなければ14:00以降に出直しだとのことだ。
今からすぐに向かいの代理店でコピーをとってくるから、すぐに入れてくれるようお願いしたが、それはできないとの事だった。
必死に朝7:40からココで待っていると言うコトを伝えて何とかしてくれぇぇぇぇぇ!!!!と拝み倒して、「ちょっと待ってなさい。」と言割れたので、少し待っていると、受け取りは15日ねと言うことだった。
なんとか受領してもらえて、受け取りは3日後の15日になった。
ビリニュスを出るバスが15日の19:00なので、出国当日それまでに取りに来なければならないようだった。
ようやくビザの申請が終わった。
長かった。
実に長かった。
ビザを申請するまでに6時間もかかってしまった。
無事に申請を終えた安堵感に包まれるとドッと疲れが出た。
スーパーに寄って、ビールを買ってベンチに座って飲んだ。
疲れた…
まだ昨日の体調不良から完全に回復していないのか、なかなかベンチから離れられなかった。
ようやく重い腰を上げて、ホステルへ向かった。
寝不足も相まってか、身体が重い。
階段を上がるのが、まるで標高何千メートルの土地にいるように感じる。
目は半開きになり、口で呼吸するために口も半開き。
きっと顔色も悪かっただろう。。
ようやく階段を昇ったところで通りすがった女の人が何か言った。
「あれ…もしかしてヤッケンさんですか…??」
何、言ってんだ…この人。。
ヤッケンサン…??
ヤッケンさん…
あぁ、オレ…ヤッケンさんだ…
「はへ??ドコかでお会いし…」
「ブログ読んでましたよ!!まさか、ココで会えるなんて!!芸能人に会ったみたい!!」
え、ちょ…何!?
ゾンビみたいな顔してすれ違ったの超恥ずかしいんですけどー!!
芸能人に会ったみたいなんてステキコトを言ってくれるお姉さま、ミナコさんがちょうど自分も知りたかった洗濯物についてレセプションに聞きに行くというコトだったので、一緒にレセプションへ。
どうやら、洗濯機が壊れてるらしく近場のコインランドリーを教えてくれたけど、車で15分て!
歩いてなんぼやねん!!と思わず鼻で笑いながら心の中でツッコんでしまった。
「近所のホステルに貸してもらえないか頼んでみたら??かしてくれると思うから。」なんて、小学生でも納得しないようなコト言ってるので、「そのホステルに貸してもらえるか電話して聞いてください。値段も。」と冷静にツッコミというよりも、大丈夫ですかー??あなたー??という気持ちが多分に含まれた言葉を言ってしまった。
「乾燥機が壊れてて使えないけど、洗濯で3ユーロ(約339円)よ。」って。
もう言葉が出ませんでした。
ビショビショのまま洗濯物持って帰って来るんですか??1.5km歩いて??そんなツッコミは口から一切出ませんでしたけども。あはは。
面白いねえ。
あれ…何か事実を書いてたんだけど、文章にしたら冷たい感じになっちゃった??
ベッドに入って少し横になり、復活するとミナコさんが共有スペースに居て、少しお話をした。
どうやら、オレは南米のイメージらしい。
確かになんだかんだ言って南米も長かったもんな。
3か月で充分だって言ってたのに、1年以上いたもんな。。エヘヘ
そして、ミナコさんから1つの提案を受けた。
「明日、一緒にトラカイ行きませんか??」
「虎飼い??」
「トラカイです!お城が有名なところです!」
「あぁ!!湖の上にあるヤツだ!」
「そうです、そうです!!そこいきませんか??」
「ん〜明日、十字架の丘に行こうと思ってたけど…明後日でもイイんだよなぁ。。行きますか??」
「ぜひ!」
「じゃあ、明日トラカイ行きましょう!!」
というワケで、明日トラカイへトラカイ城を見に行くコトに!!
旅は道連れ、世は情け…
こういう出会いって、面白いよな〜!!
日本で決まった日常生活を送ってたら、なかなかこういう話の発展になるのは難しいもんな!!
ん〜こういう刺激、タマんないです♪
「あ、あんな所に気球が…」
「ホントだ…!!」と言ったのと同時にiPhoneで写真を撮ったのは生粋のブロガーだなって自分で思ってニヤけてしまった。
よし、明日トラカイに行くと決まったら、今日は何か精の付く食べ物を食べよう!!
ピザ…
昨日に引き続き、またしてもピザ。。
だ、だって…昨日90セント(約101円)の中途半端な冷凍ピザ食べたら、本物食べたくなっちゃって…
だって、コレで3.5ユーロ(約395円)なんだよ…!!
しかも、注文してから目の前でキレイなお姉さんがコネコネしてくれて、窯とまではいかないけど、オーブンで焼いてくれるんだよ…!!
日本でこのサイズ注文したら3,000円弱するよね〜!
しかも、キレイなお姉さんがコネコネしてくれるってんなら、追加料金取られちゃうよね〜!!
お姉さんのコネコネを見ながら飲むビールは美味い!!
しかも、ビールのお値段、0.99(約111円)!!
ČILI PICAありがとう!!
ČILI PICAはリトアニアのチェーン店なんだって!
こっそり、本当のコト…言ってもいいかな??
ピザを食べたくなった理由が、ベラルーシのビザについて調べ物しまくっててビザって文字をたくさん見過ぎたからってコトを。。
ピザを食べて満足したら、明日のトラカイについて調べ物。
急に行くコトになったから、行き方とか何も知らないからね…!!
明日は小旅行楽しみだ!!
To Be Continued →
ベラルーシインビテーション…25€
ベラルーシ保険…3.2€
証明写真…3.5€
申請書類…0.2€
バス(ビリニュス〜ミンスク)…10€
カミソリ…5.31€
ビール…1.65€
バス…1€
ピザ…3.5€
合計…62.36ユーロ(約7,054円)
ベラルーシ領事館:Baltarusijos Respublikos ambasada, konsulinis skyrius
住所: Muitinės g. 41, Vilnius 03113 リトアニア
HP: lithuania.mfa.gov.by
電話: +370 5 213 2255
営業時間: 日〜水10:00〜23:00、木〜土10:00〜0:00(※店舗によって異なるので注意)
ČILI PICA
住所: F. Šopeno g. 1, Vilnius 03211 リトアニア
HP: cili.lt
電話: +370 5 233 1021
営業時間: 月〜金8:30〜12:00
Day1039 世界一美人大国ベラルーシのために観光ビザGETだぜ!!
2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!
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