Day533 2015.4.25 リマ2日目
荷物をまとめてチェックアウト。
とりあえず、2人部屋からだけど。
移動するのも面倒くさいから、このままドミに移るか。
夜中もガンガン音楽うるさいし、ハッパ臭いけど、そんなに気にならないし。
マサミちゃんが今日の夕方には出発すると言うので、近辺の観光に。
カッコイイのう…!
まず向かったのは“恋人たちの公園”。
公園中心にある大胆にキスをする恋人の像はまさに南米と言った所か…by 地球の歩き方
どれどれ、どんなもんよ??
わお、スゴい★ホームレスが寝転がってる!まさに恋人たちの…って、ヲイ!!
あ〜確かに大胆だわ〜。
濃厚だわ〜。
恋人たちの公園…
うん、面白くはない。
まぁ、ココに来たのはついでであって、本日の目的は“Punto Azul”というレストラン。
ウワサでは世界一美味いイカスミパスタがあるとかで有名なイタリアンのレストランなんだとか。
で、一皿のお値段が結構な値段だそうな。
ほぅ、ココがPunto Azulかね。
「では、いってらっしゃい。」
「行ってくるわー!!」
「適当にこの辺ぶらついて戻ってくるわ。」
「めっちゃ楽しみだわ〜!」
入口までお見送り。チッ
さ〜金の無いヤツはこの辺ぶらつくかーーーーー!!!!!!!!!!チクショ-
近くに商店があったので、とりあえずビール購入。
やけ酒だぜ、コノヤロウ!!
周辺をぶらついたものの、あるのは住宅だけで面白くないので、公園に戻ってビールを飲みながらギターの練習。
あ〜今頃、セビーチェとか海鮮リゾット食ってるのか〜。。
羨ましいぜ〜。。
まぁ、マサミちゃん短期旅行者だしな。
沈没し過ぎてて全然そんな風に見えないけど。
暖かい日差しが降り注ぎ、ゆったりとした時間に色を添える。
1時間半が経ち、ビールも無くなった…
レストランから出てきてないと思うけど、帰っちゃったかな〜。。
中見に行って、居なかったら帰るか〜。。
Punto Azul再び。
ドアボーイの見る目が冷たいのは気のせいか??コノヤロウ
階段を昇って2階に行くと隅っこに1人で苦しそうにしてるお姉さんが…
「何でもっと早く来てくれなかったの…??ウプ」
「知らんがな。帰ったと思ったわ。」
「2皿頼んだら量が多過ぎて、苦しい…」
「何て贅沢な…」
「もっと早く来てくれれば、もっとあげれたのに。これ食べて。」
「あ〜もっと早く来れば良かったわ〜。。ずっと下で待ってたわ。頂きます〜!」
どぴゅっ
最初に写真撮るの忘れてもうた。
「もうホントお腹いっぱい。ビール飲む??」
「いいの??」
「もう3本目でお腹パンパンだからさ!」
「そういうコトなら遠慮なく…!」
さすがイタリアン!
久々の”Peroni”!!
なんだけど、”Peroni Nastro Azzurro”ってラベルに書いてある。。
PeroniとNastro Azzurroって別ブランドじゃなかったっけ??
「プハーーーー!!!!美味しいものいっぱい食べてビールも飲んでお腹いっぱいで最高に幸せだわー!!カーーーーッ!!!!」
「ホント幸せそうですわ。姉さん。。今からどうする??出発夕方か夜でしょ??」
「どうしようかな〜。。飛行機自体は夜中なんだよね。」
「そっか〜。ラルコマル行って、ピスコサワーでも飲み行く??」
「イイね〜。でも、その前に休憩したい!」
休憩て…もしや3時間コースのヤツか……??
「か、かまへんで…ッ!!」
歩いてラルコマルへ。
広場にあるベンチに腰を掛けると速攻で横になって眠り出す姉さん。
爆睡ですやん。。
起きるのを待ちつつ、カメラの掃除をしたりしてたら1時間半も経っていた。
「そろそろ行こうか〜。ケツ痺れてきたし。。」
「ん??ん〜…良く寝た。」
ラルコマルの中にあるバーは全て高級店。
完全にペルー価格ではない。
おしっこチビりながら、ラルコマルを後にして、近辺のカフェを見つけて中へ。
注文したのは定番”ピスコサワー”と怪しさ満点の”マチュピチュ”。
ボ、ボリビアカラー??
どれどれ、味の方は…
見た目汚ねぇ…
リアクションお願いします、先生!
