Day857 これから始まる生○生活!!

Day857 2016.3.14 メキシコシティ21日目

はいはい、今日は月曜日なので、路上はお休みー。

今日は先日フーターズ童貞を卒業させてくれた(→Day854 セクシー姉ちゃんに囲まれてヒドい顔になってる。)イワナミさんのお誘いでお出かけです。

『Yamasan Ramenの前で待ち合わせましょう。』とメッセージを頂いたので、コレはラーメンを食べられるチャンス!!と思い、グーグルマップで場所を探してみると、そこに表示されたのは、“本日休業”の文字。

え、え、え…休業？？

休みなの？？

DYKK(動揺隠しきれない)状態でイワナミさんに返信した。

『今日、休みって出てきましたけど大丈夫ですか？？』

『大丈夫です。待ち合わせだけなので。』

そ、そっか…と安心しつつも悲しい気分になったのは、きっと気のせいでしょう。

時間通りに待ち合わせ場所に到着。

コンデサ地区のYamasan Ramenのある通りには他にもたくさんのラーメン屋さんがあった。

コレは後日要チェックですな。

うむ。

そんなワケでイワナミさんと合流。

先日、お話に出たセイイチロウさんもやって来てくださった。

少し年上のセイイチロウさんは、メキシコシティに住みながらウェブ関係の仕事を自分でされているみたい。

話を聞く感じだと、自分がやってた仕事内容と良く似ていた。

とりあえず、お店に入りましょうかというコトで、向かいにあったお店へ入店。

店内には他にお客さんがおらず、屋上の席に案内された。

それにしても、オシャレな雰囲気のお店。

３月14日のホワイトデーに男３人で飲むにはもってこいのお店。

いやぁ、イイですねえ!!!!

ん、何か言ったか？？

とりあえず、ビールを注文してカンパイ。

前回に引き続き、音楽の話に花が咲く。

セイイチロウさんも音楽に詳しく、爽やかな見た目に反してロカビリーや正統派のロックンロールが好きなんだそう。

イワナミさんの音楽の知識、幅が広くて聞いているだけで面白い。

最近は、あんまり新しい音楽や自分の好きなジャンル意外の音楽を聞くコトが少なくなっていたから、とても刺激になった。

料理も美味しく、ついつい箸が止まらない。

ん、フォークだっただろって？？

言葉のアヤってヤツだよ！

「そうだ、生麺あるんだけど持ってく？？」

「え、生麺ですか？？」

「うん、試作品で色々作ってるんだけど、もう麺は食べたくないんだよね。もう食べ過ぎたよ。捨てるだけだから、あげるよ。」

そう話してくれたのはイワナミさん。

この前お会いした時に怪しい者じゃないからと名刺をお渡ししてくださったんだけど、そこに書かれていた名前から推測するにラーメン屋さんなのかなぁと思ってたんだけど、実は麺を作るお仕事をされてるとのコトだった。

「え、もし捨てるんだったらください！もう、ココのところまともなモノ食べてないんで。」

「おぉ、それなら帰りに取りに行こう。」

宴もたけなわというコトで、セイイチロウさんに別れ際に名刺をもらって後日コンタクトを取るコトに。

お店を出て、そのままイワナミさんの秘密基地に連れて行ってもらった。

本当にこんな所に麺を作るような場所があるのか？？と疑ってしまうような建物のこんな所に!!と驚いてしまう場所にイワナミさんの秘密基地があった。

秘密基地は清潔で電気も明るく畳３帖くらいのスペースに大量の小麦粉と麺の断裁機が置かれていた。

こ、これが製麺所!!

ラーメン大好き人間としては、コレだけでも興奮してしまう…!!

冷蔵庫の中に入れられたタッパーをいくつも取り出し、数字の書かれたメモを見比べながら、何個か取り繕ってくださった。

メモに書かれた数字は暗号のように思えたが、きっと水分量や使った粉の種類なんかが書いてあるのだろう。

「上に資材置き場があるから袋持ってくるね。」

そう言って、上の階へ上がっていった。

主の居ない合間にジロジロと見て回るのは申し訳ないなと思いつつも好奇心を抑えきれずにキョロキョロとしてしまった。

色んな試作品を作って、実験を繰り返して納得のいく麺を作っているのだろうなと推測できた。

「もう、ココにあるのほとんど持っていっていいから！」

そう言って、袋パンパンに生麺を詰めてくださった。

重量にしたら、どれくらいあるんだろう。

５kgは超えてるんじゃないかな。

袋の持ち手が、ちぎれそうになるくらいだったから。

「ホントありがとうございます!!コレでしばらく食いっぱぐれないですみます!!」

「スープは無いから、自分で何とか工夫してね。」

「はい、無い知恵絞って頑張ります〜。」

「じゃあ、今度はヤマサンラーメンにでも行こうか、連絡してね。」

「了解です!!ごちそうさまでした、ありがとうございました!!」

手に持った袋はめちゃめちゃ重かったけど、明日から生麺生活が始まるぞ!!

To Be Continued →