Day407 湧いて出てきた大金…

Day407 2014.12.20 ミュンヘン12日目

まじ寒い…

部屋のドアを開けっ放しにしながら、ブラジリアンガールたちがおしゃべりをしている。。

話すのは別にイイんだけどさ、何でドア開けっ放しかな。。

無言で起き上がり、ドアを閉める。

１度、部屋を出て行った女のコがまた戻って来て、開けっ放しにする…

そんな繰り返しで朝は始まった。。

昨日、そんなに飲み過ぎたかなぁ。。

って、オレ、ベッドに居る…!!

飲み過ぎたかなぁ。。って、飲み過ぎたんだよ、オレ!!

身体の中には大量のアルコールが残っているようで肝臓大先生の疲労感が否めず、ベッドから起き上がれない。。

結局、ベッドから起き上がったのは15:00を過ぎていた。

と、とりあえずやるコトと言えば、荷物チェックですね…違う？？

記憶無くした次の日にやるコトと言ったらコレでしょうがぁ。

【泥酔あるある】次の日起きて、荷物チェックしがち♪

ケータイ、財布、カメラ、ギター、イヤホン(意外とイヤホン失くしがち♪)…

良し、無くなったモノは無い。

あぁ…ケンさんにもらった、どん兵衛が胃に染みる…

誰が吞ん兵衛じゃいッ!!

オレか……

何も言えねぇ……

今日は土曜日。

早めに路上に行こうと思ってたんだけど、まぁ予定は未定というコトで結局遅くなってしまった。。

いつものタール地区の聖霊教会の前で準備をしようとすると顔見知りのホームレスが話しかけてくる。

「ホワイトソーセージは寝起きの１発…！」

ふむふむ…彼女との朝活は身体にイイらしいと…つまり、他のバスカーがココでやってて警察に捕まったと。。

まじかよ。

どうしよ。。

他の場所を見てみるも他のバスカーが既に陣取っていて出来る場所が無い。。

しょうがない、逮捕覚悟でココでやるか。。

案の定来ましたよ。。

「ポリス。」

「はぁ。」

警察だと言って見せて来た身分証明書を覗き込むとすぐに隠した。

「ドイツのポルノは世界一ィィィィィ!!」

「英語話せますか？？」

「ムリ。」

こいつら絶対に警察じゃない。

学生証みたいな身分証見せられてもねえ。。

「シティホール、パーミッション。」

「ココ、パーミッション無くても出来る場所なんですけど。」

「オーケー。」

意味分かんない。何がオーケーだよ。。

てか、お前らの顔、完全にジプシーなんですけど。。

完全にコイツら偽物。

ふざけんなよ。

ばーか。

そんなコトがありつつも続けるのだけど、今日はとんでもない強風。

身体が持っていかれるレベル。

北風と太陽か！って程に歩く人たちが衣服をキツく着込み、身体が縮んでいる。

もちろん反応も良くない…というか最低レベル。

やってて全然モチベーションが上がらない。。

そんな所に日本に住んでいたというピーターさんがやってきて、おしゃべり。

途中、みぞれなんかも降ってきて痛いレベル。

場所を移動したりして、何とか出来るかなという感じ。

結局、トータルで２時間半くらいしか出来ず。。

てか、強風に煽られてギターケース飛ばされて２ユーロ飛んでったし。。

もう最悪や…！

もう帰ろう。。

荷物をしまおうとギターケースのポケットに手を突っ込むと違和感が…

何だろ…？？

しわしわな10ユーロ札が１枚…

２枚…

３枚…

７枚…

１枚足りないィィィィィィィィィィィィィィ!!!!

って、お岩さんネタって、どれくらいの人に通じるんだろ…

じゃなくて…

え…

何これ……

まじで何これ…

70ユーロ出てきよった。。

え…昨日、何があった？？

酔っぱらって、色々あったのはうっすらと覚えてるけど、何この70ユーロ。。

喜びの前に恐怖。。

まじで何も悪いコトしてませんようにまじで何も悪いコトしてませんようにまじで何も悪いコトしてませんようにまじで何も悪いコトしてませんようにまじで何も悪いコトしてませんようにまじで何も悪いコトしてませんようにまじで何も悪いコトしてませんようにまじで何も悪いコトしてませんようにまじで何も悪いコトしてませんようにまじで何も悪いコトしてませんようにまじで何も悪いコトしてませんようにまじで何も悪いコトしてませんようにまじで何も悪いコトしてませんようにまじで何も悪いコトしてませんようにまじで何も悪いコトしてませんようにまじで何も悪いコトしてませんようにまじで何も悪いコトしてませんようにまじで何も悪いコトしてませんようにまじで何も悪いコトしてませんようにまじで何も悪いコトしてませんようにまじで何も悪いコトしてませんように…

こ、こえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!

何なの、この得体の知れない70ユーロ…!!

昨夜の記憶を必死に手繰り寄せようとするも全然思い出せない…

戦々恐々というか、背筋が凍りそうになりながら、ホステルに戻ると同じ部屋のレイちゃんがお風呂あがりでオレを誘惑していた。

レイちゃん…

そういうコトですかぁ…こっちは金が湧いて出てきたんだ、買ってやろうか〜〜？？ｳﾍﾍ

うそです。

そんなコト一切思ってません。

今、ノリで書いてみただけです。

反省はしてません。

後で怒られないかという怖さはあります。

そして、そんなコト思う前にまじ恐怖です。何なの、このお金。

ワンコロみたいなレイちゃんにビールを与え、話に付き合ってもらいました。

まじでこのお金なんだろうなぁ。。

カタギリさんが、こっそり入れてくれたのかな？？

70ユーロが突然湧いて出てくるなんて、こんな美味しい話あるかよ！

To Be Continued →

あがり…66.65ユーロと謎の70ユーロ

ビール、コーラ…9.33ユーロ