Day1092 2016.11.4 アテネ3日目
さて、相性の全然良くないギリシャですが、せっかくアテネまで来たんだから観光しておかないとなぁ。
渋々ではありますが、街歩きしますか。
アテネの街はちょっと路地を入るとこんな感じ。
第一の目的地へ向かうためにバス停へ向かったのですが…
バスが全然来ない。
わかってますよー。
歩けばイイんでしょ、歩けば!!
3kmくらい何てコトないっすよー!!
路地を進んでいくとココがあのアテネとは思えないほどの数のアラブ系、インド系、中華系の人々でごった返していた。
何があるってワケじゃないんだろうけど、スゴい人の数。
みんなヒマなのかな。。
幹線道路沿いを生放送しながら歩いて、ようやくたどり着いたのがコチラ。
ハーレーダビッドソン・アテネ!!
重要な任務なのです!!
今回こそポーカーチップありますように!!
店内を物色して発見!!
ようやくポーカーチップにありつけたぜ〜!!
しかし、お値段3.5ユーロ(約404円)。
今までで1番高いんじゃないか…??
まったくギリシャはよぅ。。
無事にポーカーチップもゲット出来たので、街中に向かって歩きます。
坂道を下って、登って、さらにこんな場所を進んでいくと…
見えてきた!!
神殿!!
アレがパルテノン神殿か!!
パルテノン神殿を歩くのが夢の1つだったんだよな〜!!
けど、入場料が20ユーロするらしいので、中に入るのはパスです。
20ユーロて。
高すぎでしょ。
まぁ、いつかお金持って、また来よう。
また来るかな…??
演劇とお酒の神様バッカスの劇場。
オレに最適な神様だな。
入場料のかかるエリアを避けて柵の周りを歩きます。
そのまま向かったのはオリンポス神殿。
夕日に照らされてキレイだな。
そして道を少し戻って、坂の上へと続いていく道を進むと街を一望できる場所に到着。
今日もよく歩いたな。
生放送も4時間くらいしたのかな。
ココから街までは、すぐ近く。
そろそろ路上に行かねば。
宿に戻って路上の支度をして、昨日のモナストラキへ。
路上が出来そうな通りは21:00までお店が開いているそうなので、早めに行って場所取りするために20:30に到着。
すると昨日演奏していた人が既にスタンバイしていた。
フレンドリーそうなので、話しかけてみるとセルビアから来ているとのコトだった。
今日も演奏するみたいなんだけど、昨日ラップを爆音でやっていた人たちに対して結構イラついてたみたい。
そりゃ、そうだよな。
あんだけ爆音でやられたら音が重なってしまって演奏に集中できやしない。
21:00になって、お店が閉まったのでお互いグッドラックと言って、それぞれの場所に向かった。
少し通りを中に進んでいったところに決めて、演奏を始めた。
昨日に比べたら、全然イイぞ。
めちゃくちゃ反応がイイってワケじゃないけど、そこそこイイ。
30分くらい演奏していると黒人登場。
「ココで演奏したいんだけど、ズレてくれないか??」
「まだ30分しかやってないんだ。向こうの方でやってくれないか??」
「ココじゃなきゃダメなんだよ。」
「昨日見たけど、爆音でやってて音が重なるんじゃない??あそこでやってるパフォーマーも昨日かなり苦戦したそうじゃないか。」
「今日は音を絞ってやるからさ。」
「移動したくないな。」
「移動手伝うからさ。ココじゃなきゃダメなんだよ。向こうには民家があるから。」
「じゃあ、オレも出来ないじゃないか。」
「キミは大丈夫だよ。」
「何で大丈夫なんだよ。」
「頼むよ。手伝うからさ。」
そう言って、雑に荷物を持とうとする彼の手を止めた。
あぁ、本当に面倒くさいな。
仕方なしに移動した。
車1台通れるか通れないかの狭い場所に移動するコトになった。
めちゃくちゃ、やりにくい。
あぁ、もう…
イライラしてくる。
