Day1032 2016.9.5 バルセロナ2日目〜イスタンブール
今日はバルセロナからイスタンブールへ!!
その前にバルセロナでやり残したコトが…
それはバルに行くというコト!!
もちろん、バル自体は行ったけど、昨日10km歩いて見事にフラれまくったから、生放送のリスナーさんに教えてもらったMaiteaというお店に行ってみるコトにするのだ!!
ちなみにコチラのお店、バスク料理が有名なバルらしい!
バスク地方ってのは、スペイン北部とフランス南部の国境近くにある地域のコトを指して、その土地柄料理が物凄く美味しいとのコト!!
そんなバスク料理のお店を手軽に食べられるバルがあるのなら行かないワケにはいかないでしょう!!
サン・セバスチャンとか行ってみたいな〜!!
というワケで空港までの移動時間を差し引いて、与えられた時間は40分。
果たして、飛行機のチェックインに間に合うのだろうか。。
いつもギリギリで何とかなってきたから大丈夫でしょう!!
全ての荷物を持って、メトロに乗ってやってきました、Maitea!!
とってもひっそりしてらっしゃいますけど、やってるのかな…
恐る恐るドアを開けると…
店内、誰もいない。
スタッフが来たので「やってる??」って、のれんをかき分ける動作を加えて聞いてみたら「何飲む??」って聞かれたので、お店はやってるよう。
「あ〜、まだ時間早いからボカディージョスだけだけど良い??」
ボカディージョってのは、ピンチョスみたいな感じでパンに具材が乗っかっていたり、挟まっていたりするもの。
残念ながらタパスは食べられなかったけど、せっかく来たからいただきますか。
ビールを注文して、ケースの中に並べられたボカディージョスの中から、まずはコチラをピックアップ。
サーモンのボカディージョ。
まずはビールで喉を潤して、一口…
何じゃ、こりゃ…
なめてんのか…??
いや、なめられてんのか…??
一言だけ言わせてくれ。
すみませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
なめていたのはオレの方だったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!
サーモンがめっちゃとろける!!
そして、サーモンだけだと思ってたんだけど、口の中に広がる大海原の香り。
サーモンだけじゃない!!
よく見てみるとカニのサラダが上のパンの裏側に塗りたくられていたッ!!
そこにレタスのシャキシャキ感も歯触りがとてもイイッ!!
完全に計算し尽くされている。
コレがシェフが発明したものでなく、ただの伝統的なモノだよ…なんて言われたら恐ろしすぎるぞ、バスク料理ッ!!
美味い、ホントに美味いッ!!
食べるのも止まらないし、ビールも進んでしまう!!
ビールのおかわりと共に次のボカディージョをピックアップ。
オムレツ!
ツナと迷ったんだけど、スペインと言ったらオムレツかな〜なんて単純な思考でチョイス。
スペイン来て、オムレツ食べてなかったからね。
再びビールで喉を潤してから一口。
ドロリ…
お、お、おぅ…!!
ふわっふわ、とろとろのオムレツがとろけていくぅ〜!!
中身は何だ??
タマネギ、キノコ…それにこのコクは何だろう。。
コレは作りたての温かい時に食べたら、きっと何倍も美味いんだろうな〜!!
あぁ、もっと色々食べたい!!
食べたいんだけど、このボカディージョ意外と大きくて手のひらくらいのサイズあるので、2つ食べたら満足。
3つ目食べたら苦しくて空港行けないと思い、これにて打ち止め。
ボカディージョスで、これだけ美味しいってんだから、タパスはどんだけ美味いんだ!!
恐るべし、バスク料理ッ!!
お会計はビール2杯とボカディージョ2つで7.7ユーロ(約878円)。
ボカディージョは1.6ユーロ(約182円)均一ってんだから、お得だ!!
ぜひ、バルセロナに来た際は、このMaiteaを訪れるコトをオススメするッ!!
オレも次回来た時は、もう少し遅い時間でキッチンが開いてる時間に再訪したいと思うッ!!
