Day1346 2017.7.16 東京
あれはちょうど1年前、ニューヨークに居る時だった。
「世界で1番美味しいステーキを出す店があるから行こう。1,000日記念のお祝いに!!」と誘っていただいた。
そのお店は創業1887年と歴史は古く、ミシュランやザガットサーベイなど数々の星を受賞しているピータールーガー!!
ココのステーキが本当に美味かった!!
日本のサシが入った甘く柔らかい肉とは違って、噛み応えがありつつも噛めば噛むほど肉の旨味が溢れ出てくる…今までに味わったコトのない美味さだった。
その時のお話はコチラ→Day1001 “1,000日記念”のお祝いは予約も難しい超高級ステーキだっ!!
そして、日本にもそのピータールーガーの遺伝子を継ぐウルフギャングステーキがあるのだ。
コチラも本家ピータールーガーに負けじ劣らずの美味さで人気を博している。
そして、今回の本題。
さらに、本家ピータールーガーの遺伝子を継ぐお店が6月30日に日本に新規出店したというではないか!!
そのお店の名前はベンジャミンステーキハウス!!
誕生日のお祝いにまた誘っていただいたので、行ってきました!!
場所は六本木。
ミッドタウンのすぐ近く。
入口からして、何だか高級感溢れる感じ!!
ドアを開けて店内に入ると階段があり、地下がレストランになっていました。
壁にはアメリカの本店で撮られたと思われる有名人とオーナーの写真がズラリ。
アーティストたちに混ざって、安倍首相の写真もありました。
階段を降りるとスタッフさんが丁寧にお出迎えしてくれて、席に案内してくれました。
わお…!!普段、こんなテーブルクロスなんて敷いているテーブルで食事なんかしないから緊張する!!
しかし、ベンジャミンステーキハウスの売りは忙しいニューヨーカーたちがビジネスの合間のランチでも楽しめるくらい気軽に入れるというコトで、お堅いルールは一切なし!!という情報を仕入れておいたので、落ち着こう。2,3,5,7,11…
ベンジャミンステーキハウスで出されるお肉は、USDA(米国農務省)認定の最高級ランクビーフ「プライム」を独自の熟成庫で秘伝のドライ・エイジング製法により、最低28日間熟成したもの。
もう席に着いた瞬間に…いや、席に着く前から頼むものは決まっている。。
でも、とりあえずメニュー見てみますか。
コレがベンジャミンステーキハウスのメニューだ!!
コレがディナーとランチの共通メニュー。
ニューヨークのピータールーガーに比べるとお値段は高めの印象。
コチラはランチ限定のメニュー。
ココで注目すべきは、ランチ限定のベンジャミンバーガー!!
1日10食限定というコトで、数に限りがあるが、ランチタイムが終わるギリギリに来たお客さんが注文出来てたので、意外と注文できるかも??
さて、メインは決まっている。
サイドメニューはどうするか…
ピータールーガーの話になってしまうが、このサイドメニューの中で注文すべきものがあるというのだ。
それは、ジャンボベーコン。
しかし、このあと巨大な肉塊を食らう前にベーコンなんて…とチキってしまって、シーザーサラダプレミアムベーコン付きを選んでしまった。
そして、メインはもちろんステーキ・フォー・トゥー!!(ステーキ2名様分)
コレを頼まないヤツがいるとしたら、愚者!!
なぜ、ココに来てコレを頼まない!!と叱ってやるッ!!
懐かしのブルックリンエールを飲みながら、しばし待っていると遂にやって来た。。
見よ!!この神々しい姿を!!
まず最初にやってきたのはシーザーサラダ プレミアムベーコン付き。
スゴい!!
何がスゴいって、匂いだよ!!
ベーコンの燻された匂いふわ〜っと漂って来たと思ったら、濃厚なチーズの香りも漂ってきて、一気に食欲アップ!!
お皿に取り分けたら、いただきます!!
う、美味ぇ〜!!
濃厚なチーズの香りと甘みがソースと相俟って、レタスのシャキシャキ感、そこにベーコンの香りと食感、そして脂が口の中で混ざり合う最高のハーモニー!!
付け合わせで出してくれるパンが進んでしまう!!
このパン、ピータールーガーでも出してくれるんだけど、温かくて柔らかくってモチモチで真っ白なバターを付けて食べると美味いんだよな〜!!
