Day160 人生を豊にする方法〜芸人の宴〜

Day160 2014.4.17 ナポリ８日目　
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今日はヨージさんが友達を呼んで、日本食パーティーをやりたいとのコトなので、昼から買い出しに行って準備に取りかかる。

お世話になってる家主のエマも明日から南の島へ向かってしまうので、お礼も兼ねて日本食とは何たるかをお教えしよう。

台所の魔術師YAKKENと呼ばれた俺の腕が光るぜ。。

マンモーニ(ママっ子)は指を加えて見ていな…

「お待たせしまシタ、３分で作ったので、これくらいしか出来ませんでシタガ…唐揚げは今揚げてマスので、少々お待ちヲ…」

キューピー３分クッキングもビックリだぜ！
ありゃ、レシピに普通に20分煮込むとか言ってるからな。

台所の魔術師YAKKENの手にかかれば、ものの３分で完成!!

…………………………

あれ、額から流れてる汗はなんだろ……

え？？ウソの味がしますか…？？

ハハハ………またしょーもないウソをついてしまった……

ホントは台所の魔術師スージーOさんが長いコト準備に時間を費やして作ってくれました。

俺は買い出しと野菜の皮むきとカレーの手伝いくらいしかしてません。。

皮むきだけなら任せてください！
色んな皮を秒速で剥いてみせます!!

何だか知らないけど、皆で料理する時いつも皮むきの役目が回ってくるんだよなぁ…

スージーOさん指揮の下、YAKKENとKさんが馬車馬のように雑務をこなしていると続々と参加者が現れた。

みんなヨージさんの芸仲間でそれぞれ得意技を持っているらしい。

このお姉ちゃんはベリーダンスしながら炎を自在に操るらしい。
マジシャンズ・レッド、炎の魔術師ですね。

「ワタシに手を出したら、火傷するわよ。」

どうぞ、お願いします!!灰になるまで燃やしてくださいッ!!

話は自然とパフォーマンスの話になり、それぞれの技の見せ合いになった。

「お前はカンタンテか？？何か唄ってくれよ！」

「来ましたか〜。。じゃ、１曲。」

「ブラボォォォォ!!!!いいぞ！！」

みんなパフォーマーだから盛り上げ方を良く知ってる。

緊張したけど、自分も芸を披露したら仲間の輪に入れたような気がした。

盛り上がってくれたし、良かった…！

でも、コイツに全部かっさらわれましたよ。。

パパの肩車でダンスミュージックに合わせてノリノリで踊るベイビー!!!!

こりゃ反則だよ！！可愛過ぎる!!!!

踊りながらキャッキャ笑うなんてぇぇぇぇぇ!!!!

これが世に言う”萌え死”ですか？？

やられました。

お酒も程良く入って、会はお開きに。

「いやぁ〜今日のパーティー大成功っすよ。」ｷｭｯｷｭｯ

「そう言ってもらえて良かったわ。」ｼｬﾘーﾝ

「いやぁ、お疲れ様でした。」

「ニー」

「そういや、ヨージさんってバルーンで何でも作れるんですよね？？」

「そうだね〜大体イマジネーションで作れちゃうね〜。」ｷｭｯｷｭｯ

「どんなのウケるんですか〜？？」

「よし、イタリア人に超ウケるヤツ作ってあげよう。」ｷｭｯｷｭｯ

そう言って、肌色に近いバルーンを取り、ニヤニヤしながら高速で作っていく。

「だはーーーーー!!!!何すか、これ!!もしかしてアレですか？？」

「si,si,si(yes,yes,yes)!!」ｷｭｯｷｭｯｷｭｯ

「女のコのも出来たよー！」ｷｭｯｷｭｯ

「いや、さすがにそれは…」

こうやって、技術や知識を持っていれば、生きていくコトはもちろん、人を楽しませたり感動させたりするコトが出来るんだなって今日は特に思った。

今日はパフォーマーたちが集まってたおかげで、終始笑いが絶えなかった。
何気ない冗談や一言添えるだけで、パッとその場が明るくなるを実感した。

彼らはプロだからコツを知ってるってのもあるけど。

でも、それってプロじゃなくても誰でも日常で簡単に出来るコトなんだよな。

たった一言でその場の空気を明るくしたり、和やかにする。

それが人生を楽しく豊にする大事なスパイスなのかも。

俺というスパイスも味わってみないか……？？

ウソです！ウソです!!コレはジョーダンですからぁぁぁぁ!!!!!

お目直しにコチラをどうぞ。。

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