Day253 2014.7.19 フィレンツェ19日目
昼間、スーパーに買い出し。
イタリアに限ったコトじゃあないけど、ヨーロッパの特に南の方は太陽に近いような気がする。
暑過ぎてスーパーまでの道のり、片道10分間が遠く感じられる。
キンキンにクーラーが効いたスーパーに入ると生き返るような心地がした。
クーラー万歳。
クーラーが目の前にある状況で使うか使わないかと言われたら、絶対使っちゃうよな。。
朝食用のレギュラーメニューと命の水ことビールを大量に購入。
これもイタリアに限ったコトじゃないけど、ヨーロッパでのビールの安さは以上。
安いと70円くらいで買えるもんだから、コーラなんか買うようりも断然こっちのが安い。
ありがとうヨーロッパ。
ありがとう麦酒。
大量に購入したビールを入れたバッグが肩に食い込むが、命の水と信じ切っている俺には、この重ささえも元気の源のように感じられた。
汗を垂らしながら、来た道を戻った。
ホントたかだか20分の道のりなんだけど太陽の暑さが奪うエネルギーはハンパじゃない。
作業をしながらウトウトしてしまった。
失ってしまったエネルギーをビールで補充して路上へ。
今日は遅めの出勤。
22:00からスタート。
カブール通りにて。
今日も今日とて、パトカーがよく通る。
その度にギターをしまう。
その素早さ疾風の如し。
最早、路上の物売りにも匹敵するレベル。
唄っているとニューヨークに住んでるポールおじさんが、ニューヨークに来たらビール奢ってやるから連絡しろと名刺をくれた。
こういうのはホント嬉しいよね。
向こうも観光で他の国で来ていて、お互いが知らない土地で出会う。
そして、彼らの…または自分の国で再会をする。
ニューヨークに行くのは楽しみだったけど、その楽しみがまた増えた。
頑張ってニューヨークまで辿り着くぞ!
それにしても今日ははやけにお札が入る。
5ユーロ札、10ユーロ札が入る。
まじフィーバー。
何があったんだ??
ありがたいんだけど…!!
フィレンツェで唄っていると観光客も多いので、色んな国の人が居る。
台湾人やアメリカ人、モロッコ系の人など、様々な国の人たちが居て、自分の演奏を聞いて頑張って!ありがとう!と言ってコインを入れてくれる。
それに比べて日本人は頑張ってね!と声をかけるだけ。
声を掛けてくれるだけマシなんだけど、物珍しそうに遠くから写真だけ撮っていく人も多い。
まぁ、路上文化が無いから仕方無いかもしれないけどさ、一声掛けてくれたら嬉しいのにな。
何も言わずに撮って(しかも遠くから)いくだけじゃ盗撮と変わんないじゃん。
自分が遠くから撮られたら文句言うんだろうにね。
俺の場合はもうジャンジャン撮っていってくれて構わんのだけど。
その代わり、変な日本人が居た!ってFacebookにでもアップして欲しいな。
あと、韓国人は資金距離で凝視してガッツリ写真を撮りまくって行ってしまう。
恥ずかしいとかないんだろうね。
結構バシバシ撮って行っちゃうのは、なかなかの根性だと思うよ。
日本人も変わんないけど。
お金も嬉しいけど、今日はブラジル人のカップルが座って聞いてくれたのが嬉しかった。
他にも白人の女のコが2人座って聞いてくれた。
それを取り囲むように更に15人程の人が輪になって聞いてくれて、これだけの人が足を止めて聞いてくれると緊張するが、その分気合いが入る。
けど、気合い入れると力んでしまって、上手いコト声が出ないので、なるべく脱力して唄うコトを心掛けた。
あまりお金にはならなかったけど、この状況はお金には代え難い。
逆にお金を出してもなかなか経験の出来ないコト。
心から嬉しいと思った。
聞いてたよ、イイ旅をと言って10ユーロ札を渡してくれる人が居たりして2時間半しかやらなかったけど、良いあがりになった。
片付けていると、同じくギタリストのマリアーノが声を掛けてくれた。
こうやって初めて会う人たちと関係が出来ていくってのは、路上をやってるから生まれるコトなんだよな。
ホントに路上やって良かったと思う。
ツラいコトも多いけど、その分人が味わえないコトもたくさんあるんだもんな。
人と同じ方向を向いて歩いていくコトも大事だけど、人とは違った道を厳しい思いしながら歩くコトも意味があるんだよな。
あがり63.77€
To Be Continued →
Day253 写真撮るならFacebookにでも載せとくれ。
2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!
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