さて、満足満足♪とのんきなコトを言ってる場合ではなく、空港に向かわねば。
急いで電車に乗り込み、スムーズに乗り換えが出来たコトで無事に時間よりも早く空港にたどり着いた。
コレだったら、もう1つボカディージョ食べれたなぁ…なんてコトを考えながらチェックイン。
そして、ある1つの重要な質問をした。
「今回のトランジット、17時間半あるんですけど、トランジットホテルの用意ってしてくれますか??ターキッシュエアラインズのホームページで国際線で10時間以上のトランジットがある場合は使えると見たんですけど…」
「そうね、使えるわ。イスタンブールに着いたらゲートを出た先にあるターキッシュエアラインズのホテルカウンターに行って、そこで手続きしてください。」
「よかった〜空港の中に17時間以上いるとか意味わかんないですからね!そんな地獄見るハメにならなくて良かった〜!!」
よし、何とかなりそうだ!!
初めて自分の荷物運ばれてるトコ見た。
いつも同じ安定の機内食。
そして、イスタンブール到着。
何か白装束の人たちがいっぱい。
お祈りの時間なのか、床にマットを敷いてあちこちで同じ方角を向いてお祈りをしている。
尋常じゃない数なんだけど。。
機内に置いてあった冊子なんだけど、まさかのイスタンブールのデモ特集。
今いるアタテュルク空港を取り囲んで、戦車が車轢いてたり、血流してる人がいっぱい居る写真がたくさん載ってたんだけど…
どうして、これからイスタンブールに行く人に見せるかなぁ。。
どういう神経なんだろう。。
最近、問題のイスタンブールである。
オレにとっても問題のイスタンブールである。
そう、今回イスタンブールで17時間半のトランジット、乗り継ぎ待ち時間があるのだ。
17時間半って何なの??と思うでしょうが、何なのって思っているのはオレ自身もである。
むしろ1番思っている。
まあ、とにかくイスタンブールに着いたらホテルカウンターに行って、チケット見せりゃ豪華4つ星ホテルとかにご案内して頂いちゃって、夜のプールサイドでマティーニが入ったカクテルグラスを傾けながら憂いを帯びた瞳を持ったエキゾチックガールと目が合って「こんばんは、楽しんでるかい??」なんて話しかけて、「実は…」てな具合に悩みを聞いて「その話の続きはベッドでしようか。キミのためにとっておきのワインを買ってきてあるんだよ。」なんて言ってぇぇぇぇぇぇぇぇ…
「7ユーロね。」
よし、免税店でワインは買った。
あとはホテルをゲット出来れば万事OKなのである。
チェックインカウンターのお姉さんも大丈夫って言ってたし、結構あっさりもらえるんだろう。
入国スタンプをもらって、トルコ入国〜。
ゲート出て右の方に進んでいくとありました、ホテルカウンター。
順番を待ち、搭乗券とパスポートを出す。
「何をお求めですか??」
「トランジットが17時間半あるので、ホテルの手配をお願いします。」
「少々お待ち下さい…無理ですね。」
「今回のホテルは4つ星ですか??5つ星ですか??……え??」
「今回のトランジットでホテルは提供できません。」
「何で??」
「確かにトランジットは17時間半ありますが、明日の10:30のバルセロナ発イスタンブール行きがあります。それに乗ればトランジットは4時間です。なので、ホテルは提供できません。以上。」
「いやいやいや、往復でチケット買ってて、今乗ってきた便しか無かったんですけど。もし、それがあるって分かってればそっち乗りましたよ。」
「弊社側のシステムのエラーで表示されなかったのかもしれないですね。」
「だったら、そっちのミスなんじゃないですか??」
「そう言われても何もできないです。次の方。」
まじかよ。。
オレのホテルでのラグジュアリー生活が…
こんな1回ポッキリで諦めるかよ。
時間は22:00。
多くの従業員が退勤のチェックに来ている。
というコトは窓口の人間も変わる可能性も高い。
イライラはするが、ココで気を荒立てちゃダメだ。
一旦、外の空気を吸いに行こう。
気持ちを落ち着かせて、中に入ろうとしたら、セキュリティーに止められて別の入り口に行くように促された。
そちらのドアに行くと、荷物検査。
またやるのかよー!!
めんどくせぇな。。
きっとデモとかテロの影響なんだろう。
空港内に入るだけでも荷物検査が必要みたいだ。
ホント、テロとかデモとかカンベンしてくれよな。
人畜無害な人間にまで、こうやって迷惑をきたすんだから。
非暴力な方法で解決策を模索していきましょうよ。。
再び、ホテルカウンターへ戻ってきた。
さっきの人と多分変わっている…
顔覚えてないや。
とにかく再チャレンジ!!
