ウザいエジプトの中でもウザいと言われるアスワンの人の実態は…

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Day1703 2018.7.8 カイロ〜アスワン

夜行列車の中では、ほとんど眠るコトが出来なかった。

耳栓をしていたんだけど、そんなモノ意味が無いくらいにエジプト人はよく騒ぐ。

エジプトの子供は何時まで起きてるんだって、いつも思うんだけど列車の中でもそれは変わらなかった。

2:00くらいまで、ずっと騒いでたんだけど、親も周りの大人も誰1人として注意なんてしないし、それが普通なんだろう。。

郷に行ったら郷に従うしかない。

ようやく落ち着いたと思ったら、今度は大人が乗務員とケンカし始めるという…

朝の4:00ですよ。。

しかも、完全に悪いのは乗客側。

1等車の空いてる席にお金も払わず勝手に座ってるんだから、そりゃオバサン…あなたが悪いですよ。。

それなのに一向に悪びれるそぶりもなく、大声でまくしたててバトってる。

ヒジャブをしてるから、そこから見える目が怖い。

やっと収まったかと思ったら、今度は次のオバサンたちが同じ理由でバトり始めた。

横の席と後ろの席…

頼むから別の車両でやってくれ。。

はぁ、ナイルの流れは悠久だなぁ。。


そんな感じでナイル川を眺めながら14時間かけて、ようやくアスワンに辿り着いた。


やっと到着したぞ〜!!

って、めちゃくちゃ暑い!!

肌が痛い!!

それもそのハズ…

この時期のアスワンは気温が50度まで達する地域。

年間降雨量も世界一少ないという灼熱の土地なのだ。

今日は幸い42度止まりらしいけど、それでも暑いもんは暑い!!

てか、42度って!!

こりゃ、しんどいぞ〜!!

今日の予定としては、このままスーダン領事館に行ってスーダンビザの申請をして宿のチェックイン。

もし、今日スーダンビザの申請が出来ないとなるとアスワンで足止めをくらってしまう。

というのも、スーダン領事館の開館時間がややこしいからだ。

開いているのは月・火・木・日の9:00〜12:30のみ。

さらに申請してから2営業日後の受け取りとなってしまう。

今日の日曜日に申請が出来れば火曜日受け取り。

明日になると木曜日受け取り、さらに面倒になると火曜日申請の日曜日受け取りとなってしまう。

それがあるので、今回急いで2連続での夜行移動となってしまったのだ。

さて、スーダン領事館へ!!

