Day936 ニューヨークの新居に必死の思いで到着…!!

Day936 2016.6.1 ニューヨーク６日目

気付いたらリビングだというのに12時間も寝てしまった。

ホントに疲れが溜まってたんだろうなぁ。

それでも、まだ寝足りない。

20時間くらい平気で寝られそうだ。。

今日から入居する部屋のオーナーとの連絡が取れない。

昨夜、グスタボの部屋のWi-Fiが全然ダメでWi-Fiを繋げに駅まで行ったんだけど、結局返信は無かったし。

これで今日キャンセル食らったら、マジでどうしよう。。

路頭に迷うってヤツだよな。。

最安の宿でも25ドル〜35ドル。

次の家が見つかるまで、ドミトリーのある宿に泊まろうかとも思っているけど、見つかるまでに３日かかったら100ドル近くかかる。

１か月500ドルくらいの部屋を探している身からしたら、アホらしくてしょうがない。

何としてでも、今日連絡付けなければ…

でも、グスタボの家にはWi-Fiは無いし、今日に限ってグスタボは出かけている。

というコトは１度家を出たらグスタボが帰ってくるまで家に入れない。

あぁぁぁぁぁぁぁぁ、どうして、こんなにもすんなりいかないんだ!!

16:00までグスタボの帰りを待ったけど、帰ってこないのでガマンの限界で家を飛び出した。

Wi-Fiが無いせいで連絡が取れず、その間にキャンセルを食らうなんてのもあり得る話だ。

現にニューヨークフィルハーモニーを見ている１時間の間に、ほぼ決まっていた部屋のドタキャンを食らった。

また１から探すとなると相当大変だ。

駅まで急いで行って、Wi-Fiに繋げた。

連絡は返ってきていた。

今日の18:00までに鍵の受け渡しが出来ないかという内容だった。

というコトは今が17:00だから、あと１時間…

ココから向かうと新しい家まで１時間以上かかる。

間に合わない。

Skypeで電話をかけると20:00までだったらOKというので、とりあえずグスタボからの返信を待つコトにした。

いつも無駄に几帳面なのにメールの返事は１度たりとも返してこない。

くそ…どうすりゃイイんだ。。

これから電車に飛び乗って１時間以上かけて行って鍵をもらって、また１時間以上かけてグスタボの家に戻って荷物を取って、さらに１時間以上かけて新居に向かうか？？

さらにグスタボが帰ってくるのが深夜だとしたら？？

バカらしい。。

それでも、鍵をもらいに行かなければ今日は宿無し確定だ。

くそぉぉぉぉぉ……

行くしかないか。

電車に飛び乗って、新しい家に向かった。

18:30過ぎに到着して、ようやくオーナーと会うコトが出来、無事に鍵をもらうコトが出来た。

どうやら、まだ家具などの搬入が始まってないらしく、これからなんだそう。

ベッドも注文しているけれど、届いてないらしい。

それに４部屋ある内の２部屋は決まってないらしく、１人は土曜からなんだと。

というコトは、しばし一人暮らしか。

それはそれで気兼ねしなくてイイからラッキーだな。

はぁ、それよりもこれからまた１時間以上かけて帰るのか。。

鍵をもらったら、再びグスタボの家へ。

まだメールの返事は無い。

頼むから家にいてくれよ！

ドアベルを鳴らすと返事があり、鍵が開いた。

メール返せよ!!

ベッドが無いというので、捨てる予定だったエアマットとブランケットをカバンの中に押し込み、調味料や水など横断中に余ったものを持って、グスタボの家を出た。

大きなビニール袋に調味料なんかを入れていたんだけど５分で崩壊。

余計持ち運びにくくなった。

というか、総重量がヤバいコトになってると思う。

普段の荷物が30kgオーバーなんだけど、水が５リットルと調味料が結構あるコトを考えると40kgオーバー。。

１度に全部運ぶなんてバカでしかない…

ニューヨークの駅、階段しかないんだけど、コレもバカなんじゃないの…

本気で引きずりながら何とか電車に乗った。

40kgあるけれど、生活に必要なものってコレだけなんだもんな。

東京の家を引き払って、実家に戻る時にハイエース丸々１台使って引っ越したけど、必要のない無駄なモノが多かったんだろうな。。

電車は、ようやく新しい家の最寄駅に到着した。

吹き出る汗をぬぐいながら必死に階段を登りきった。

あと少し…あと少し…と自分に言い聞かせながら歩を進めるのだけど、進めない。

１ブロックごとに休憩を入れて進んだ。

もう頭がおかしくなりそうだ。

まるで自分が苦難を背負ったキリストにでもなったかのような気分だった。

だいぶ涼しい夜のハズなのに汗が止まらず、目に染みる。

ようやくの思いで新居に到着。

すぐに荷物を投げ出した。

しんどい…しんどすぎる!!

荷物を運ぶのだけじゃなく、精神的に疲れた。。

連絡のやり取りって重要だ。。

すべてのコトがギリギリで決まるのは、もはやそういう星のもとに生まれたと思わざるを得ないのか？？

結局、家に着いたのは0:30だった。

もうダメだ。。

死ぬ。。

でも、エアマットレス膨らませないと。。

身も心も疲弊しきっていた。

こんなコトでボロボロになりたくないよ。。

でも、１か月住める家が見つかってよかった。。

To Be Continued →