Day369 2014.11.12 ミュンヘン41日目
ミュンヘンでEXPOがあるらしく、最低価格32ユーロという破格の追加費用で延泊したはイイものの、11:00に1回チェックアウトしなきゃならないらしい。。
面倒だ…
15:00まで作業をして改めてチェックイン。
何だか疲労が溜まってる感じ。。
22:00くらいには眠くなっちゃうんだけど、作業したりで結局遅くまで起きてるからな。
新しい部屋に移動して、少しベッドで休もうかと思って横になったら一瞬で眠りに落ちてしまった。。
気付けば16:20。
ヤバい…!!
15:30には宿を出て路上に行く予定だったのに…!!
急いで支度と言っても、ジャケットすら脱いでない状態で寝てたので、ギターだけ担いで宿を出た。
タール地区の教会の前で演奏開始。
人通りは少なく無いものの、反応は激薄。。
こんな渋いの久しぶりだな…
ノドの調子も悪くて、ガラガラしてる。。
こりゃ反応が薄くても仕方ないよ。。
向かいの銀行前で演奏してる人が終わったので、そちらに移動。
ココの場所は結構イイのかな??
多くは無いものの反応はある。
するとサキスがやって来た。
「いや〜…今日は最悪だよ。。ドコ行っても人は居ないし、出来そうな所が無いんだよ。。何時までやる??」
「俺も調子悪い感じだよ。今日は20:00くらいには切り上げようかな。」
「そっか、その後やって良い??」
「もちろん!また後で来てくれれば移動するよ。」
「それじゃ、後で!」
サキスと別れると、すぐに弦が切れてしまった。
ここの所、弦切れ過ぎ。
ブリッジの部分がおかしくなっちゃったのかな??
困った……
弦交換をしていると銀行のセキュリティがやって来て、ストップの指令が…
まじか。。
少し場所を移動して日本食レストランの横で再開。
誰もオレを止めてくれるな…!!
少し怯えながら演奏再開。
反応はぼちぼち。
ちょうど最後と思ってやっていた曲の最後で弦が切れてしまい、強制終了。
もう1弦の替えが無いや。。
結局、イマイチなまま20:00になってしまった。
サキスがやって来て、銀行の前で支度をしようとしてたから、事の経緯を説明。
「まじか…銀行の前を少しだけ移動してやるよ。他にトラブルはあった??」
「他は無いよ!大丈夫!」
「そっか、何も無い事を祈るよ!」
「そうだ、もうそろそろミュンヘン出るし、この前撮った写真送るから連絡先教えて!」
「もちろん!連絡取り合おう!」
メールアドレスを交換して、サキスの曲を2曲聞いて帰路に着いた。
昨日で定期も切れてしまったし、後何日滞在するか分からないから、定期は見送り。
歩いて宿に帰ろう。
そこにマルタから連絡が。
『アウグスブルクで泊めてくれるって友達見つけたから、明日泊まりに来なさい!』
急展開だな。
もともと木曜にとは言ってたものの、こんな流れになるとはな。
明日の宿も予約しちゃったけど、キャンセルだな。
1.2ユーロさようなら。
ま、新しい展開が待ってるんだろう。
いつものカールスプラッツの門にはクリスマスマーケットの準備が始まっていた。
今年の1月に来た時にも見たんだよな。
明日でミュンヘンを去る。
1番気にかかるのは…やっぱりミリアムのコト。
結局、前回会ってからロクに連絡もつかなかったな。
何回かメッセージは送ったんだけど。
ミュンヘンを去るまでに連絡が来なければお終い。
それで良い。
今回、彼女と会った時に感じた違和感はきっと気のせいじゃない。
“忙しい”と言って連絡が付かない間にテルアヴィヴの男と遊んでたみたいだし。
悲しいかな、物理的な距離は心的距離も遠ざけてしまうらしい。
彼女への情熱がオレを動かして海を渡らせた。
フランスでの辛い時間も彼女のためならと頑張れた。
そして、今回の旅も彼女に会うためにあったのだと信じたかった。
どれも数年経てば、青臭い考えだと思うようになるし、こっ恥ずかしくなるんだろう。
でも、それだけ好きだったって証なんだよな。。
甘酸っぱい思い出は、締まりの悪いパンドラの箱にそっと仕舞っておこう。
時々、フタが緩んで胸を締め付けるんだろうな。。
To Be Continued →
あがり…23.81ユーロ
Day369 空風は恋心に爪痕を残して…
2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!
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