こっから気を引き締めていかないとな…

というのも、アスワンを訪れた旅人がみんな口を揃えて言うのがエジプト1ウザい、ムカつく、殴りたい…

普段、そんな過激なコト…過激なコトは書くのはやめたけど…を言うような人じゃなくても、それだけ言っちゃうくらいだから相当なんだな。。

世界三大ウザい国の中で1番ウザいって、それだけでビビるわ…

プラットフォームを歩いていると早速タクシーの客引き登場。

「タクシー??」

「ノー。」

以上。

あれ、意外とあっさりしてるな。

コチラをチラチラ見てくる一般人。

何か差別的なコト言われるかもな…

冷静に対処…無視だ。

「ウェルカ〜ム。」

「ウェルカ〜ム。」

「サ、サンキュー。。」

あれ…それ以上の絡みが無い。。

普通に笑って、ようこそって言ってくれてる。。

いやいや、駅を出てから本番だ。

「タクシー??」

「ノー。」

「どこまで行きたいんだ??」

「スーダン領事館。」

「50ポンド(約300円)だ。」

やっぱりボッタクって来たな。

事前情報だと20ポンド(約120円)で行けるらしい。

最近のガソリンの値上がりからしても上乗せしてるな。

「いくらなら行くんだ??」

「20ポンド。」

「ノー、35ポンド(約210円)だ。」

「30ポンド!!」

「ノー、あっちに乗り合いバンが走ってるから、そこまで行きな。2ポンド(約12円)で乗れるから。じゃあね。」

あれ…全然食いついてこない。。

まぁ、こうなったら乗り合いバンで行くのもアリだな。

ちょうど、そこの通りにバス会社のオフィスがあるみたいなので、スーダンの国境沿いの町ワジ・ハルファまでの料金を調べつつ行くか。

にしても、やっぱ炎天下の中荷物を持って歩くのは暑すぎる。

すぐに汗が吹き出てくる。

見落としたかな〜と思っているとバス会社が3軒現れた。

アスワンからワジ・ハルファまでは以前の情報だと180ポンド(約1,080円)だけど、値上がりしてても200ポンドちょいって感じかな…

最初の2軒は300ポンド(約1,800円)、3軒目は250ポンド(約1,500円)とのコトだった。

コレは言い値なので、交渉次第で安くなるみたい。

交渉はビザをゲットしてからでイイかな。

とりあえず、大通りに到着したので、止まっているバンに片っ端から声をかけた。

1台目
「あ〜こりゃ行かないね。向こうに聞いてごらん。」

2台目
「ん〜行かないね。向こう向こう、サハリサハリ!!」

3台目
「お??おう、行くか。乗ってけ。」

若干、乗客が不安そうな顔してたけど、とりあえず乗ってみるか!

「荷物は上乗せてくれ。」

そう言ってバンの上を指さした。

やっぱ、そうなりますよね〜。。

バンの上に荷物を担ぎ上げて乗せたけど…大丈夫かな。。

カイロでの交通状況を考えると運転も荒かったりするだろうし…

荷物転がり落ちたら、電子機器ダメになりそうだな。。

でも、しょうがない…!!

バンに乗り込んだら出発!!


窓の外を走る車たちは、やっぱりエジプトっぽい。

家族4人の4ケツバイクは面白かったな〜。

乗り合いバンの中では、乗客同士でお金をドライバーに送るシステムになっている。

値段もよく分からないので、タローくんと2人分で5ポンドを前の人にお願いして渡した。

最悪1人5ポンド取られたとしても約30円。

納得出来る金額。

問題ない。

そう思っていると、お釣りで2ポンド返ってきた。

まさかの運賃1人1.5ポンド(約9円)。

安っ!!

てか、ちゃんと返してくれるとか!!

そこに驚き!!

グーグルマップで現在地を確認しつつ、目的地周辺で降りるコトにした。

乗客のほとんどが降りてしまっていて、残っていたのはタローくんを含めて4人。

その内の1人が一緒に降りて、荷物を下ろすのを手伝ってくれた。

「よし、カモン!スーダン領事館に行きたいんだね??ついておいで!急いで道路渡らなくても大丈夫だからね!」

お、おう…案内してくれるのか。。

大丈夫かな??

チップ要求されるパターンか。

少し握らせればイイか。。

「あそこに建物が見えるだろ??スーダンの国旗がかかっている所ね。そこが領事館だよ。ココを真っ直ぐ行って、建物の角を左に曲がった所に入口があるから、そこから入れば大丈夫だよ!わかった??じゃあ、気を付けてね!楽しんで!!」

「あ、あう…ありがとうございます…!!!!」

え、ちょっと待って??

まじでただのイイ人??

めちゃくちゃ親切!!

英語もスゴい達者で分かりやすいし!!

「アスワン、ヤバいっすね。。」

「ヤバいね。みんな、めっちゃ親切じゃん。1ミリもウザい所が無い。」

「めちゃくちゃ順調に来れちゃいましたね。時間的にも余裕っす。」

「こんなあっさり来れるとは。。」

前情報との大きな違いにイイ意味で面を食らってしまったけど、とりあえず申請に行こう。

スーダン領事館の前には大勢の人たちが書類を持ってたむろしていた。

順調に来すぎて、まだ開いてないのかな??

一応、スタッフらしき人に聞いてみると扉を開けて中に入ってくれとのコトだった。

荷物検査も何も無く中に入ると、大きい荷物は下の玄関の所に置いてくれと言われただけで、すんなり申請に関する話が始まった。

申請に必要なのは、50ドル、パスポートのコピー(顔写真のページ、エジプトビザのページ、延長している人はそのページも)、証明写真2枚だけとのコトだった。

事前に用意しておいたんだけど、ココに来て初めてエジプトビザのページのコピーも必要だと知った。

領事館内にコピー機があるだろうと思ったら、教えてくれたのは外の文房具屋的な所だった。

「ちゃんと見つけられるか不安だね。」

「そうっすね…」

「暑いし出たくないね。」

「オーケー、カモン!一緒に行くぞ!」

やたらフレンドリーなおじさんが連れていってくれるコトになった。

こりゃ、助かる。

目の前にあるモスクの反対側に文房具屋があるみたいで、そこに連れていってくれた。

おじさんがアラビア語でやり取りしてくれたんだけど、分かったのはコピー機が壊れてるというコト。

「オーケー、次に行こう!」

2軒目にやってきて、またアラビア語のやり取り。

結果はコピー機が壊れてるというコト。

そんな連チャンで壊れてるとかあるか〜??

