Day866 2016.3.23 メキシコシティ30日目
いつもの如く、今日も生麺。
鰹節をかけて食べると、また一層ラーメン屋のラーメンに近付いて美味でござい。
したらば、今日はお出かけ。
ふふふ…ビールでも飲みにいこうよとお誘い頂いて、向かったのはインスルヘンテス!
先日、路上を見て気に入ってくれたソフィアから連絡があって、その時一緒にいた友達のルビーとやってきた。
23歳と19歳のナース…
す、すけべいな匂いしかしない…!!
「近くにクラブがあるんだけど、そこでもイイ??」
「どこでもイイよ。オレ、詳しくないし。」
「じゃあ、すぐそこだから行こう!」
クラブか〜クラブ…
クラブって、まだ時間は16:00ですよ…!!
こんな、真っ昼間からクラブなんて初めてだわ!
そんなワケでやって来たクラブなのですが、オープンと同時に入場。
結構な人数が列を作っていたんだけど、その理由が分かった。
16:00〜18:00の時間帯はハッピーアワーでビールが15ペソ(約96円)。
コンビニで買うよりも安いかも。
「何本飲む??私たちは3本くらいかなあ。」
「どうだろね〜。」
「じゃあ、15本で!!」
ん…??
2人が3本ずつ飲むとしても9本余るよな…
それ、オレが飲むのか…!?
バケツに突き刺さったビールを抱えてフロアへ。
さすが、インスルヘンテス。
ゲイの方々が、やはり多い。
日本で言う新宿2丁目だろうか。
飲屋街とオフィス街が隣接するから、立地的にいっても申し分無い。
みんな人目を気にせず、チュッチュしてる。
爆音の中、ソフィアたちとおしゃべりをしながらビール飲んでたんだけど、まぁ酔っぱらいますわな。
何せ、飲む量がハンパじゃない。
ぬるくなる前に飲みたいから、ついついペースが上がってしまう。
その内、良いが結構回ってきて爆音が心地よくなってきた。
自然と身体が動く。
「踊ろうよ。」
「いいよ。」
「結構踊れるんだね。」
「テキトーだよ。」
ビールの力で踊れてるような気がした。
踊り疲れて、外の空気が吸いたくなったので、外に出るとソフィアの友達がやってきた。
スーツを着てやってきたのはルイス。
ソフィアの1番の友達だと紹介してくれた。
ならば、そういう関係か〜。
と思ったんだけど、彼もまたゲイ。
ホントに多いんだなー。
4人で追加でお酒を買って、また飲みながら踊って、気付いたら結構な時間になっていた。
「これから、どうする??みんなでウチに来る??」
「どうしようかな〜。」
「ヤッケーン、まだ飲み足りないだろ!行こうぜ!!行くぞ!!」
「じゃあ、行くか〜。」
「あ、ココから1時間半かかるけど、よろしく。」
「まじか。。」
もう酔っぱらってたし、流れに身を任せるか…という感じ。
メトロに乗って、2回目の乗り換えをしようとした時、ルイスとルビーが別の場所へ行くと言い出した。
「何で、別のトコ行くんだよ??」
「やっぱ、今日は帰ろうかと思って。」
「せっかく、ココまで来たのに!行こうぜ!」
「また今度だな〜。」
何だか、よく分からない展開になってきたぞ…
ソフィアも結構酔っぱらってるみたいだし。。
「ソフィア、最寄りの駅まで送って、今日は帰るよ。」
「何で??ウチに来ればいいじゃない。」
「お父さん怖いんだろ〜??それに友達と約束あるんだよ。また今度飲み行こう。」
「えー、ホントに??」
「それか今夜飲み行く??」
「1回帰らないとお父さんに怒られるから。。」
「じゃあ、1回帰らないと。最寄りの駅まで送ってくから。」
そう言って、ソフィアを家の最寄りの駅まで送っていった。
「また連絡するから!」
「必ずね!!」
ふぅ…
何て紳士的な対応なんだ。。
カンペキだ。
カンペキだったぞ、この流れは。。
こんな紳士的な対応が出来るなんて、オレも大人になったってコトか。
今までだったら、きっと年下ナース2人を言葉巧みに3Pに持ち込んで、オレのティオティワカンがクワウテモック!!とか言って、ミルマスカラスの覆面だけ被ってベッドというリングでオレの華麗な飛び技でルチャリブレ!!3、2、1、ハッスルハッスル〜!!してたんだろうけど。
くぅ、これが漢ってヤツだな。
そして、友達との約束も守る。
そうそう、ホントに友達との約束があって、今日の夜飲もうって言ってたんだけど、すっかり遅くなってしまったな。
とりあえず、顔だけ出しにいこう。
そんなワケで、やってきたのはメキシコシティでも有名な日本人宿のサンフェルナンド館。
窓からリビングを覗くと…
居た居た。
ボムさんとゆきんこと…
あれ、マサトさーん!