こんな状態じゃイイ音楽なんて出来ないよ。
深呼吸をして落ち着かせようとしたけど、黒人の演奏がココまで届いてくる。
ヤロウ…
「どうだ??大丈夫か??」
「大丈夫じゃないよ。音が重なってるよ。」
「わかった。もう少し下げるよ。」
そう言って戻っていった。
“わかった。もう少し下げるよ。”と言った言葉は何だったのか。
全然音量が下がりやしない。
あぁ、もう本当に面倒くさいな。
ヤツらの音に翻弄されながら演奏を続けたけど、全然ダメだ。
もうしょうがない。
最後の曲にしようと思ったところで急に話しかけられた。
「あれ、日本人ですか??」
日本語で話しかけられたけど、顔立ちは日本人とはかけ離れいた。
日本好きのギリシャ人だった。
日本のバンドが好きだそうで、X JAPANの曲を唄うと超興奮してくれた。
3人で来たんだけど、2人は何か話があるらしくエレニだけが残って聞いてくれていた。
ビールの差し入れをもらったり、話しながら演奏したんだけど、いささか黒人の音楽に飽き飽きしてきたので、遊びモードで楽しんだ。
ビールを飲みながら、思いついたフレーズを弾いたり。
酔いも回って、PPAPをやってみたり。
チップは入らなかったけど、ウケてたな。
やっぱり知ってるんだねぇ。
その内、友達が戻ってきて、ギター弾かせてと言うので渡すとなかなかイイものを弾いてくれた。
「何か日本のバンドの曲弾きましょう。」なんて言うので、XのSilent JealousyやRusty Nailを彼が弾いてオレが歌った。
2人とも超ハシャいで、めちゃくちゃ楽しかった。
こんなセッション、今までなかったからね!
それからも色んな曲を楽しむだけのために弾いて歌って、こんなのもアリだなと思えた。
久々にお金のコトに頭を支配されずに純粋に音楽を楽しめた気がする。
「今日これから、どうするの??」
「特にプランは無いよ。」
「じゃあ、片付けて飲み行こうか!」
「いいね!」
一旦ホステルに戻って荷物を置いて、飲みに行くコトにした。
友達と待ち合わせしてるらしく、駅に向かうとロックな感じの友達が3人気だるそうに待っていた。
話をすると時折盛り上がるんだけど、基本気だるそうな感じで不思議な連中だったな。
もう終電の時間が迫ってきてるらしく、これで解散するか5:30まで遊んで待つかという選択になったんだけど、そこにまさかの選択肢が加わった。
エレニの家にこれから向かうか。
それも面白そうだな。
それにエレニの家は空港から近いみたいだから、明日空港に行くのに便利かも??
エレニの家には日本人がよく泊まりに来るみたいで、遊びに来てくれて全然構わないよ!とのコト。
よし、行くか!!
急いでホステルに戻って荷物をまとめてチェックアウト!!
駅までダッシュで向かったんだけど、残念ながら終電は行ってしまったみたい。
ならばタクシーで行こう!!とすぐにタクシーに乗り込んでエレニの家へ。
餅の焼き方教えてよ!なんて言われたけど、餅って焼くだけじゃないの??
2人には言わなかったけど、オレ…餅好きじゃないから15年以上食ってないし、分かんないんだよな。。
「いつもレンジでやるんだけど、ガムみたいになっちゃうんだよ〜。」と言ってレンジから出てきたのがコチラ。
うん、確かにガムだ。
「レンジでやるなら、水を少しかけてラップしてチンした方がイイと思うよ。」
「え〜めんどくさいね〜。」
「またガムになっちゃうぞ。」
また、そのままレンジでチンしてガムが出来上がってました。
結局、朝の6:00くらいまでしゃべって用意してくれた部屋に入って寝ましたとさ。。
To Be Continued →
あがり…24.27€
ビール…2.94€
ポーカーチップ…3.5€
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