「オーケーオーケー!ネクスト!!」

「次は動いてるコトを願うよ〜。」

「レッツゴー!!」

まさかのね…3軒目もコピー機使えない。

「ノープロブレム!レッツゴー!」

いやいや、コピー機めっちゃプロブレムやん…!!

大通りを挟んで更に奥まで進んだ所に4軒目のお店があった。

さすがにココは動いててくれよ〜。

「オーケー!動いてる!!」

「よかった〜!!」

「領事館にコピー機くらい置いといて欲しいすよね〜。」

「ホントそれね。」

無事にコピーを済ませ2枚で2ポンド(約12円)のお支払い。

なぜか3枚コピーしてたタローくんは1ポンドという謎の計算システム。

さすがエジプト。笑

大通りを戻って、領事館へ。

申請する場所には自分たちの他に10人。

申請用紙をどこでもらえるのかと思っていると、また別のおじさんが渡したパスポートから色々と書き込んでくれて、途中まで進めてくれた。

申請用紙に書き込んだのは、名前、生年月日、住所、生まれた場所、国籍、パスポートの取得場所、期限スーダンに行く日付、宿泊先、今までにスーダンに行ったコトはあるか?くらいだったかな。

日付は早めに、宿泊先は適当に“Khartoum Youth Hostel”と書いておけば問題無いみたい。

サササッと申請用紙に書き込んだら提出。

50ドルの支払いは受け取りの時とのコト。

「じゃあ、こっちの部屋で待っててね〜。ココにあるのは全部スーダンのモノなんだ。」

そう言って案内してくれた部屋で待機するコトになった。




どうして、こんな形のモノばっかなんだろう。

オレとタローくんとオーストラリア人男子。

しばらく待っても何の音沙汰も無い。

1時間ほど待っても何も無し。

ちょっとスーパーに行ってコーラでも飲むかぁ。。

1リットルのコーラが8ポンド(約48円)。

こっちも物価は安そうだ。

戻って更に1時間。

「こりゃ、ワンチャン今日中の発行ありそうっすね。」

「じゃなきゃ、こんなに待たされないもんね。」

「他の人のブログでも待たされたなんて話出てないですもんね。」

「これで今日ゲット出来たら、明日移動出来るもんね。」

「そうっすね。じゃないとスーダンのハルツームでエチオピアビザが問題っす。」

「まじ??」

「あそこも金曜と土曜休みなんですよ。」

「え、俺たち着くの木曜の午後じゃない??とするとまんま2日間足止めか〜。そりゃプロブレムだね。」

「そうなんですよ。外国人登録も3日以内だったらしなくて済むらしいんすけど、3日超えると登録して追加のお金払わないといけないんで、プロブレムっす。」

そんな話をしているとドアの向こうから申請を受け付けてくれた人が入ってくれた。

「ソーリー。今日のビザ発行は出来ない。明後日の火曜日に来てくれ。システムがプロブレムだ。」

「まじか〜!!ココでプロブレムか〜!!」

「やっちまいましたね〜。」

「何の2時間だったんだ〜!!まぁ、しゃあないな。。」

「謎の待機時間でしたね。12:30になるんで、もしかしたら…って思ったら案の定でしたね。」

「とりあえず、火曜日に出直しで今日明日は休もう。」

さて、荷物を担いだら真上からの太陽の光を浴びてグングン育つぞ〜って、頭が沸騰してきたかな…

めちゃくちゃ暑い。

Tシャツの色が汗で全部変わってる。

ふらっふらする。

さすがに40度超えはレベルが違う。。

1kmの道のりを20分くらいかけて、ようやく宿に到着…のハズなんだけど、看板も何も無いし。。

近くの商店のおじさんがオーナーのデイビッドに電話をしてくれたので、分かってるハズなんだけど。。

建物も合ってるハズ…

仕方ない上まで昇ってみるか。。

え…この階段どこまで続いてるの??ってくらい、延々と上まで上がる7階くらいまであるんじゃ…

結局、「デイビーッド!!デイビーッド!!」と言いながら降りても反応なし。

2階まで降りてきたところで「ヤッケンさーん!!」とタローくんの声が聞こえた。

「いたー??」

「まさかの地下です。」

「まさか!!」

「写真見る限り全然地下っぽくなかったんですけどね。」

「全然、地下って発想なかったわ。」

「デイビッドの奥さんに連れられて地下へ。

3部屋あって2部屋がドミトリー。

1部屋が2ベッドルーム。

今回はそこに泊まるコトにした。

変な作りのベッド。


コレで1泊72ポンド(約432円)。

やっとたどり着いた〜!!