「何をお求めですか??」
「トランジットが17時間半あるので、ホテルの手配をお願いします。」
「少々お待ち下さい…無理ですね。」
「今回のホテルは5つ星とは言わないけど、4つ星くらいがイイなぁ。」
「今回のトランジットでホテルは提供できません。」
「何で??」
「確かにトランジットは17時間半ありますが、明日の10:30のバルセロナ発イスタンブール行きがあります。それに乗ればトランジットは4時間です。なので、ホテルは提供できません。以上。」
「いやいやいや、往復でチケット買ってて、今乗ってきた便しか無かったんですけど。もし、それがあるって分かってればそっち乗りましたよ。」
「弊社側のシステムのエラーで表示されなかったのかもしれないですね。」
「だったら、そっちのミスなんじゃないですか??」
「そう言われても何もできないです。何か言いたいコトがあればカスタマーサービスセンターに行ってください。」
く、くそう…
結局、ダメなのか。。
最後の望み、カスタマーサービスセンターに行くか。
このところのターキッシュエアラインズの感じを見ると行ったところで無駄だろうけど。
チェックインカウンターの近くにあると聞いたので、向かってみたけど見当たらない。
近くにいたターキッシュエアラインズの職員に尋ねてみた。
「あっちよ。」
言われた方に向かう。
無い。
ターキッシュエアラインズの職員に尋ねてみた。
「あっちよ。」
言われた方に向かう。
無い。
ターキッシュエアラインズの職員に尋ねてみた。
「あっちよ。」
言われた方に向かう。
無い。
ターキッシュエアラインズの職員に尋ねてみた。
「あっちよ。」
言われた方に向かう。
無い。
ターキッシュエアラインズの職員に尋ねてみた。
無いじゃ無いか!!
事務室まで乗り込んで「カスタマーサビスセンターはココですか??」と尋ねた。
「空港内にはカスタマーサビスセンターは無いよ。」
無いのかよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!
職員、全員並べ!!
全員、正座だ!!
お前ら、もっと自社について詳しくなれ!!
しかも職場だろう!?
全員正座で1人ずつ鼻の頭に肛門スタンプしてやるぞ、コラァァァァァ!!!!!!!
終わった…
終わったよ。。
いや、これが始まりなのか。。
17時間半耐久レースの。。
諦めて出国ゲートへ。
いや、待てよ…そういや、ワイン買っちゃったんだよな。
液体だから持ち込めないのか??
近くにいるスタッフに聞いてみると、やはり持ち込めないよう。
免税店に戻って特別なビニールバッグに入れてもらいなさいとのコトだった。
そうか。
そうすればイイんだ。
1回のゲートに戻って、入ろうと思ったけど…
良く考えたら入れないじゃん。
それに、免税店って中にしかないじゃん。
どうやって、スペシャルなバッグもらうの??
あぁ、もうしんどいわ。。
逆走を試みるももちろんセキュリティーに止められる。
事情を説明するとパスポート預けたら言ってイイぞと言ってくれたので、急いでバッグをもらって礼を言って出国ゲートへ向かった。
謎の入国と出国スタンプ。
何だったんだろう。。
トランジットだけで嫌いになれる国、トルコ。
そんな風にも思えてしまった。
人気の少ないベンチを見つけて座りこんだ。
疲れた。
疲れたけど、まだこれからなんだよな。
ホテル泊まりたかったなぁ。。
ホテルでワイン飲むとか…
もう飲んじゃおうか。
ギター調整用のドライバーを巧みに操ってコルクを開けた。
エキゾチック女子と飲むハズが、空港の片隅で1人ベンチに座ってヤケ酒になるとは…
あぁ、世間の風は冷たいよ…ピープーパー
To Be Continued →
〜Maitea Taberna〜
住所: Carrer de Casanova, 155, 08036 Barcelona, スペイン
HP: maitea.es
電話: +34 934 39 51 07
営業時間: 月〜金11:00〜0:00、土曜12:00〜0:00、日曜定休
Day1032 17時間半トランジットor豪華ホテル!! vs ターキッシュエアラインズ

2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!

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