Day541 その発想はなかったわ…

Day541 2015.5.3 リマ10日目

妖精のお母さんの深夜参戦により、昨日も記憶は失われた。。

朝起きると既に妖精さんとお母さんの姿は無かった。

早朝にクスコに向かったらしい。

完全にアルコールが残った身体は重いどころか、宙に浮きそうなくらい。

これは二日酔いでは無く、完全に昨晩の続きといった感じ。

そんな状態でリビングに行くと新しくやって来た旅人の姿があった。

「うひゃひゃ、ちょ、何それ!?本気で書いてんの？？あっはっはーー!!!!」

「え？？」

「それそれ!!ちょっと立ってて!!」

「最ッ高!!小学生の上履きじゃないんだから!!あっはっはー!!」

「いや、これは宿で盗まれないように…」

おわかり頂けただろうか？？

サンダルに名前が書いてあるコトに…!!

しかも鼻緒の部分て!!

しかも、律儀に左に名字、右に名前て…!!!!

「は、腹痛い…!!」

「そ、そんな笑わなくても…!!結構、人の心に土足で入って来ますね!!」

「土足で入ってくるって、上履きと掛けてるの!?うやっひゃっひゃ!!!!」

「も、もうイイですよ！」

お茶目なミユキちゃんとカナちゃん。

こう見えてオレよりお姉さんなんだけどね！

最近、面白いお姉さんばっかだな！

あ〜我ながら迷惑な酔っ払いだな！

「さて、今夜飲む酒でも買いに行くか！」

「え、スーパー行きます？？」

「うん、行くよ。」

「お金下ろしたいんで、一緒に行ってイイですか？？」

「うん、イイよ。じゃあ、支度出来たら教えて。」

「もう行けますよ。」

「え…」

「ん…？？」

「そのカッコで行くの？？」

「ええ。」

「まじで？？」

「え、ええ。」

「そのカッコ？？」

「はい。」

「いくら何でも気抜き過ぎでしょー!!!!うぁっはっは!!!!」

「ダメですか？？」

「めっちゃ部屋着じゃん！」

「リマ危ないっていうんで、襲われないように…」

「オレも結構服装気抜くけど、そのカッコはオレだったらベッドの中だけだわ!!リビングにも出れない!!!!あっはっは!!!!」

「ちょ、言い過ぎじゃないですか？？そんなダサいですか？？」

「うん、死ぬほど。」

「わかりましたよ、着替えてきます。」

というワケで着替えてきたミユキちゃん(服飾デザイナー)とカナちゃんと一緒に行くコトに。

階段を降りた所に見慣れないケースが。

「あ、モルモットが居る！」

「ホントだ！久々にモルモット見たけどカワイイな！」

メトロに行ってお金を下ろすのに付き合って、ガソリンの確保完了。

さ、今夜も唄いに行くぞ!!

いつもの中華街へ行くも、人皆無。

何このゴーストタウン。。

一応、人は居るからやってはみるものの、まぁ結果は案の定。

１時間粘って10.6ソル(約409円)

あぁ、渋いぜ。。

宿に戻るとコーヤくんがナツキさんの家族にマッサージをしたお礼にとクイの丸焼きをもらったそうで、良かったらとお裾分けしてくれた。

頭とかそのまま…というか生前の名残が…

っていうか、コイツ…昼間見たヤツだ…

生前の姿、見た後にコレか…

す、すまなんだ…

味は意外にジューシーで臭みも無くて美味しかった!!

特にお宿桜子では親戚の方が養殖所的なモノをお持ちだそうで、新鮮なクイが手に入るそう。

そうか、昼間見たのは産地直送…鮮度抜群って状態だったのか…

クイさんに手を合わせたら、晩酌しましょう♪そうしましょう♪

そういえば、ナオキがやって来ました！

また明日には出てっちゃうらしいけど！

今日は妖怪妖精が居ないから、程よく酔っぱらって就寝！

To Be Continued →

あがり…10.6ソル(約409円)

宿代…33ソル(約1,266円)
酒…25.8ソル(約990円)
雑費…4.7ソル(約180円)
合計…63.5ソル(約2,438円)