今回出してくれたパンは、クルミの入ったパンとブラックシードが入ったパンの2種類。
ピータールーガーで1番好きだったオニオンが入ったパンは残念ながら無かった。
店員さんに確認しちゃったもんね。笑
そしたら、店員さんも「研修で本店に行った時に美味しくってパクパク食べちゃいましたよ〜。」って言ってた。
ぜひ、日本でもオニオンパンを用意してくれると嬉しいな〜!!
そして、ついにやってきました…
ステーキ・フォー・トゥー!!
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!
脂が黄金色!!!!!
この脂自身が最高のソース!!
興奮して発狂してしまった!!
店員さんが切り分けてくれて、お肉さまが目の前に!!
見よ、この断面を!!
絶対美味いヤツ!!絶対美味いヤツ!!
食う前から分かるッ!!絶対美味いヤツ!!
今回も焼き方はミディアムレア。
重なっている上がフィレで、下がサーロイン。
ココのステーキは2人前からの方がオススメなのは1つのお皿でフィレとサーロインを楽しむコトが出来るからなのだ!!
コチラの断面も美しい!!
さぁ、いざ実食!!
その前に見てくれぇぇぇぇ!!!!
この滴る血の色を!!
こんなに鮮やかなピンクがあるだろうか!!
永遠のモテカラー!!女子が信じちゃう色ッ!!
さぁ、口に運ぶぞ…
モギュ…モギュ……
何だこれは…
全然、違う。
全然、違うぞ…ピータールーガーとは。。
柔らかい。
肉が柔らかい。
あの歯ごたえがあって、如何にもアメリカン!!な感じで、噛めば噛むほど味が出てくるタイプの肉とは違う。
コレは日本仕様になっているのか??
しかし、コレはコレで美味い!!
絶妙な塩加減で外側がカリッとしていて、噛むと中からジューシーな肉汁が溢れ出てくる!!
美味すぎだろォォォォォォォォ!!!!!!
無我夢中で食らう!!肉をッ!!
赤ワインを追加で注文して、喰らい尽くす!!
店員さんに「お下げしてもよろしいでしょうか??」と聞かれても、断るッ!!
骨の周りの肉も美味いのだ!!
もうお腹がはち切れそうになったので、コレにてお開き!!
コレが肉を食らうというコトなのだよ!!
はしたないとか行儀が悪いとか、そんなチャチなコトは言っちゃいられない!!
コレが肉となってくれた牛さんに対する礼儀!!
食らう側の責任!!
いやぁ、お腹いっぱいで大満足。
このまま眠りたい。
最高の肉は眠りを誘うのだなぁ。。
お会計は…
サラダ、ステーキ、ビール2杯とワイン2杯で28,000円でした!!
さ、さすが世界に誇るステーキハウス!!
今回は誕生日というコトで連れてきていただきましたが、とても自分じゃ出せない…!!
六本木の一等地、輸入にかかるコストなど、やっぱりかかるモノがかかるんでしょうね。
チップ込みで160ドルだったから、ニューヨークのピータールーガーの方が安かったんだなぁ。
そのピータールーガーと今回のベンジャミンステーキハウス、どちらが美味しかったかと言われると難しい!!
というのも、ピータールーガーで食べた肉との食感が違いすぎる!!
コレばかりは個人差があるしな。
ピータールーガーで食べた、あの脂身の少ないガツンとした肉を噛んで噛んで味が広がっていく衝撃も忘れられないし、今回のベンジャミンステーキハウスの日本人向けの柔らかい食感、コレも捨てがたい!!
でも、今回のステーキの中でもピータールーガーで食べた肉に近い部分もあった。
それは骨の近くの部分。
脂が少なくて、噛めば噛むほど旨味が広がる!!そんな場所もありました!!
いやぁ、今回はコスト面も考えて引き分け!!
めっちゃ美味かった!!
また来たいな〜!!
今度はハンバーガーも食べてみたい!!
店舗情報:BENJAMIN STEAK HOUSE
住所: 〒106-0032 東京都港区六本木7丁目14−4
HP: benjaminsteakhouse.jp
電話: 03-5413-4266
営業時間: 11:30〜15:00、17:00〜23:00
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