実は2〜3日前から、マサトさんもペンション・アミーゴに居たんだけど今日からサンフェルナンド館に移ったみたい。
「あんた、酔っぱらってるでしょ。」
「いや、意外と酔ってないですよ。何なら、女のコをちゃんと送ってくくらいしっかりしてますよ。」
「確かに。思ったより酔ってないね。ボムと2人で泥酔してたら中に入れないで追い返そうって言ってたんだよ。」
「また、ヒドいコト言いますね〜。」
「ほんなら、とりあえず飲むか。」
ジャンケンで負けたボムさんとマサトさんに買い出しをお願いして…
って、マサトさんお酒飲まないのに!サ-セン
そんなこんなで、カンパーイ!!
いつもは酔っぱらわないボムさんが、今日は酔っぱらってる様子。
ココには書けないコトを連発、連発ゥゥゥ!!!!
呆れるゆきんこ。
何か、虫みたい。
「ボム、ボム!!あんたうるさい!!もう少し静かにしな!!」
「ん、静かに??」
「静かになんて…」
「やーーーー!!!!」
もう最ッ高!!
普段、大人しいボムさんが、すんごいおしゃべりしてて楽しそうで、でもやっぱ酔っぱらってて。笑
ハッスルハッスル♪
こりゃ、さすがにゆきんこ姉さんもすっぴんで降りてくるわ。
「ボム、ほんとうるさいから!」
「お前、ブログで酒豪キャラみたいな感じで書いとるけど、全然酒飲まれへんやんけ!!」
「ユ、ユキは別に酒豪じゃなくて、ビールが好きなだけだから!」
「うるさいわ〜!」
このやり取り、夫婦漫才…フフフ
姉さん、すっぴん写真使うな!って言ってたけど、見返してみたら使えるのが1枚もありませんでした。
使ったら、オレの心が痛み過ぎるので、モザイク入れて使わせて頂きやす。ニヤリ
いや〜、まじで楽しかった!!
もう結構な時間になってたので、帰ろうとするとボムさんが甘え出した。
「やっけん、帰ったらあかんで。ココに泊まってけぇ。宿代なら払うから。ソファかベッド使って寝てきぃ。こんな遅い時間に歩いたら、危ないで。」
「大丈夫っすよ。10分もかかんないですから!」
「ほんまか??寝てっても大丈夫やで、本当お金のコトなら心配いらんから。」
「すぐそこなんで、ホント大丈夫ですよ!」
「わかった。また明日も来い!明日も来んと知らんで!」
「わかりましたよ〜!明日また遊びきますね!」
「よし、そこの大通りまで送ってくわ!」
「ありがとうございます〜!」
大通りまで見送りにきてくれたボムさん。
振り返るといつまでも笑顔で手を振っていた。
見えなくなるまでずっと…
ボムさん、明日大丈夫かな。
To Be Continued →
Day866 すっぴんゆきんことボム蔵先生ご乱心。マサトさんも居るよ!!

2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!

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