あざす!
ホント、こんな感じでした。
美味しくない。
なんか最近、ハズレばっかだなぁ。
てか、この辺の写真とかデートみたいだな!笑
そんなこんなで、すっかり辺りは暗くなり…
お別れの時間ですか。
本当に幸の薄い人だから、最後の最後で何か起こるんじゃないかと本人もオレも心配。。
とりあえず、無事に空港まで着いてね。
その後は、無事に日本まで辿り着いてね。
3月の新月にウユニで会って、それからずっと一緒に居たけど、一緒に居て本当に居心地が良かった。
お姉さんってのはあるかもしれないけど、気の抜けた所とかだらしない所全部含めて。
たくさん気を遣わせちゃったと思うけど…たぶん。。
ホントにありがとう。
それしか言葉が見つからないよ。
急に独りぼっちか。。
独りは慣れてる。
だけど、何て言うんだろう。
自分でも良く分からないや。
寂しさを埋めるようにバランコへ路上へ向かった。
昨日よりは人が居る。
警察にも止められない。
これなら…
そんな思いも通じず、酔っ払いたちが絡んでくる。
酔っ払いには慣れている。
だけど、今夜は…
「俺は悪いヤツじゃない。安心しろ。ただ、酒を飲んで踊りたいだけさ!」
「じゃあ、踊ろうぜ!!」
「ははは…」
「オイ、何だそれは??まじめにやれよ!」
「あ??コイツの歌聞いてやれよ!」
「このボリビア人め!」
「このクソペルー人が!」
ビールを掛け合い、殴り合い開始。
オレにもビールは掛かるわ、ケースもびしょ濡れ。
まじでカンベンしてくれよ。
「いい加減にしろ!!」
割れたビールのボトルを投げつけて叫んだ。
「てめー、悪いヤツじゃないって言ったろ??迷惑なんだよ!さっさと目の前から消え失せろ!!」
「悪かった悪かった…なぁ…」
「うるせぇ!!消えやがれってのが聞こえねぇのか!!」
「ただアイツが面倒でさ…」
「知るか!!」
「オイオイ、大丈夫か??」
んだよ…??
あ……同じ宿のヤツだ。
「何があったんだ??」
「いや、唄ってたらケンカ始まっちゃってさ。」
「大丈夫か??ケガは無いか??」
「その辺は大丈夫!」
「そうか、今から宿に帰るけど一緒に帰るか??」
「そうだね、今夜はもう弾く気が起きないよ。帰る。」
「よし、じゃあみんなで帰ろう。」
たまたま目の前を通った同じ宿の人たち。
もうこれ以上はよろしくないと思い、引き上げ。
タクシーに無理矢理7人詰め込んで乗り込んだ。
ムチャしてるな。笑
これが何だか面白くて、緊張していた糸がほぐれた。
タクシーは“ケネディ公園”の前で止まった。
「知ってるか??ココ、ネコ公園って呼ばれてるんだぜ!」
「何で??」
「見てみろよ。」
めちゃカワじゃん…!!
子猫盛りだくさん…!!
「よっしゃ、これから飲み行くぞ!!」
「まじかいな!」
「行くだろ??」
どうするかな…
何だか今日は疲れたし帰ろう。
こんな選択するのは珍しいけど、今日は酒要らないや。。
「今日はやめとくよ。何だか色々あって疲れちゃったからさ。」
「そうか。。宿までは分かるか??」
「iPhoneのマップ見て何とか帰るよ。」
「OK。じゃあ、また後で!」
よくよく考えたら3:00とかにiPhone持って歩くとか物騒極まりないよな。。
無事帰れたから良かったけど。
あの時、彼らに声掛けてもらって助かった。
あのままブチ切れてた可能性もあるし、オレに被害あった可能性もある。
その後も気を遣って色々話してくれたり。
物を失った寂しさは物で埋め、人を失った寂しさを人で埋めるというコトか。。
その種類は違うのだけれども。
To Be Continued →
あがり…161.25ソル(約6,110円)
ビール…4ソル(約151円)
カクテル…15ソル(約568円)
食材…10.9ソル(約413円)
雑費…4.7ソル(約178円)
計…34.6ソル(約1,311円)
恋人たちの公園
Punto Azul
ミラフローレス店。何店舗かあるらしい。
1皿40ソル(約1,515円)前後。ビール3本と2皿注文で105ソル(約3,978円)。
Day533 別れは寂しい…からの路上でケンカ…
2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!
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