荷物を降ろして、ベッドに倒れ込む。

う、動けねぇ。。

よくよく考えてみると一昨日の夜に夜行バスでダハブからカイロに移動して、カイロの駅で色々あって宿に向かって、考古学博物館行って、カジノ行って、夜行列車での大騒動があって、アスワンに着いて、そのままスーダン領事館行って…

濃いな…

濃厚だ。。

こりゃ、一休みしないと何も出来ん。。

ベッドに横になって寝ようとするも身体が興奮状態で全然眠れなかった。

さらに考えてみると一昨日の夜にダハブでゴハン食べてから何も食ってない。

腹…減ったなぁ。。

でも、この暑さの中で外に出たくないなぁ。。

実は今日ポケモンのコミュニティデイだったんだけど、それを諦めるくらい体力も気力も擦り減ってる。。

あのポケモン狂いのヤッケンがコミュニティデイに参加しないなんて…

色違いのサングラスかけたゼニガメ…欲しかったなぁ…

さすがにゴハン食べないと力が出ないな。。

行くか。。

宿から大通りに向かった所に何軒かお店があったので、そこに行ってみるコトにした。

外に出ると日差しが強い。

よく、こんな所に住めるよなぁ。。

日本人が移住したら大半は死んじゃうんじゃない??なんて話をしながらレストランへ。

日中は暑すぎるのか開いているお店も少なくて、数少ない開いているレストランに入ってチキンを頼んだ。


コレで35ポンド(約210円)。

久しぶりのゴハンが身体に染み渡る。

食べるって大事だな。

どんどんエネルギーが湧いてくる気がする。

お腹いっぱいになって、店を出てスーパーに寄って水と非常食用にポテトチップスを購入。

宿に帰ったら、そこから作業開始!

Wi-Fiが繋がらない!!

エジプトだからね。。

エジプトはどこもWi-Fi弱め。

コレはもう諦めてたんだけど、まさかのSIMカードの電波も地下だから入らない!!

コレはマズい。。

オフラインで出来る作業をとりあえずしてたんだけど、どうしても明後日までにアップロードしておかないといけないモノがあったので、カフェに行くコトに。

さすがに日が沈んで、涼しくなってきたせいか通りに活気が出てきた。

シーシャでも吸いながら作業するか…と思い値段を聞いて驚愕。

4ポンド(約24円)。

安っ!!

フレーバー付きのものでも10ポンド(約60円)。

ダハブのメイン通りだったら80ポンドとか60ポンドとか言われて、ローカルエリアの最安も20ポンドだったのに、更に安いなんて!!

エジプトの底力は計り知れんなぁ。。

ファイルが重くて、なかなか思うようにアップ出来んかったんだけど、もう23:00を過ぎていたので、宿に戻るコトに。

途中、美味しそうなエジプシャンピザがあったので、食べてみるコトに。


コレで10ポンド(約60円)。

なかなか美味い。

店員はフレンドリーだし、なかなかイイお店でした。



さ〜て、今日はもう寝るか…と思ったんだけど、作業を始めたら止まらない。

結局、4:30まで続けてしまった。

さすがにコレからの移動を考えたら、明日はゆっくり休まないとな。

アフリカは体力勝負!!

マラリアとかの危険もあるから、ちゃんと睡眠と食事を取って、あまり無理をしないようにしよう。

To Be Continued →

乗り合いバン…1.5ポンド
宿代(2泊)…144ポンド
ランチ…35ポンド
スーパー…24ポンド
シーシャ…6ポンド
紅茶…4ポンド
ピザ…10ポンド
雑費…30ポンド
合計…259ポンド

スーダン領事館


住所: P.O.Box 11843 Aswan، 12 El-Sadat, Sheyakhah Thaneyah, Qism Aswan, Aswan Governorate 11843 エジプト
電話: +20 97 2307231

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